2月号 特集

合否のカギはメンタル自信を持つことが第一

中学受験では、12月中旬以降は模擬試験がほとんど実施されません。そのため、客観的な学力を計れる機会がほとんどなくなります。この時期から、子どもは志望校の過去問題や苦手分野に取り組みながら、「自分との勝負」に向き合わなくてはいけません。子どもはもちろん、親も不安を抱える時期ですが、どのような気持ちで入試本番に臨めばよいのでしょうか。四谷大塚豊洲校舎の蛭田栄治校舎長は次のように説明します。

「中学受験というものは、最終的にメンタルの勝負だと思います。同程度の学力の子どもが2人いれば、『自分は絶対受かる!』という自信を持っている子の方がよい結果を得られるものです」

子どもが自信を持つ上では、親のはげましや態度も大きな影響力を持ちます。

「受験生の親の中には、子どもの学力が足りない部分にばかり目を向けて、『こんな点数じゃ、志望校に受からないよ!』などの厳しい言葉をかける人がいます。しかし、そのような態度は子どもを追いつめてしまうだけであり、入試本番が近づく直前期は特に注意してほしいと思います。親は子どもが不安そうな表情を見せているときほど『大丈夫、必ず受かるよ』と励ましてあげてください」

それでも、子どもの学力について親はなかなか不安を隠せないもの。

「そんなときは塾の講師などに相談して、不安を打ち明けましょう。そして、子どもの前ではできる限り落ち着いた態度を見せるように心がけてください。親の自信に満ちた態度が子どもの不安を軽くし、本番に向けたやる気と自信をアップさせます。また、お母さんが中学受験でピリピリしている場合はお父さんが受験から少し距離をとって、子どもやお母さんに声をかけてみてはどうでしょうか。それにより、家庭内でうまくバランスがとれると思います」

中学受験での努力が未来の成長につながる

上に紹介されている名言は、どれも歴史に名を残した偉人たちが苦境に立たされたり、困難に立ち向かったときに生み出した言葉です。そこからは2つの共通点が読み取れます。ひとつはチャレンジを続けることが成功のカギであること。もうひとつが、努力した経験は将来の成長に必ず結びつくということです。

「毎年、受験にチャレンジする多くの子どもを見ていますが、試験期間中に表情や言動がとても大人びたものになっていきます。そのような光景を見ていると、中学受験で得られる経験は大きいものだと実感します」

入試当日は、2年以上も受験勉強に取り組んできたがんばりと合格することへの自信、そして、先人たちの応援メッセージを胸に刻んで試験に臨みましょう。

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