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実施日

第1回 2019年4月29日(月・祝) 第2回 2019年6月16日(日)

集合時間

8:50 (開成12:40・桜蔭12:10終了予定)

実施会場

下記の四谷大塚各校舎
【開成】お茶の水校舎・津田沼校舎・南浦和校舎・横浜校舎・二子玉川校舎
【桜蔭】お茶の水校舎・津田沼校舎・あざみ野校舎

受験料

無料
※四谷大塚学校別対策コースの受験資格判定を兼ねています。

科目別出題傾向開成

2019年 開成中学入試問題分析【算数】

この20年の基本的な出題形式である大問4題構成に戻り,難易度も開成としては平均的なレベルといえる。合格者平均点が64.6点(76%,85点満点),受験者平均点が51.0点(60%)という結果から,14問中10問以上の正解は欲しい。合格者の多くは[1]の全問,[2]の(1),(2),[3]の最後を除く3問,[4]の前半2問は正解していた。出題内容は以下の通り。

[1]速さに関する問題(設問数3) 「Uターン」タイプの問題。速さと比は頻出分野だが,今年は開成にしては仕組みが単純で,計算量も少ない。ここで失点すると合格はかなり難しい。

[2]立体図形の切断・投影(設問数3) 直方体の切断(切断面が六角形になるもの)と投影図を組み合わせた,本質的な理解を求めるセンスある良問。単純な反復練習を繰り返すパターン学習だけでは絶対に対応できない問題に仕上がっている。

[3]道順に関する場合の数(設問数4) (1)と(2)の対応関係に気づいた受験生はどのくらいいただろうか。「解法の指針=出題者の意図」に気づけば容易に解くことができる。もっとも,(2)を単独で考えても特別難しい問題ではなく,並べ方の考え方を応用させたり,場合分けして丁寧に調べていくことで正解できる。

[4]論理・条件整理(設問数4) 設定がきちんと理解できれば前半2問は正解できるはずだが,問題文を「読めない」受験生は苦労したことだろう。最後の1問は緻密に論理構成を重ねていくと,たった1つの組み合わせ(答え)が求められるのだが,小学6年生にここまでの論理力を要求するのは酷かもしれない。


以上より,合格するために必要な要素は次の3つ。

① 長文を苦にすることなく読めて,短時間で題意を的確に把握する能力。

② 設問の流れを意識し,丁寧に段階を踏んで考える姿勢。

③ 一つひとつの問題の本質を理解してゆく学習姿勢!

2019年 開成中学入試問題分析【国語】

開成中入試では、一昨年は「中年男性の鬱屈した思い」、昨年は「ワーキングマザーの憂鬱」、本年は「小学3年生の少女を主人公とする物語」と様々なテーマから出題されています。また、昨年は適性検査型の文章と表(グラフ)の読み取りが出題されましたが、本年は物語文と随筆文の2題形式で、オーソドックスな国語の出題となりました。

問四 抽象度の高い表現理解

問四: 傍線部④「ありがとう、海」とありますが、なぜ茜は海に感謝しているのですか。説明しなさい。

解答例: 不可能だと思っていた家出が成功し、満足した思いでながめた海が自分にもっといろいろなことができるという自信を与えてくれたから

主人公の茜は、勝手な大人たちの都合でうんざりするほど退屈で、みじめな田舎暮らしを強いられ、果敢に「家出」にチャレンジしました。とはいえ茜は小学校3年生。「一人でどこかに泊まるなんてできっこない」と思いました。母親に「お説教を食らう」ことが分かっていても、「やっぱり帰るしか」ないと思っていたとき、「ビッグマン」という人物と出会い、「ビッグマン」の家に泊めてもらえることになります。問四は、茜が夜中に目を覚まして海をながめている場面です。

◆解答のポイント

☆コメント☆

文章の長さや出題テーマなど、傾向らしい傾向がないのが特徴です。どんな問題が出題されても打ち返すために地に足をつけた学習が求められます。

2019年 開成中学入試問題分析【理科】

大設問4題で,地学分野をのぞく3分野から各1題,残り1題は複数分野の融合問題。総小問数25題と問題数としてはやや少なめであった。分野的に例年4分野から1題ずつ出題されていたが,地学のみの大問が出題されていない点で,大きな出題傾向の変化があったといえよう。今回,70点満点中,合格者平均は65.2(93.1%)点,受験者平均は61.7(88.1%)点となり,合格者平均・受験者平均ともに昨年度よりも10%程度高くなっている。初見の実験・グラフが多く一見難しそうに見えるが,しっかり読んで考えればかなり易しい。近年の開成としては最も易しい問題であった。

[1]は複数分野の融合問題。水の状態変化を題材にした出題である。全問正解したい。もっとも,問4では凍った部分以外では密度が上がることに注意を向ける必要があり,不注意な生徒は落とした可能性がある。[2]は化学分野から,クロマトグラフィーに関する出題。深く原理を解明していけば学習範囲外であるが,説明と実験結果がしっかりと書かれた本問は簡単な問題といってもよい。全問とりたいところである。[3]は生物分野から,アリの習性に関する出題。ここでも,説明と実験結果,グラフをしっかり読めれば,基本的な内容である。誘導もしっかりしているので,ここでも,全問とりたいところである。[4]は物理分野から,熱の伝わり方に関する出題。問3に唯一の計算問題があったが,難しい要素は何も無い。ただし,問4以降に出てくるグラフが複雑なものなので,その意味するところが理解できなかった受験生は,ここからの3題を落としたであろう。また,問5・問6では曲線がいくつもあり交差しているので,読み間違えて不正解になる可能性もある。

全体を通して非常に易しかったが,初見の実験・データを読み解いて現場で思考するという従来の出題傾向に変化は無い。理科を知識科目と捉え,知識を懸命に覚えてきた受験生にとってはあてが外れたのではないだろうか。もっとも,いつ従来のような難しい問題が出題されるとも限らないので,あらゆる問題に対応できるような充分な準備をしておくことは必須であろう。

2019年 開成中学入試問題分析【社会】

例年どおり文章や統計資料を読み取り,設問に答えていくという形式で,今年は大問3題で構成されていた。用語などで答える出題形式の設問は30問で,残りは記号で答える問題であった。総設問数(70問)は例年よりやや多く,記述問題の出題はなかった。

[1]は「上野公園とその周辺」をテーマに,幕末から明治維新にかけての知識を確認する問題が目立った。また,開成中学の特徴的な問題といえる江戸・東京問題としては,東海道ではない板橋宿(中山道)を選ばせる問題が出されており,江戸・東京問題への対策は欠かすことができないといえる。[2]は「日本の島々」をテーマに,8つの島についての文章を読み,解答していく形式であった。ここでは,貿易や統計資料を用いた問題のほか,地形図の読み取り問題も出されるなど,地理の総合問題といえる出題形式となっていた。[1]が比較的易しいため,[2]でいかに失点を防げるかが合否のポイントになった。[3]は「基本的人権と司法のはたらき」をテーマに,基本的な問題も出題された。今年の特徴的な問題は,[3]の問7で,裁判員制度に関するグラフを読んで,選択肢の文章と照合させる問題である。上のグラフの数値が下のグラフでそのまま利用できるのかを考えなければならず,グラフと文章の意味を正確に捉えることが求められる良問といえる。

江戸・東京に関する問題が数年連続で出題されており,対策は欠かせない。江戸から東京への発展の歴史と現在の地理を結びつけた学習を進めることで,時間の経過も含めて「東京」を把握できる。ここまで,開成中学の対策を示してきたが,出題の多くは標準的な中学入試問題であることから,基礎・基本の徹底が最重要であることはいうまでもない。

科目別出題傾向桜蔭

2019年 桜蔭中学入試問題分析【算数】

試験時間50分,100点満点。問題構成は昨年同様大問4題だったが,問題のボリュームとしてはなかなか多く,見た目に圧倒されてしまった受験生も多かったのではないだろうか。特に,それぞれの設問の文章が長いので,内容を把握して問題に取りかかるまでの時間に大きな差がつき,結果としてそのまま得点差につながったと思われる。

Ⅰは(1)計算問題1問,(2)日暦算,(3)場合の数。(2)は典型題で,(3)は通常のトーナメントとは方式が違うが,見た目に惑わされなければ極めて単純な問題。すべて確実に得点したい。

Ⅱは(1)(2)ともに平面図形に関する問題。(1)は規則性が絡んだ問題で,(2)は平行移動。どちらも桜蔭では頻出の内容だった。(1)は極めてミスしやすい問題で注意が必要。(2)はしっかり作図をし,得点に結びつけたい。

Ⅲは濃度に関する問題で,これを落とすと合否に大きな影響が出るだろう。桜蔭志望者は,このレベルの問題なら素早く確実に解けるようにならなければいけない。

Ⅳは変則的な時計算。問題設定を正確に読み取れれば完答も難しくはないが,そこでつまずいた受験生も多かっただろう。これも得点差がついた問題の1つと思われる。

全体的な傾向や難易度に大きな変化は見られないので,過去問にしっかりと取り組み,慣れておくことが肝要である。計算量が多いのも大きな特徴なので,計算のスピード・正確性を身につけておきたい。解答欄が狭いので,スペースを意識して式や考え方を効率的に記入する練習をしておこう。

2019年 桜蔭中学入試問題分析【国語】

一 山極寿一『ゴリラからの警告「人間社会、ここがおかしい」』〈毎日新聞出版〉

《文章内容》

人間やゴリラの生きる「互いの存在を認め合う時間」「常にだれかと分かち合う時間」「いのちをつなぐ時間」「社会的な時間」と、効率化や経済化の観点から定義された「経済的な時間」とを対比しつつ、「自分が自由に使える時間」を追求する現代人が結局は「経済的な時間」を生きることになると現代社会を批判している論説文です。

問四: 傍線部②(「それは自分が節約した時間と同じ考え方」)について、「それ」とはどういうことかを明らかにして、傍線部②全体の言っていることを説明しなさい。

解答例: 自分だけの時間に自分の欲求を最大限満たすために効率的なすごし方を考えることは、時間はコストであり金に換算できるとする「経済的な時間」を生み出す効率化の考え方と同じである。

☆コメント☆

「『それ』とはどういうことかを明らかにして」という設問の指示を見落としてはいけません。「それ」=「自分が節約した時間と同じ考え方」という関係をおさえた上で、「それ」とは何か、「自分が節約した時間と同じ考え方」とは何かをそれぞれ読み取っていきます。読み取りづらい内容ですが、ていねいに指示語、言い換え表現、接続語をたどり、文脈をつかみましょう。


二 中脇初枝『神に守られた島』〈講談社〉

※学校別判定テスト桜蔭1回で、同箇所出題。

《文章内容》

物語の舞台は太平洋戦争末期の沖永良部島。特攻に参加した西島伍長は、飛行機の故障で島に不時着しました。おかげで命拾いをしたのですが、そのことについて、伍長は負い目を感じています。しかし、島の人々と交流していくなかで、伍長は自分だけ生きのびたことへの負い目から解放されていきます。また、島の住人である「カミ」も、伍長から人形についての話を聞いたことによって、気持ちが変化していきます。

問六 傍線部(「カミは手の中でわらう人形を見下ろしたまま、どうしたらいいかわからず、固まっていた」)のような状態であったカミは、伍長と別れるときには、どのように変化しましたか。くわしく説明しなさい。

解答例 特攻に成功することは、死を意味する。人形には「死んで神になるように」という呪いがこめられているといっていい。人形の意味を理解したカミは、「死」にふれたかのようにとまどいを覚えた。そして、父や兄が出征する時、「お国のためにがんばってきてね」と手を振って送り出したことは「死んで神になるように」という人形の呪いと同じであることに気づいた。死ぬことを肯定するようなことはもうしたくないという思いをいだくにいたった。

☆コメント☆

例年出題されていた字数指定の二百字記述ではないものの、解答欄には百二十~百六十字程度のスペースが設けられており、長文記述であることに変わりはありません。解答の柱となる内容を数点整理し、筋道立てて書く練習を徹底しましょう。無理なく自分の言葉を使いこなせるようになるには、日頃の読書量や豊かな語彙が物を言います。常に言葉に対するアンテナを張っておくことが大切です。

2019年 桜蔭中学入試問題分析【理科】

ここ3年続いた大問5題から4題となり、単元は物化生地1題ずつだった。設問数は46題で微増だが、負担感は変わらない。昨年、出題されなかった記述問題が復活したが、一昨年までに見られた数十字の字数指定のものではなく、1行の簡単なものだった。逆に作図が3題出題されたが、2題はごく簡単なものだった。

大問数は昨年と同様4題で,単元は物理・化学・生物・地学1題ずつ,設問数は37問(昨年46問)でやや減少した。計算問題は,昨年と同様6題で,記述問題も昨年同様1題(20~30字)だった。昨年3題出題された作図は出題されなかった。

Ⅰは化学分野から「溶解度と溶けたもののようす」に関する出題で,シュリーレン現象(透明な物質の中で密度の違う部分があるとき,光が通ると屈折の角度に違いが出るためモヤモヤしたようすが見られること)が題材になった。現象の名称は知らなくても見たことのある現象で,砂糖を使った実験の観察結果から原因を推測させた。水溶液の濃さと密度の関係について気づけるかがポイントとなる。さらに,かたくり粉を使った実験で,ものが水に溶けるというのはどういうことか考察させた。ここでは,ろ過操作についても問われた。Ⅱは物理分野から「電熱線の発熱と発電機」に関する出題。電圧・電流と発熱量の関係を調べた実験結果から,電熱線の直列・並列つなぎの違いによる電圧と電流の考え方を導き出させた。発熱の問題でありながら,計算問題の無いところが異例。また,発電機の回転の速さと電流にどのような関係があるのかを測定結果から考察させた。豆電球と発光ダイオードが光るときの電流の大小についての知識も必要だった。Ⅲは生物分野から「ヒトの血液循環と腎臓・肝臓のはたらき」に関する出題。ヒトの心臓の構造について,魚類や両生類との比較,血液から尿ができるまでの過程を題材とした計算問題が出題され,さらに肝臓の役割についても問われた。Ⅳは地学分野から「星座の動き」に関する出題。黄道十二星座を題材にして,それぞれの星座が季節と時刻によってどの方向に見えるのか,あるいは指定方向に見える季節と時刻について考えさせる定番の問題。図についての説明文を読み間違えると大きな失点につながるので,知識と一致するかの確認が重要となった。

全体の難易度は,手が止まるような計算問題も無く,例年よりやや易しめ。理科に関する基礎知識を正確かつ確実に習得,さらにその知識を用いて実験結果等を分析し,推測・考察ができる論理的思考力を身につけておきたい。また,実験器具の使い方や実験操作の手順・注意点についても確実に身につけておきたい。

2019年 桜蔭中学入試問題分析【社会】

地理・歴史・政治の各分野から大問が1題ずつ出される年が多く,大問2題や4題の年もある。今年は大問2題だった。

Ⅰは,交通の発達を歴史的に振り返った3つの文章【a】~【c】をもとにして,歴史分野に限らず,幅広い分野から出題された。文の正誤を選ばせる問題,語句を選ばせたり,書かせたりする問題,地図や表から選ばせる問題,古い順に並べかえさせる問題,記述問題と,さまざまな形式で出題されている。統計資料問題では,日本を含む5か国における乗用車保有状況をまとめた表から韓国を選ばせる問題が出題された。「1袷あたりの乗用車台数」,「乗用車1台あたりの人口」とその推移を示した表から何を読み取ることができるのか,算数的な思考力も総動員させて答えを導く問題である。ほぼ同じ傾向の問題は昨年も出題されていて,この傾向は今後も続くものと思われる。記述問題は, 30字程度で答えさせる問題が3問で,ほぼ例年通り。「江戸で冬から春に火災が発生すると延焼・類焼が起こりやすい理由」を答えさせる記述問題は,一見歴史分野だが実は地理分野。江戸時代でも現在でも自然の条件ならば大きく変わらないはず,と考えられるかが問われた。また,「18世紀後半に中山道の宿場周辺の農村の人々が大きな一揆を起こした理由」を答えさせる問題では,歴史的事実を知っている必要はなく,下線部から離れた文章にある大きなヒントが解く鍵となる。Ⅱは,政治分野で,時事的な内容も含めて,例年通り幅広く知識や理解を問う問題だった。

本校の入試対策として,基礎・基本の徹底と,考えて解く訓練が要求される。地理では都道府県の特色の整理,歴史ではできごとの因果関係の理解,政治では,用語や制度の正確な理解など,高いレベルでの基礎力にくわえて,時事問題への関心や社会科学的な分析力も求められる。