親と子の意見が分かれます

迷っても最後は子どもに選ばせる

「正攻法ですが、親子で絶対に譲れない条件を出してみて、お互いに歩み寄って折衷案を出すことです。実際に見てみることで考えが変わり、親子の意見が一致することもあるので、学校見学へ何度も行くのも手です。一概にどちらの意見を優先すべきとは言えませんが、どんな案に落ち着いたとしても、最後は子どもが“自分で選んだ”と思える状態に親が誘導してあげましょう」(武田氏)

「反抗期に入った子どもだと、“親が薦める学校だから嫌”という場合もあります。親の力でねじ伏せようとするより、塾の講師という第三者の力を借りてみては。親には反発しても、塾の先生から言われればすんなり受け入れることもあります」(鈴木氏)

現時点で20以上偏差値が上の学校を受けたがります

目標は絶対に下げない 挑戦する意欲を大切に

「高い目標を目指せば、結果的には“いい受験”になるものです。偏差値を20上げるのは難しいことですが、そこを目指して結果10でも上がれば合格の可能性は飛躍的に高くなる。今の段階で、志望校のレベルを下げるのはやめましょう。中学受験はゴールではありませんから、この時期に目標を下げるような“逃げるクセ”をつけないでほしいですね」(成瀬氏)

「志望校は上げてもいいけれど下げるのは絶対ダメ。本人が納得することが一番大切ですから、志望校を変える必要はありません。偏差値60くらいまでは、本人の努力次第で今から十分上がります。逆に“データに勝ってやる”くらいの気持ちで1年間がんばってほしいですね」(鈴木氏)

小6の2学期の模試の結果を見て志望校決定では遅いですか?

2学期では遅い!6年になったら決断を

「具体的な目標がないとモチベーションが上がりにくく、早くから第一志望校が決まっている子どもに比べて、やる気に圧倒的な差がつきます。憧れの学校、雰囲気がよさそうな学校、何でもいいのです。とにかく6年の初めまでには第一志望校を決め、それに向かってがんばるという決意を固めてほしいですね。志望校が3つあれば、その中の最難関校を第一志望校にすればいいのです」(成瀬氏)

「第一志望校はどんなに遅くとも6年の7月までには決めるべきでしょう。なぜなら、夏休みはその学校に合格するため不足している力は何かを分析し、その力を確実に身につける最後のチャンスだから。2学期になるとより実践的な演習が多くなります」(武田氏)

受験科目を2教科に絞って志望校を選びたいです

入試でも入学後も不利 4教科で挑戦して

「現在は2教科で受験できる学校は少数で、ほとんどの学校が4教科受験です。“2教科受験”を前提にすると、受験できる学校が極端に限られてしまうので不利。さらに、2教科受験で入学した場合、4教科受験者に比べ、理科・社会の授業についていくのに苦労するケースも見られます。大学受験では理科・社会も避けられませんし、現時点では4教科でがんばってほしいですね」(成瀬氏)

「4教科通して学習することで、各教科の理解がより深まることもあります。算数の“割合”がわかっていれば、社会の“縮尺”の理解も早く正確になります。学習の中心は算数・国語のまま、理科・社会をバランスよく取り入れていくようにしましょう」(鈴木氏)

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