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実施日時

第2回 2018年6月17日(日)

集合時間

8:50 (開成12:40・桜蔭12:10終了予定)

実施会場

下記の四谷大塚各校舎
【開成】お茶の水校舎・津田沼校舎・南浦和校舎・横浜校舎・二子玉川校舎
【桜蔭】お茶の水校舎・津田沼校舎・あざみ野校舎

受験料

無料
※四谷大塚学校別対策コースの受験資格判定を兼ねています。

科目別出題傾向開成

2018年 開成中学入試問題分析【算数】

大問4題構成が例年の出題形式だが,本年度は[1]が小問7題, [2]・[3]が大問構成になった。この形式は過去にもあり(2013年度, 2010年度など),特筆すべきことでもないが,今回は何と言っ ても「易し過ぎる」ことが大きな驚きである。合格者平均点が 73.9点/85点満点(=87%),受験者平均点が62.0点(=73%)とい う数値からもそのことが裏付けられている。まさにボーダーライ ン付近に数百人がひしめき合っている状況だと言えるだろう。以 下,出題内容を詳しく見ていく。

[1] 小問集合7問(設問数8ほとんどが基本問題なので,ここでのミスは致命的。(1)は,見かけは□を求める計算だが,差一定の倍数算。逆比で処理する。(2)は,場合の数の典型題で,塗り分け問題の考え方を使うと簡単。実際には,受験生の多くは樹形図で解いていたようだ。(3)は,流水算の基本問題。流水算をはじめて学ぶときに扱う問題。これが入試に出るとは!(4)は,食塩水の濃さの標準問題。計算がややめんどうだが,考え方が難しいわけではない。(5)は,立方体から三角すいを切り取った立体の展開図から体積を求める問題。受験生なら誰でも一度は解いたことのある問題。(6)は,正六角形の各辺の中点を結んでできる新しい正六角形の面積を求める問題で,テキストの基本例題にある。ここまで解いてきて,受験生は「自分が受験しているのは本当に開成中なのか?」とあたりを見回したはず。(7)は,平面図形の相似,面積比の標準問題。ここで補助線を引けない受験生などいないだろう。[2] 円弧と周期性の問題(設問数2)計算も難しくないので,無理なく短時間で解ける問題。注意するのは計算ミスだけ。[3]数の性質の問題(設問数3)整数を連続数の和に分解する問題で,標準的な良問。蔚は900を連続数の和で表すとき,そのすべての場合を求める問題で,奇数個と偶数個に分けて考える。結局,差がつくのはここだけで,特に(3)の正否が分岐点になった。

来年開成中受験を考えている新6年生は,今年の出題に惑わされることなく,丁寧に段階を踏んで論理的に考える姿勢を大切にして欲しい。特に数の性質,立体図形に関して本質的な理解が不可欠。

2018年 開成中学入試問題分析【国語】

物語文(青山美智子「きまじめな卵焼き」(「木曜日にはココアを」所収)約7300字),説明文(約600字)。読解問題はすべて字数指定のない記述形式。大問一(物語文)は解答字数(推定)60字前後の問いが2題,80字前後,120字前後の問いが各1題のわずか4題勝負。大問二は文章と表(グラフ)から読みとれることを30字前後で4つにまとめる「適性検査型」の問いが出題された。このところ抑え気味だった文章総字数は,ややボリュームアップ。記述総字数400字台は例年通りで,全体的なボリュームに極端な変化はない。

難問,奇問の類もなく,細部理解,心情把握が中心のオーソドックスな設問が並び,平均点(合格者55.2/受験者47.2)は,昨年(48.2/42.4)より上がったが,「家族の愛」がテーマとはいえ,文章の大半を占める「ワーキングマザーの憂鬱」とでも言うべき“大人の事情”を理解するというハードルは決して低くない。中学入試で出題される「家族の物語」は,子どもを主人公とした作品,もしくは子どもの目で大人を捉えた部分から出題される場合が多いが,今回は,一児の母にして,社会の第一線でバリバリ働く有能なキャリアウーマンと,定職に就かず「専業主夫」として家事と育児を一手に引き受ける優しい夫の物語。大人にとっては「どこかで見たような……」という舞台設定だが,読むのは小学校6年生男子。夫が所用で家を空ける4日間,苦手な家事と育児を引き受け,悪戦苦闘する母親の姿と苦悩を正しく理解するには,それ相応の精神年齢が必要となる。そうでなければ,「何となくわかるけど……」という核心部分のぼやけた解答にたどりつくのが精一杯だろう。

大問二の「適性検査型」は開成では初めての出題だが,大問一で意外なテーマの文章を選定したことも含めて,受験生が予め準備できないよう,目先を変えた出題が続いていることから考えると,これもその一環として捉えられる。「大学入試改革に向けて,開成入試も変化が始まった」かどうかの判断は難しいところ。

文章内容によって読みの精度にばらつきが出ないよう,細部理解を積み上げていく読解の基本手順を徹底させ,どんな文章でも大きく読み外さない確実性を備えて臨む。開成合格を目指すのなら,例えば「自分は男だから,女子の気持ちなんかわからない」といった言い訳,開き直りは論外であると心得ること。

2018年 開成中学入試問題分析【理科】

大設問4題で,4分野から各1題の出題,総小問数27題と,例年の出題傾向と大きく変わりはないが,問題数は少し少なめ。70点満点中,合格者平均は58.2点,受験者平均は53.5点となり,合格者平均・受験者平均ともに昨年度よりも約3点低くなっている。やや難しくなったとはいえ,合格 者平均が8割を超えているので,相変わらず高得点での戦いであった。[1]は物理分野から,てこのつりあいを題材にした出題。問5で平方数(400)を使って出すことになったが,なじみの数なのでできてほしい問題。また,問7では基本的な場合を数える問題。全体として基本的な内容 のため,ミスは1題程度におさえたい。

[2]は生物分野から,昆虫に関する 就 出題。基本的な内容の出題であるが,最後の問7は判断が難しい。ここでのミスは1題程度におさえたい。[3]は化学分野から,物の溶け方と二酸化炭素に関する出題。物の溶け方では,扱っている物質がなじみのない硝酸カリウムだが,聞かれていることは定番のもの。また,二酸化炭素では,やはり基本的な性質と実験なので完全解答したい。[4]は地学分野から,月日や曜日に関する出題。前半は日数計算,後半は曜日が決まるルールを読解できるかが勝負どころ。ミスをしないように慎重に解答したい。

難易度は例年よりやさしめの標準レベルの問題が目立ったが、[3]以外の大設問に 1~2題はつまずきやす いものがあり,ここでいかに正答するかがポイントとなった。受験生全体がこの辺に引っかかり,合格者・ 受験者平均が少し下がった感じである。原理の理解を問うものや,基本的知識プラス読解し運用する力も求められている。やさしい問題が定着しつつあるようだが,いつ以前の難しい問題に戻ってもおかしくはないので,日頃から基本事項の取りこぼしがないように定着させておくことに加えて,実験や観察の実体験を積み,論理力や分析力を十分に磨いておきたい。

2018年 開成中学入試問題分析【社会】

例年通り文章や統計資料を読みとり,設問に答えていく形式で,大問2題で構成。総設問数(69問)は例年よりやや多く,記述問題は1問と,例年より少なかった。
[1]は「オリンピック」をテーマとした融合問題。世界の動きも含めた近現代史や,オリンピック開催都市の位置を問うなど,視点を世界に向けた出題が今年の特徴であった。
[2]は小問ごとに統計資料の読みとりや憲法の条文など,知識と分析力を試す問題。特徴的な問題としては,漁港の位置の経度をもとに,水揚げされた魚種を示したグラフと照合させるものがあった。さまざまな情報を一度に処理する開成中レベルの統計資料問題で,対応するには日頃からの訓練が肝要である。
テキストにある知識だけでなく,世界の動きや次世代に向けた変化など,世の中の「今」についても,アンテナを高く伸ばしておくようにという本校の意図が感じられる。また,アウシュビッツ強制収容所・杉原千畝・キング牧師・奴隷解放宣言のリンカーンなど,基本的人権や民主主義を守るために考えるべき歴史が数多く問われた。日本国憲法の精神を理解し,政治分野の基礎的な知識を確立しておくことも,対策として重要になったといえる。さらに,江戸・東京に関する出題がここ数年連続していることから,「東京問題」への対策も不可欠である。江戸から東京への発展の歴史と現在の地理を結びつけた学習によって,時間の経過も含めて「東京」を把握できる。もちろん,出題の多くは標準的な中学入試問題であることから,基礎・基本の徹底が最重要であることはいうまでもない。

科目別出題傾向桜蔭

2018年 桜蔭中学入試問題分析【算数】

大問5題形式が例年の出題形式だったが,今年は大問4題,試験時間50分の形式。[1]計算問題1問+規則性2問,[2]平面図形+場合の数,[3]条件整理,[4]水量変化という構成。ここ数年,方針を立てづらい難問は少なくなったが,合格点を取るには相当な算数の力が必要である。標準的な問題を確実に正解した上で,計算量の多い手間のかかる問題を諦めずに解答まで到達することができるかどうかがカギとなる。

[1](2)②の規則性は15で割った余りに規則性を見出す問題。約束記号の設定をきちんと読み取ろう。[2](1)は円周率を使う平面図形の問題で,数値が多少煩雑になるが確実に正解したい。(2)②の場合の数の問題は,対称性に気をつけながら丁寧に探していく。[3]は条件整理の問題。3店のうちのどの2店で買うかで場合分けをして,条件に合う買い方を丁寧に書き出す。[4]は水量変化の問題。おもりを一定の速度で上下させるが,それに伴う特別な水面の変化はなく,考え方が分からなくなるような要素はないが,数値設定が汚いところが桜蔭らしい。また,欝②はそれまでの重りの動きを一切考える必要は無く,最後の条件を考えるだけで正答に辿り着ける。

昨年に引き続き,記述指定の問題についてはほぼ式を書かせるのみとなっている。ただ,解答スペースは決して広くはないので,必要のない式などを書くことなく,要点が伝わるような記述の練習は欠かさず積んでおきたい。桜蔭の入試問題の計算量はかなりの量に及び,計算力の養成は必要不可欠。また,くり返し出題されているテーマも多いので,過去5年分以上の過去問をしっかり取り組むことが必要である。

2018年 桜蔭中学入試問題分析【国語】

論説的文章(論説文または随筆文)と物語文の長文二題構成は例年通り。一 童話(大久保雨咲「五月の庭で」約2000字),二 論説文(押井守「ひとまず,信じない 情報氾濫時代の生き方」約3000字)。文章の総字数は約5000字,記述総字数は700~800字程度,量的には桜蔭としては標準的と言えるが,200~250字の字数指定の記述問題が出題されなかったのは“異例”である。(二 問六が150~200字程度のスペース)。

論説的文章では,文化・文明論,芸術論など小学生には“難解”と思われる文章が出題される傾向がある。今年は,「フェイクニュース」が生まれるメカニズムをインターネットの普及と関連づけて論じる文章だったが,「自分が知覚しているこの現実と,本当に自分が生きている現実が同じであるという保証はどこにもない。これは,科学的にも実証しようがないことなのだ」という冒頭 “常識を疑え”という囁きが聞こえてくる。インターネットが普及して情報共有が容易になり,様々な差異を越えて問題解決が可能になる「そういう輝かしい時代をインターネットが切り拓いた,などと考えている人間がいるとしたら(中略)要するにただの馬鹿である」と切って捨てる小気味よさ。「現実」をクリティカルに見よ 。

物語文では,少年・少女を主人公とした現代ものが基本だが,人間と同じ大きさのうさぎが登場したり,飛べないチドリや架空の生物が主人公だったり,といったファンタジー系の作品も出題されている。今年は,芍薬の花と同じくらいの背丈の幼児(?)が主人公の“童話”。芍薬の花の中に入れるくらいに小さくなった,死んだはずの祖父母と再会するというストーリーの設定 祖父母のいる世界に「うんと,うーんと,ゆっくりおいで」という言葉にこめられたメッセージを読み取れるかどうか(一 問五) 。

現代の社会が抱える様々な問題への関心と視野の広さ,身近なところから始まるクリティカルな思索,そして,豊かな想像力と共感的理解力 さあ,大変だ!! 桜蔭志望の受験生。

2018年 桜蔭中学入試問題分析【理科】

ここ3年続いた大問5題から4題となり,単元は物化生地1題ずつだった。設問数は46題で微増だが,負担感は変わらない。昨年,出題されなかった記述問題が復活したが,一昨年までに見られた数十字の字数指定のものではなく,1行の簡単なものだった。逆に作図が3題出題されたが,2題はごく簡単なものだった。[1]は物理分野から光の反射に関する出題で,2005年の万華鏡を含む出題以来であった。初めに密度を使った鏡の材料となる金属についての出題があったが,それ以外は基本的な鏡による光の反射についての問題だった。頭の中で考えるのではなく,実際に手を動かし余白に作図しながら調べていくことで正解にたどり着けるものであった。

[2]は化学分野から状態変化に関する出題。水・氷・水蒸気の状態の特徴から始まり,ドライアイス(二酸化炭素)の特徴とその様子に関する問題を経て,液体ちっ素へとつなげていく出題だった。ここで,大多数の受験生にとって未知と思われる液体酸素について出題されたが,説明内容によって解答を導き出すことができたと思われる。[3]は地学分野から流水のはたらきに関する出題。ここで提示された「つぶの大きさと流速についてのグラフ」は2008年にも出題されている。過去問演習をしてきた受験生にとっては平易だったと思われる。最後の雨量の問題では,単位が混在する計算で正確な単位換算が要求される。[4]は生物分野から種子の発芽と光合成に関する出題。いずれも基本的な知識と計算で対応できるが,実験器具や実験操作については確実に身につけておかなければならないと感じる出題だった。

全体の難易度はほぼ例年通りといえる。対策としては,まず理科に関する基本知識を正確かつ確実に習得すること。さらにその知識を用いて実験結果等を分析し,考察を加えられる論理的思考力を身につけておきたい。また実験器具の使い方や実験操作の手順・注意点についても確実に身につけておきたい。

2018年 桜蔭中学入試問題分析【社会】

本校の入試問題は,大問が2題や4題の年もあるが,今年も含めて多くは地理・歴史・政治の各分野から大問が1題ずつ出されるパターンとなっている。[1]・[2]は,あるテーマについて述べた文章をもとにした出題で,Ⅲは,ここ数年続いている一問一答形式の出題だった。
[1]は地理分野で,情報をテーマにした文章を切り口に,情報の扱い方について問われた。与えられた統計資料から示された都県のいずれがあてはまるのかを複眼的に分析して解答を導く問題,ピクトグラムが示している災害の種類を答えさせる問題,地形図の読みとり問題,緯度や経度,特産物などから該当する都道府県を選ばせる問題が出題された。今まで学習してきた基礎知識をいくつか組み合わせて解答を導くという本校ならではの特色は,今年も健在だった。
[2]は歴史分野で,感染症に関する歴史をテーマにした文章を切り口に,弥生時代から現代までの産業史や文化史,さらには国際連合の組織やノーベル賞受賞者まで幅広く問われた。大仏をつくる詔は聖武天皇がどの都にいたときに出されたのかを選ばせる設問や,毎年一定の時期に宮中で行われていた儀式を漢字で答えさせる設問などは,ともに6年生の小学校教科書からの出題と考えられる。なお,下線部に関する問題は,下線部だけではなくその前後や段落全体を読まなければ解くことが難しいと思われるものも多く見られた。解くためのヒントを文章の中から探り出すように意識するとよい。
[3]は政治分野で,時事的な内容もふくめて,幅広く知識や理解を問う問題だった。ただし,時事的な問題は最近一年間からの出題とは限らない。時事問題に関する教材だけに頼るのではなく,日頃からニュースに幅広く興味関心を持っているか,今まで学習してきたことと関連づけて学んでいるかが問われている。