算数を中心に組み立て理社は隙間時間で

家庭学習のスケジュールは細かく立てる必要はありません。前述した通り、あまりに細かいスケジュールだと、中身の薄い学習内容になったり、スケジュールに追われるような感覚に陥ることもあります。そして、一度計画通りに行かなくなると、子どものやる気がダウンしかねません。それよりも学習内容を明確に決めて、勉強時間内でこなすことを目標にしましょう。
 上の表は四谷大塚の4年生のカリキュラムに基づいた学習内容の、1週間の理想的なスケジュール例です。
 学習時間の割合は、「算国理社で5:3:1:1」くらいの時間配分が望ましいと言います。もちろん、教科ごとに得意や苦手があり、かかる時間に差があるため、この通りにはいかないことも多いでしょう。しかし、好きな教科ばかりで苦手教科は手つかず、というのは問題です。
「平日は、塾のある日なら帰宅後にその日の復習ができれば十分。塾のない日で、1日は算国理、もう1日は算国社にして、特に算数は家庭学習の中心と考えたいですね」(小峰先生)
 学習スケジュールは余裕を持たせることが大切。平日にできなかった分は、土日に穴を埋め、1週間単位で計画が実行できるくらい余裕を持たせたスケジュールにするのがコツです。
 次に教科別の学習スケジュールの立て方について話を聞きました。
「算数は、塾がある日は、授業やテストで間違えた問題、難しかった問題の解き直しをしてほしいです。塾のない日は、四谷大塚で言えば演習問題集の基本問題、練習問題、週テスト問題集などの問題を1~2時間くらい、まとめてじっくり考える時間を確保しましょう。それとは別に、計算問題を毎日10分程度。計算問題集を1週間で8ページという予定なら、毎日1ページ、週に1度は2ページ、といった具合で学習量を考えましょう」(伊奈先生)
「国語は、塾の宿題として、授業の予習・復習がある場合も多いと思いますから、それを中心に考えると良いでしょう。特に復習は、しっかり取り組む時間を取ってほしいですね。一方、漢字や言語要素は、計算問題と同じ。まとめてではなく、毎日1回5分、10分といった時間を設けて繰り返しやると効果的です」(小峰先生)
 理科と社会は、算数や国語に比べれば時間はかけませんが、短時間でも「塾のテキストを読む」などの予習をすることで、授業の効果がぐんと上がると熊澤先生、横濱先生は言います。「授業前にテキストを読んで、その日学習することのイメージをつけてきてほしいですね。その時点では必ずしも問題を解ける必要はありませんが、予習シリーズの要点チェックを解いてくるとなお良いです。なぜなら、わからなかったところを授業で意識的に聞く姿勢を持てるからです」(熊澤先生)
「社会も授業でやるところを前もって読んでおく、というのが家庭学習のポイント。黙読ではなく音読させましょう。そして授業が終わった後、もう一度読んで2回目の確認、テストの前に3回目の確認をすることで、記憶も定着します」(横濱先生)

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