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四谷大塚 校舎のご案内

町田校舎
校舎からのお知らせ

 

冬の寒さもいよいよ本格的になってきた今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。担任助手の木之田です。2月まであと50日あまりとなりました。6年生はいよいよ大詰めですね。体調など崩していないですか?勉強しすぎて体調崩すなんて本末転倒なことがないようにしてくださいね。

 

さて先週は、4・5年生は組分けテスト、6年生は合不合と、テストづくしの週でした。テストを受ける姿勢について、少し語らせていただこうと思います。

 

僕は小学生の頃剣道を習っていて、中学高校と武道の時間があったのですが、そこでも剣道を選択していました。剣道には、日本古来の武士としての精神が詰まっていて、実生活に参考になる考え方が数多くあります。そのなかで、僕が好きで、日々実践したいと思っているのは「残心」という概念です。

 

心残りと言う意味じゃありませんよ?「ざんしん」と読みます。技を決めた後、しっかりと振り返って自分の技の結果を確認し、相手の反撃がないことを見定めている、という状態を指します。剣道では、これがないと一本にはなりません。完璧な技を決め、すぐに反撃に備えて隙を見せない。そして堂々としている。この状態になって、はじめて完全な勝利となるのです。何だかかっこよくないですか?

 

勉強でも同じです。準備をし、テストで全力を出し、その後に自分の学習がどの程度通用したのか確認する。次のテストに備えてしっかり自分の強さ、弱さを見定める。それで、はじめてしっかりとした勉強だと言えます。

 

長い時間をかけて受けたテストを、やりっぱなしで置いておくのはもったいないですよ。4・5年生のみなさん、今から頑張れば受験のときに慌てないで済みますよ。6年生のみなさん、今から一番点数につながるのは、一度消化した問題の反芻(はんすう)だと思います。

 

技を決めて振り返って、油断なく振り返る姿は、とても立派でかっこいいですよ。