四谷大塚 校舎のご案内

寒い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。担任助手の木之田です。
今回は、皆さんに、「習った事を人に教えてみる」事の大切さをお話しします。これは、校舎に来ている皆さんに実践してもらいたいな、と思うことです。
皆さんはいつも、校舎にきて、色々なことを学び、覚えて帰っていくと思います。
その時は、私の受験時代の恩師の言葉を借りれば、「牛丼を口の中に詰め込んだだけ」の状態です。
私がおすすめするのは、その牛丼を飲み込んで他人と味を吟味しあうこと、です。
つまり、他の人に、習ったことを説明し理解させる、その過程をしてみてはどうでしょうか。
習ったことを他人に教える過程は、思ったより簡単ではありません。
授業を聞いていない人に教えるのですから、わかりやすい表現を使わねばならず、そのためには言い換えるだけの理解が必要です。
また、あなたの説明を聞いた人が、疑問点をあなたにぶつけてくるかもしれません。その疑問に答えられるほど、あなたは理解しているでしょうか。
そもそも、習ったことの詳細を忘れてしまっている可能性だってあります。
他人に完璧に説明できたら上出来、説明できなかったら予習シリーズやプリント、先生を活用して、確かな知識をつけてくださいね!
他の人に習ったことを説明する機会は、日常生活の中にたくさんあります。
お父さんお母さんと話すとき、兄弟と話すとき、友達と話すとき、先生と話すとき……。
一人で家に留守番しているときも、壁にうまく説明できるか試すのだってそう悪いことではありません。
「(日本の)学習塾」を英語に訳すとき、しばしば、"crum school"と訳すことがあります。「詰め込み式学校」といったところでしょうか。知識を詰め込むだけの行為が、将来役に立つとは思えません。
詰め込むだけじゃなく、消化して自分のものにするため、「習ったことを人に(もしくは壁に)説明する」こと、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか!
町田校舎担任助手 木之田健