四谷大塚は「予習主義」
四谷大塚の考える「予習」は、これから習うところを自分で理解して問題を解いてくることではありません。子どもたちは、疑問を持つとその解決のために想像力や創造力を働かせます。その繰り返しによって「論理的に課題を解決する力」が自ずと育成されていくのです。社会に出たら答えのない問題ばかり。でも誰もその答えを用意してくれません。だから、授業を受ける前に少しだけ教科書「予習シリーズ」を開いて、自分で考えて悩む時間[=予習]が、小学生のこの時期にこそ必要だと考えています。わからない問題に対して、今持っている知識・思考力で、少しでも正解に近づく努力をしてほしいのです。「予習」こそ、将来必要とされる論理的課題解決力を育てる最高の手段です。これが四谷大塚が「予習」にこだわる理由です。