3月20日に合格報告会を行い、今年受験した卒業生のお母さまが体験談を話してくださいました。

 

入試直前になってもまだこんなにできないことがあるのかと不安になったこと、こどもは最後の最後まで伸びること、など、実際に受験を経験したからこそのエピソードをたくさん聞くことができました。本当にありがとうございました。

 

特に印象深かったのは、愛情を持って、こどもを信じるというお話でした。当たり前のことかもしれませんが、これがなかなかできないのが中学受験です。

 

宿題をやったか、点数やクラスがどうだったか、という結果ではなく、こどもの努力の過程を見てあげてほしいと思います。計算ノートも、消しゴムで消して全部○のノートより、×が多くても一生懸命直してあるノートのほうが価値があると私は思います。この子は絶対に伸びるな、と確信します。

 

できなくて当たり前、だから親御さんや我々がいるのです。できないことより、一つでもできるようになったことを見つけてあげましょう。よく見てあげれば、「こんなに難しい問題が解けるようになったんだ」ときっと驚くと思います。

 

校舎長　福島大輔