
子どものころからの夢が小学校の先生になることでした。進路を考える時期になっても、その考えは変わらず、教員養成系の大学に進みました。子どもたちが「わかった」「できた」というときに見せる表情が好きで、ともに達成感を味わっていけたらという思いがありました。
自分が中学受験をするときに、四谷大塚にお世話になりました。大学卒業後、公立の小学校教員として勤務し、結婚を機に退職しましたが、子育てが落ち着いた頃にまた復職したい気持ちが強くなりました。そのようなときに、四谷大塚出版で採用募集をしているのを知ったことがきっかけです。中学受験の経験と小学校教員の職歴を生かすことができれば、と思いました。
子どもたちが自分自身が成長しているという実感をもてるような教材を作成できればと考えています。具体的にどうするのが一番いいのか、試行錯誤の毎日ですが、小学生が真剣に向き合い、能力を高めていけるような教材をつくれるように努力しています。使い込んだテキストをもった子どもたちを見かけると、「ありがとう」「がんばってね!」と声をかけたくなります。
中学受験がゴールではなく、大人になっても、四谷大塚で学んだことが役立っていると実感できるような教材をつくっていきたいと思っています。知識だけでなく、学ぶ姿勢を身につけられるような場でありたいと思います。
学生時代が一番楽しかった……ではなく、社会人になってからの方が真の意味の楽しさを味わえるようになった、と感じられるような道を選んでください。
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