背伸びをし過ぎることなく11月まで基礎固めを徹底

3年生のときに受けた「全国統一小学生テスト」の成績が思いのほか良かったことから、勉強に興味が出たという陽介くん。よりハイレベルな環境で学んでみたいと考えたことが、受験の道へと進むきっかけとなりました。
受験期で最も苦しかったのは、5年生の春に、テストの成績が一気に落ちたときでした。
「苦手な算数がぐっと難しくなったこともあり、偏差値が15も下がりました。何とか成績を上げなければというプレッシャーを強く感じ、勉強はしていたけれど思うように結果が出ず、精神的にきつかったです」(陽介くん)
そのときの救いとなったのが、塾の先生の「まだ時間があるから一回勉強やめてみたら」という言葉。焦らなくていい、と気持ちが楽になりました。
そこから行ったのは、徹底した基礎固め。6年生になっても、4年生のテキストに何度も戻りながら、11月の終わりまで基礎を徹底しました。
もう一つの転機は9月。2月1日の受験校を開成から武蔵へ変えました。これでさらに気持ちが楽になった結果、9月から成績はぐんぐん伸び、筑波大学附属へ届くレベルに達しました。
「焦りやプレッシャーがあっても、背伸びをせず基礎を積み重ねたことが、合格できた要因だと思います。マイペースを保つことで、受験を乗り切ることができました」(母・沙里さん)

1 受験期に習い事はやっていた?
4年生の終わりまで、町の道場に通って剣道をやっていました。その後は運動ができなかったので、中学では運動部に入りたいです。

2 直前期の自宅での勉強時間は?
12 月に入ってからは、塾がある日なら1時間、ない日は3時間くらい勉強していました。とにかく過去問を解きまくっていました。

3 つらかったときの心の支えは?
大好きな文房具を買いに行くこと。誕生日に母がシャーペンを買ってくれたのも「応援してくれている」と感じ、支えになりました。

4 将来の夢を教えてください!
ドラマがきっかけで検察官になりたいと思うようになりました。陰で社会の安全を守り、世の中に貢献できる仕事だからです。

1 家庭での教育方針は?
決定は、自分ですること。小さなことでも、自分で選びとっていくことで、人のせいにすることなく、努力していけるからです。

2 学校見学は何校くらい?
12校です。私からは提案せず、本人が興味のあるところだけ回りました。いいなと感じたら、より時間をかけてじっくり見学しました。

3 受験を通して子どもの成長を感じる部分は?
やるべきときは集中し、休むときはしっかり休むという切り替えができるようになったと思います。また、計画性も身につきました。

4 中学入学後、子どもに何を学んでほしい?
興味を持ったことを、時間をかけてじっくりと掘り下げて行って欲しいと思っています。あとは、とにかく学校生活を楽しんで!


苦しい時期には休塾して英気を養い 焦らずマイペースに努力

3年生で入塾した泰伸くんは、新5年生になり周りが受験モードに突入すると、自分も受験したいと思うようになったそう。しかしほどなく、まじめで責任感の強い性格から、塾の課題や宿題を完璧にこなせないことにストレスを感じ、「もう追いつけない」と、気持ちが疲弊しきってしまいました。
「両親や塾とも相談して、5月から11月まで休塾しました。海や山で遊び、のんびり過ごす中で、再び勉強したい気持ちが強くなりました」(泰伸くん)
こうして見事復活を果たしますが、勉強は大きく遅れていました。そんなときに手助けしてくれたのは母・英代さんと父・泰弘さんでした。
英代さんは泰伸くんと一緒に問題を解く競争をし、泰弘さんはお手製の社会の暗記カードをつくってサポート。
「それがあったから、焦らず楽しく勉強できたんだと思います」と、泰伸くんはあらためて振り返ります。
勉強は、詰め込み過ぎず一定のペースを保つため、あらかじめスケジュールを組むようにしました。苦手な算数はとにかく問題数をこなし、得意な社会をさらに勉強して自信をつけて本番に臨み、第一志望を射止めました。
「僕は一時期、無理をして燃え尽きそうになりました。だから、がんばり過ぎず、落ち着いて取り組めるペースをずっと保っていくことが、合格につながると強く感じます」(泰伸くん)

1 受験期に習い事はやっていた?
小学校の課外活動として吹奏楽をやり、直前まで通っていました。スイミングもやっていたのですが、受験期にはやめていました。

2 直前期の自宅での勉強時間は?
塾のある日は30 分、ない日は2時間くらいでしたが、年が明けてから火がつき、1月の塾がない日は5時間ほど勉強していました。

3 つらかったときの心の支えは?
家族や塾の先生との会話です。自分の思いをきちんと受け止めてくれた上で、心配し、応援してくれることがわかり、安心しました。

4 将来の夢を教えてください!
農業に興味があるので、若者と農業をつなぐような、「農業テーマパーク」を立ち上げ、その経営者になりたいと思っています。

1 家庭での教育方針は?
まずはなんでも、やってみて確かめることです。いろいろなことを実際に体験した上で試行錯誤するのが大切であると考えています。

2 学校見学は何校くらい?
本人が行きたいと言った3 校のみです。ただ、その一つひとつに徹底して足を運び、多いところでは5回以上も見学しました。

3 受験を通して子どもの成長を感じる部分は?
難しいことに対して臆することが多かったのですが、今はチャレンジ精神を持ち、あきらめず取り組めるようになったと感じます。

4 中学入学後、子どもに何を学んでほしい?
まずは、学校生活を楽しむこと。そして、時間をかけてじっくりできることを自分で探し、先の見通しを持って取り組んでいって欲しいです。

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