我が子の成長を促すほめ方にはコツがあります。そこで、前出の四谷大塚の講師と、子どもが中学受験を乗り越えた先輩お母さんに、実際に行っているほめ方を聞きました。ぜひ参考にしてみてください。   

上手にほめることで、子どものやる気は格段に違ってきます。
引き続き四谷大塚の講師に、どのようなシーンでどのように子どもをほめているのか、 具体的なほめフレーズのポイントとともに聞きました。

一人前と認めて自信をつけさせる

テストの点や成績そのものでなく、努力した結果として成長したことが点数に表れた、という観点でほめてあげましょう。「やればできるじゃない」というフレーズは、成長した一人の人格として子どもを扱う意味を持っています。「大人に認められた」という気持ちは、子どもに自信をつけます。また、「自分なりの勉強法を見つけたみたいだね」と伝えるのも、自信をつけさせるのに効果的。
仮に努力の結果が点数に表れなくても、「ここはできてるからあと一歩だね」という具合に、親が子どもを認める姿勢を示しましょう。

自覚を促すほめ言葉を使う

できないことができるようになったことに対しては、しっかりと言葉にしてほめてあげるのが大事。できるようになったことをほめられ、それを子ども本人が意識すると、その状態を保つための努力を惜しまなくなります。
本当に解くコツを完璧につかんだのかどうか、という判断は難しいかもしれませんが、子どもに自信をつけさせるよう誘導する言葉もときには必要です。子どもは自らの成長を客観的に自覚できないものなので、親が具体的な言葉で背中を押してきっかけをつくることで、より上を目指す気持ちが育つのです。

具体的な言葉で意識を向上させる

字をきれいに書くことがどういう良い結果を生むかをわかりやすく伝える方が、ただ「字がきれいになったね」と伝えるのに比べ、ほめ方として効果的。紹介したフレーズのようにほめることで、子どもは次からも「0」と「6」の違いを意識して書き分ける努力をするようになります。
同じ理由で「字がきれいに書けていると、正解も多くなるね」といったほめ方も、子どもの向上心を促すほめ方と言えます。それが、日頃の子どもの行動に対する観察から出た言葉なら、より子どもの心に響くでしょう。

「得意」の言葉で苦手意識を撃退

勉強で努力した結果、成績やテストの点数が上がるのは、子どもが自信をつけるきっかけになります。だからこそ、苦手科目の成績や点数が上がったときこそ苦手意識を克服する絶好のチャンス。我が子が苦手にしている科目が少しでも伸びていたら、見逃さずにこのような言葉をかけてあげましょう。
ポイントは、あえて「得意」という表現を用いる点です。自分では「苦手」と思い込んでいるところへ「得意」の言葉を投げかけられると、「もしかしたら苦手じゃないのかも……」と、考えられる余地が生まれます。

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