中学に入学して、約半年が過ぎ、2008年受験生の現在の様子がわかります。中学受験は、お子様にとって最終目標ではなく、あくまでも中間目標です。
  中学に進学し、お子様には新たな世界が出来上がります。その中で充実した生活を送り、その後の最終目標に繋がることこそが大切なのです。
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 1~2時間という回答が約半数を占め、多数のお子様が、受験が終わっても、その学習習慣は持続されているようです。これらの方々の中で、中学受験で培った学習習慣は過去形のものとはならず、現在進行形であると言ってもよいかもしれません。 グラフ2
 「中学受験を志した時期(中学受験を意識して学習を始めた時期)はいつ頃ですか」という質問には51%の方が小学校4年生と回答されました。
 中学受験対策の低年齢化が高まる中、小学校3年生までにそれを意識したと答えた方が19%となっており、逆に小学校6年生からと答えた方は全体のわずか6%となっています。
 どうしても、中学受験というと寝る時間も惜しんで勉強しているというようなイメージがつきまといますが、受験期においても23 時以前の就寝が63%と、しっかりと睡眠時間は確保された上で受験勉強に臨まれていた様子が窺えます。次に多い23 時~0時という方々(32%)とあわせると95%となり、この時間帯が中学受験生の標準就寝時間と言えそうです。中には0時以降と答えられた方が1%いらっしゃいました。 グラフ4
 ナポレオンやエジソンが3時間や4時間という短い睡眠時間しか取っていなかったことは有名ですが、アインシュタインは1日10 時間という長時間の睡眠を取っていたと言われています。人によって、その必要とする睡眠時間には違いがあるようです。しかし、まだ11・12 歳のお子様ですので、大人と同じ土俵で語るわけにはいきません。大事なのはしっかりとした生活リズムではないでしょうか。決まった時間に起き、決まった時間に寝る。起きている時間には限りがあることを知る。その起きている時間をいかに有効に使うかということが重要なのだと思います。 グラフ5
 やはり、受験期になると、テレビの役割も大きく変わるようです。低学年時では、家庭学習時間とテレビの視聴時間は同列だったものが、受験期になると、まず家庭学習時間があり、そのリフレッシュを行うことがテレビの視聴時間の役割となるようです。そこから、中学受験生達のスケジュール管理の能力と自制心の発達が見られます。 グラフ6
 今や子供の生活必需品の1つとなった感のあるテレビゲームですが、これもテレビと同様に、受験が近づくにつれ、その役割を変えていくようです。道具をあくまでも道具として捉えられる感覚を身につけることも重要なことではないかと思います。 グラフ7
 受験期には、2~3時間と解答された方が42%と多数を占めています。まだ11・12歳のお子様ですので、その集中力と体力が持続する時間を考えると、この位が妥当かもしれません。4時間以上という解答も9%ありました。これだけの家庭学習時間を確保するためには、徹底して計画的に生活しないと不可能でしょう。また、学習をお勉強(気が進まないことをしかたなくすること)と捉えてしまうと、絶対に息切れしてしまいます。学習を楽しみに変えることができなければこの時間を保つことはできないとも言えるでしょう。 グラフ8
 中学受験は親子の受験とよく言われますが、保護者の方が関与された度合いについてのデータです。受験期にはかなりの保護者の方が家庭学習に関与されたようです。
  中国、戦国時代の思想家、荀子の言葉です。「性情を縦にし、恣睢礼儀に違う者を小人と為す。」つまり、「生まれつきのままの心情や性質のおもむくままに行動し、礼儀にそむくような者は小人(教養もなく、行いも悪く、努力もしない者)である。」ということです。中学受験学習というと、一見「合格」という単純な目標を追って暗記項目や解法パターンを詰め込んでいるように捉えられがちですが、そうではありません。目標を立て、日々の学習を続ける中で、子供から大人への重要なステップである「時間の概念を持つ」ようになり、「やるべきことの優先順位をつけ、スケジュール管理をするようになる」という、最も大事なことも身につけているのです。
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