四谷大塚 校舎のご案内
上大岡校舎 和田です。
今日はシンプルにパズルやひらめきを楽しみましょう。
Q1. 5、6、4、7、3、8、2、?
Q2. お → き → き → あ → ?
Q3. 0~9の数字のうち、同じ文字には同じ数、異なる文字には異なる数が入ります。
バナナ
+バナナ
シナモン
Q1 は色々な考え方があります。おうちで一緒に考えてみましょう。
Q2 は日常に目を向けているか。今は、『真ん中』ですね。
Q3 はいわゆる覆面算です。とりあえずやってみよう。
では、少し難しい論理問題にチャレンジしてみよう。
Q4.
ここにA~Jの10人の人がいます。
すべての人が、この中に嘘つきが何人いるかを知っています。
今、『この中に嘘つきは何人いるか』と聞いたときの答えは以下の通りです。
A7人 B8人 C5人 D3人
E10人 F7人 G4人 H5人
I 7人 J 1人
さて、嘘つきは何人いるでしょうか?
え?こんな難しそうなの、見たことないからわかんない!は寂しすぎる。
Q1 見たときどうでしたか。きっと、とりあえずやってみたはず。
Q2 見たときどうでしたか。ぱっと見てわからなくても、考えてみたはず。
Q3 はどうでしょうか。飛ばした人もいるかな。
Q4 になった途端。長いな、飛ばそう。ってなってませんか。
大切なのは楽しむこと。
いわゆる受験勉強だけやっていると、『わかんないなら覚えろ!』になってしまい
小さいときに好きだった、虫食い算とか、きらいになるんですよ。
どうやら、面倒臭いっていうにおいがするそうです。
ぱっと見てわかることが、できると勘違いしてます。
私もそれなりに算数を解いてきたけど、中学入試の問題は
ぱっとみてわかるように作れられてません。
中学校の先生たちは、数学のエッセンスのみを抽出して、算数という小学生が手を動かしながら考えれば、なんとなくわかるように問題を作ってくれています。
算数の問題はいわば、『一流シェフのつくるお子様ランチ』です。
いいレストランで食事するときには、それなりのマナーが必要です。
高いお金、いい洋服、テーブルマナーなど。知らないと中々できないですね。
算数のマナーは、楽しく手を動かし考えることです。
ここまで読んだ、みなさん!!
飛ばしていたら、もう一度Q4を解いてみましょう。
考える指針としては、
・仮定してみる
→本当にそうか?と実証してみる
・極端な数字に注目して範囲を狭めてみる
・表に書いてみる
いまやっていることは、実は名だたる研究者たちと一緒。
いわゆる最難関の開成、聖光、栄光、浅野、フェリスを解いている受験生と一緒。
論理問題にチャレンジしてみよう。
答えは4/19(日)予定。