中学受験なら四谷大塚ドットコム

全国統一小学生テスト
全国統一テスト生徒ログイン父母ログイン校舎・教室ログイン加盟本部ログイン
郵便番号上3桁、住所もしくは
キーワードで最寄の校舎を検索できます。

『本番レベル』だからわかる、合格までに必要な学力

今の自分の志望校対策がしっかりと進んでいるのか、無料でチェック!


入試本番の緊張感をシミュレーション!

問題形式も本番そのまま。本気のテストを繰り返すことで本番に強くなる!
入試当日、100%の実力を出しきれる受験生なんていません!
だから、少しでもその緊張状態の中でのテストに慣れておくことが、志望校合格につながるのです。


『本番レベルテスト』を受けるとわかる!

「合格可能性」と「弱点」をズバリ指摘!今やるべき学習が明確になります。

成績帳票

受験すると分かる3つのこと 1.お子さまの今の合格可能性 2.お子さまの弱点 3. 今からやるべき学習方法
実施日

第1回 2020年4月29日(水・祝) 第2回 2020年6月21日(日)

集合時間

8:50 (開成12:40・桜蔭12:10終了予定)

実施会場

下記の四谷大塚各校舎
【開成】お茶の水校舎・渋谷校舎・日暮里校舎・横浜校舎・南浦和校舎・津田沼校舎
【桜蔭】お茶の水校舎・あざみ野校舎・津田沼校舎

受験料

無料
※四谷大塚学校別対策コースの受験資格判定を兼ねています。

科目別出題傾向開成

2020年 開成中学入試問題分析【算数】

試験時間は60分で85点満点。大問4題の出題は例年通りだが、問題の難易度はこの20年で最も高く、合格者平均点が49.5点(58%)、受験者平均点が38.6点(45%)。解法の詰め込みとその反復練習で対応できる問題は皆無で、来年以降の受験生に対する強烈なメッセージともなっている。以下、出題内容を詳しく見ていく。

大問1 速さに関する問題
速さが変化する2台のロボットの距離のグラフ(速さの差の変化)から、ロボットの進み方を考える。難問ではないが、本質的な理解を要求する良問。合格者はほぼ完答したと思われる。

大問2 点の移動に関する問題
円周上を動く点に関する問題。与えられたルールにしたがって考えていく問題で、類題を解いたことのある受験生などいないだろう。角速度から考え、点Cが周回遅れの直前である状態に気づくかがポイント。単純な反復練習を繰り返すだけのパターン学習では絶対に対応できない問題である。(2)までは正解したい。

大問3 場合の数
1円玉~500円玉の6種類の硬貨を組み合わせ、10枚以下の枚数で表せない金額を考える問題。誘導にしたがって解き進め、(1)と(2)①~⑥は正解したい。最後の2問を解き切るには誘導の先にある仕組みをとらえることが必要だが、合格者の中でもそこまで到達した受験生は少数だったと思われる。

大問4 立体図形
立方体の小屋の内側で、2つの窓から入る太陽光が当たる部分を作図する問題。例示されている部分から太陽がどの方向にあるのかを判断する。良くできた問題ではあるが、ほとんどの受験生が不正解、というより、考える時間がなかっただろう。せめて誘導するための設問が2、3あれば…というところ。


以上より、開成に合格するために必要な要素は次の3つ。

① 長文を苦にすることなく読めて、短時間で題意を的確に把握する能力。

② 設問の流れを意識し、丁寧に段階を踏んで考える姿勢。

③ 一つひとつの問題の本質を理解してゆく学習姿勢!

2020年 開成中学入試問題分析【国語】

物語文(朝比奈あすか『君たちは今が世界』(約4,200字)、説明文(瀬川千秋『中国 虫の奇聞録』約すべて1,200字)。読解問題はすべて字数指定のない記述形式。解答字数(推定)30字前後の問題が2題、60字前後が5題のわずか7問勝負。文章、記述のボリュームは昨年とほぼ同じ。

大問1の物語文はスクールカースト最上位に位置する、クラスの「女王」のそばにいることで「人気者」のポジションを維持する少女の視点で描かれている場面から出題された。性格や表現に関する最初の2題は容易に取れるが、中盤の「女王」に対する思いや態度の意味を答えさせる2題は根拠が少なく、やや苦戦を強いられる。そして、好きな男子が、あろうことか、グループメンバーの一人(まやまや)に告白し、それを知った「女王」が、プライドにかけて二人に下した制裁の意味を考える最後の1題は相当な難問。面目をつぶされて怒り狂う「女王」が、「まやまや」に復讐のいじめを始めると思いきや、「女王」は意外にも「まやまや」に優しく接している。周囲が首をかしげるこの行動の裏に隠された、真に恐ろしい意図とは何かという、屈折した「女王」の心理を考える、これぞ真に恐ろしい問題。「あんなにいろんな類題を解いて準備したのに、まったくわからない!」という「算数男子」の悲痛な叫びが聞こえてくる。この他、「蛍雪の功」の故事をめぐるエピソードをまとめた大問2も易しい内容ではないが、大問1に比べれば、論理的に読める分、取り組みやすい。小話のおもしろさを考える問2は解釈が複数成り立つ可能性があり、柔軟に考え、判断する必要がある。

3年ぶりに40点台かと思われた合格者平均点が、意外にも昨年を1点上回る51.5点だったのは、例年、多くても5題程度だった漢字が7題出題された影響だろう。一方で受験者平均は42.3点となり、こちらは昨年を1.3点下回った。合格者平均と受験者平均の上がり下がりが連動しないのは異例で、点数差も通常は5~7点差なのが、今年は9.2点差と大きく開いた。物語前半の比較的平易な問いと説明文2題を手堅く押さえ、漢字を取りこぼさないという基本がしっかりできていれば合格ラインに達する。逆にこのあたりが少しでも甘いと致命的という厳しい戦いだった。予備知識のない(対策をとれない)ような内容にどう対応するかが試される。知識ではなく、経験をもとに考え、学ぶ力が求められる。「蛍雪の功」という故事成語を覚えるのは学習の「ゴール」ではなく「スタート」であると心得ておきたい。

2020年 開成中学入試問題分析【理科】

大設問4題で、4分野から各1題となり、単元に偏りのあった昨年とは異なり、例年通りに戻った。総小問数は25題で昨年並み。学校発表では、70点満点中、合格者平均は56.0点(80.0%)、受験者平均は48.1点(68.7%)であった。昨年が、合格者平均が65.2点(93.1%)、受験者平均が61.7点(88.1%)で、今年は平均点が下がり、合格者平均と受験者平均との差が大きくなった。特に難しくなったわけではないが、ケアレスミスが発生しやすく、時間的に厳しい問題であったといえる。物理分野(大問2の手回し発電機)・生物分野(大問4の葉の大きさの計測)の出来不出来が、合格者平均と受験者平均の差になったのではないかと考えられる。

大問1は地学分野から、太陽の動きの問題。問4で夏の日影曲線を建物に応用できたか、問6で見やすい「63度」という情報だけでなく、写真の中の情報も読み取れたかがポイントだった。大問2は物理分野から、手回し発電機とコンデンサーに関する出題。知識が無くても、説明を理解してこれに従っていけば解ける問題。全問とりたいところであるが、後半の配線図を理解できたかどうか、流れる方向や回転の方向を逆にしてしまわなかったかで大きく差がついたと思われる。大問3は化学分野から、溶解度と水溶液の体積に関する出題。前半は難しくない知識問題、後半は的確に表を読み取れるかが問われる問題。開成受験を志すレベルであれば困難はない。大問4は生物分野から、葉の大きさを計測する手順に関する出題。説明をしっかり読み取り、指示通りに処理できたかどうかがポイントであった。複数の資料を突き合わせていく作業があり、いったんデータの意味や作業の目的を見失ってしまうと、その後すべてがわからなくなってしまう。問3以降がきちんと解けたか、最後までたどりつけたか、等の要因で大きく差のつく問題だったと思われる。

全体を通して、初見の実験・データを読み解いて現場で思考するという従来の出題傾向はより強くなったように見える。開成では、理科を知識科目と捉え、知識を懸命に覚えている受験生にとって厳しい戦いとなる。あらゆる問題に対応できるような十分な練習を積んでおくことは必須である。

2020年 開成中学入試問題分析【社会】

大問1と大問2は例年通り文章を読みとり、設問に答える形式、大問3は水をテーマにした問題で、資料などを題材に考えていく形式であった。大問3題の構成は昨年と同様だが、昨年までの2年は総設問数が70問近くあり、今年は少なかった。また、用語などで答える出題形式は、例年に比べてやや少なく、毎年のように出題されていた統計資料を扱った複雑な問題もなかった。記述問題の出題分を加味しても、例年より短時間で解けたと思われる。

大問1は「国会・内閣・裁判所」をテーマにした政治分野の問題。問6の(2)は、一票の格差をテーマに、実際の選挙の有権者数を示した表と文の選択肢とを照合させた。資料を扱い、その意味を正確に読みとって判断する力を求める問題が、本校の新しい傾向といえる。大問2は「外国との戦争」をテーマにした通史で、大問1と同様、文の選択肢問題が数多く出された。大問2の小問数27のうち、江戸時代以降が19問を占めた。「水」をテーマにした大問3は、今年の特徴的な問題であった。地形図への作図・都市の位置を地図に書き込ませる問題・水の使用量を計算させる問題といった「作業力」を求める問題が並んだ。

ここ数年連続して出題された江戸・東京に関する問題が、今年はわずかであった。しかし、2年おきぐらいに「東京問題」は出題されており、今年のように時事的な話題と結びつけて「首都東京」に関心を持っておくようにするとよい。出題の多くは標準的な中学入試問題であり、基礎・基本の徹底が最重要である。そのうえで、江戸・東京の歴史・地理の基本はぜひおさえておきたい。

科目別出題傾向桜蔭

2020年 桜蔭中学入試問題分析【算数】

試験時間50分、100点満点。大問4問は例年通り、小問は昨年から1問増えて20問となった。全体的に、堅実に取り組めば正解にたどり着ける桜蔭らしい出題であったが、設問1問1問に歯ごたえがあり、途中で計算をやり直したり、筆が止まってしまったりすると高得点が望めなくなる。

Ⅰは(1)が小数・分数の混ざった逆算、(2)が割合と比に関する1行問題、(3)は数の性質に関する規則性・調べの問題。特に(3)②は調べの作業に慎重を要する問題で、時間がかかることに気付いた合格者の中には飛ばした生徒もいたようだ。

Ⅱは(1)速さ、(2)立体の求積だった。(1)②は一読しただけでは題意を読み取れずに焦った生徒もいたと思われるが、合格者は基本的に正解している。(2)(a)③は(b)②の導入問題となっているが、いずれも文中の条件をきちんと読み取ることが必須条件となる。

Ⅲは立体の求積で、Ⅱ(2)に引き続き立体の設問となっており、立体が1問も出題されなかった昨年度と大きく変化した。立体を正確にとらえられたかどうかがポイントになるが、合格者は最後の設問以外はほぼ正解している。

Ⅳは和と差に関する問題(いもづる算)。最後の小問となる(2)②は時間切れで正解できていない生徒も多かったと思われるが、数の性質と調べの融合問題となっており、膨大な計算でも素早く処理をして正解を導く力を求められる点で、桜蔭らしい出題であった。(1)と(2)①は確実に正解したい。

夏以降、過去問に徹底的に取り組み、長文と複雑な設定に対する免疫力を高め、せまい解答欄に過不足なく答案構成する練習を十分に積むことが桜蔭合格への王道である。

2020年 桜蔭中学入試問題分析【国語】

論説的文章(論説文または随筆文)と物語文の長文二題構成は例年どおり。大問一 論説的文章(角幡唯介『エベレストには登らない』約4,700字)、大問二 物語文(まはら三桃『思いはいのり、言葉はつばさ』約4,200字)。文章の総字数は約8,900字、記述総字数500~700字程度。文章の総字数が、やや多めですが、特に多いという量ではありません。'18年、'19年に続き、200~250字の字数指定の記述問題は出題されませんでした。

論説的文章では、文化・文明論、芸術論、哲学的エッセイなど、小学生には“難解”と思われる文章が出題される傾向があります。今年は、探検家による、人間の自然に対する関わり方をめぐるエッセイ。登山とスポーツの比較から導かれた“登山本質論”から「エベレストには登らない」という書名にこめられた筆者の思いを推理する問三、GPSの登場が探検・冒険の本質を変質させかねないことを「コペルニクス的な転回」と表現したことに着目する問四などは、難易度の高い問いと言えるでしょう。

物語文では、少年・少女を主人公とした現代ものが基本ですが、人間と同じ大きさのうさぎが登場したり、飛べないチドリや架空の生物が主人公だったり、といったファンタジー系の作品も出題されます。今年は、中国・湖南省に実際に伝承されてきた「女書(ニュウシュ)」という女性だけが書く文字をめぐる物語。「ハル族の女たちは、文字を持たないの。ニュウシュの読み書きができるのは、漢族の女だけだよ」―—老婆の言葉から垣間見える民族間の軋轢、言葉を持つこと、それを文字に表すことの意味を主人公の成長物語として描いています。「辛いときは、書きましょう/苦しいときは、歌いましょう」という母の言葉に象徴される“女性の歴史”(問五)―—“女性の自立”は、桜蔭の定番テーマの一つです。

現代の社会がかかえる様々な問題への関心と視野の広さ、身近なところから始まるクリティカルな思索、そして、豊かな想像力と共感的理解力―—さあ、大変だ!!桜蔭志望の受験生。

2020年 桜蔭中学入試問題分析【理科】

大問数は昨年の4題から5題に増え、単元は物理2題と化学・生物1題ずつと環境問題で、設問数は40問(昨年37問)で微増だった。計算問題は、昨年から微増で8問(昨年5問)、記述問題は昨年同様1問(20~30字程度)だった。

Ⅰは環境問題から「大気中の二酸化炭素濃度と地球温暖化」に関する出題で、大気中の二酸化炭素濃度について、場所(陸地と海洋、北半球と南半球)の違いによる1年間の中での変化とその原因について、与えられた文章とグラフから考察させる問題だった。Ⅱは物理分野から「金属の重さと体積」に関する出題で、今年開催される東京オリンピックのメダルを題材にして、「都市鉱山」と金属の重さと体積の関係(密度)についての平易な計算問題が出題された。知識問題は、1円玉の金属・磁石につく金属と、話題になった「都市鉱山」を書かせるものだった。Ⅲは生物分野から「植物と環境」に関する出題。ここ数年、出題が目立つ「バイオーム(植物群系)」の図を使用せず、より身近なところでの絶滅危惧種・在来種・外来種の種類調査の結果からどのようなことがわかるのかを考えさせる問題だった。与えられた情報をきちんと読み取り、的確に答える出題は桜蔭の定番といえよう。落葉樹・常緑樹の知識が問われているが、これも基礎知識の範囲から外れるものではなかった。Ⅳは物理分野から「さおはかり」についての出題で、通常のてんびんとの違いとして、皿に何ものせないときの棒・皿・おもりの重さの関係から「0gの印」を求め、10gの印、さらに量れる最大の重さを求める定番の流れである。計算主体の問題だが、こちらも平易なものだった。Ⅴは化学分野から「水と氷の体積変化」に関する出題。氷は空気中より水中のほうが早くとける、という条件が与えられ、これを基に水面の高さと氷のとけかたについて考察していく、桜蔭らしい問題になっている。

全体の難易度は、計算問題はやや易しめで、選択問題は答えが分かれたと推測されるものもあった。理科に関する基礎知識を正確かつ確実に習得、さらにその知識を用いて実験や観察した結果等を分析し、推測・考察ができる論理的思考力を身につけておきたい。また、時事的内容についても意識しておきたい。

2020年 桜蔭中学入試問題分析【社会】

地理・歴史・政治の各分野から大問が1題ずつ出される年が多いが、今年は大問4題。昨年のように分野を融合した大問が出題される年もある。

Ⅰは地理分野。新しく建設された国立競技場を切り口に、木をテーマにした文章からの出題で、基本的な用語を書かせる空欄穴埋め問題、キーワードの組み合わせから川の名を連想させ、示された地図からその川を選ばせる問題などが出された。記述問題では、ひさしの役割を説明させる問題のほか、津波対策としてつくられた2つの建造物の写真を比較させたうえで一方の写真の利点を説明させる問題が出された。深い思考力と分析力、表現力が問われた。Ⅱは歴史分野。紙や紙を使った情報伝達の歴史について述べた文章をもとに、文の正誤を選ばせる問題、語句を選ばせたり書かせたりする問題が出された。記述問題は、木簡の用途を書かせるかなり基本的なもの。Ⅲも歴史分野で、昭和史をテーマにした文章を切り口にしつつ、明治時代や大正時代にも出題を広げた。文章中の空欄穴埋め形式で基本的な用語を書かせたほか、一世一元の制が導入された時期を選ばせる問題、日本の選挙制度について述べた文の正誤を問う問題などが出された。記述問題は、1910年代半ばに綿製品や船の輸出が急増した理由を説明させたうえで、輸出が増えたにもかかわらず多くの人々の生活が苦しくなった理由を説明させた。大戦景気という歴史用語の知識にとどまらず、その背景や影響についての理解が問われた。Ⅳは、政治分野。時事的な内容もふくめ、例年通り幅広く知識や理解を問う出題で、難易度はそれほど高くはない。

まずは基礎・基本の徹底が必要。地理分野では都道府県の自然や産業の特色を整理できていること、歴史 分野ではさまざまなできごとの因果関係を理解し、流れをつかんでいること、政治分野では用語や制度を正確に理解するとともに、時事問題に対して興味・関心を持つことが大切である。