Vol.69

親の接し方がカギになる
子どもの自尊感情を高めよう

日本の子どもは
自尊感情が低い!?


「自分はダメな人間だと思うことがある」と回答した高校生は、日本では7割以上││。日本・アメリカ・中国・韓国の4か国の高校生を対象にした『高校生の生活と意識に関する調査』の結果が8月に発表され、日本の子どもたちの自尊感情(自己肯定感)の低さが浮き彫りになりました。

  同調査では、「私は人並みの能力がある」「自分の希望はいつかかなうと思う」「私は将来に対し、はっきりした目標を持っている」といった設問に対して、「そう思う」「まあそう思う」と回答した割合も、4か国中で日本が最も低いという結果になりました。

 先進7か国が対象の『我が国と諸外国の若者の意識に関する調査』(平成25年度)でも、「自分自身に満足している」と回答した13〜29歳までの男女は、他国と比較して最低の45.8%。このように、日本の青少年の自尊感情の低さは、問題視されています。

 その原因として多くの識者が指摘するのが、子どもに対する大人たちの厳しい視線。少子化・核家族化に伴い、子どもの一挙手一投足に大人の関心が注がれ、失敗に対して厳しくダメ出しをしたり、行動を咎めたりすることが増えてきたと言われています。

 いつも叱られてばかりでほめられる経験が少なかったり、常に誰かと比較されたりしていると、自尊感情はなかなか育まれません。まずは最も身近な存在である親が、たくさんほめ、愛情を伝えることが大切です。

 また、冒頭の調査では、農作業体験やペットの育成、アウトドア活動などの自然体験が豊富な生徒や、弱いものいじめを注意したりお年寄りの手助けをするなど思いやりある行動が多い生徒は、自尊感情が強いという傾向がありました。多様な体験をし、さまざまな立場の人や生き物との関わりを持つことも、子どもが自分の価値を認める上で大事なことです。

取材・文/武田純子 イラスト/柏原昇店



自尊感情

心理学用語の「self-esteem(セルフエスティーム)」を訳した言葉で、自己肯定感とも言う。自分はかけがえのない存在であり、価値がある人間であると思える感情のこと。自尊感情を高めることは子どもの自信、やる気、自我を育てる上でとても大切だと言われている。

幕末~明治期の写真と浮世絵の接点を探る

幕末から明治の浮世絵から、当時の人々が写真に深い関心を寄せていたことがわかる。一方で、写真も浮世絵からさまざまな着想を得ていた様子がうかがえる。本展では、浮世絵を始めとする日本の絵と、幕末期に渡来した写真が織りなした多彩な表現を紹介。日本文化の近代化の一面を明らかにして、時代が生んだ不可思議な作品の数々を展示する。

「浮世絵から写真へ─視覚の文明開化─」
開催期間:~ 12月6日(日)
観覧料:一般1,600円、大学生1,200円、高校生900円、中学生以下無料
東京国立博物館平成館/東京都台東区上野公園13-9
問い合わせ先:03-3626-9974(代表)
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp

「軍団・兵馬俑」と始皇帝の実像に迫る

今から約2200年前に「最初の皇帝」を名乗り、中国大陸に統一王朝を打ち立てた秦の始皇帝。その陵墓の近くに埋められた「兵馬俑」は、20世紀の考古学における最大の発見の一つ。本展では兵馬俑と始皇帝にまつわる貴重な文物を一堂に紹介。始皇帝が空前の規模で築き上げた“永遠なる世界”を探る。

特別展「始皇帝と大兵馬俑」
開催期間:10月27日(火)~ 2016年2月21日(日)
観覧料:一般1,200円、大学・高校生800円、中学生以下無料
東京国立博物館平成館/東京都台東区上野公園13-9
問い合わせ先:03-5777-8600(ハローダイヤル)
http://heibayou.jp/

ヨーロッパ史を彩る名作の数々

1819年にスペインの王立美術館として開館したプラド美術館は、世界でも類いまれな質と規模のコレクションを誇る。本展では、スペイン3大画家ともいわれるエル・グレコ、ベラスケス、ゴヤを始め、ルーベンスや“スペインのラファエロ”とも称されるムリーリョなど、ヨーロッパ史を彩った名だたる巨匠たちの作品群が一堂に会する。

「プラド美術館展─スペイン宮廷 美への情熱」
開催期間:~ 2016年1月31日(日)
入館料:一般1,700円、高校・大学生1,000円、小・中学生無料
三菱一号館美術館/東京都千代田区丸の内2-6-2
問い合わせ先:03-5777-8600(ハローダイヤル)
http://mimt.jp/prado/

平和への願いを込めた武器アート作品を展示

南部アフリカに位置するモザンビーク共和国は、1975年の独立以来1992年まで続いた内戦のために外国から大量の武器が供給され、戦争終結後も住民のもとに残された。1995年、武装解除を進める「銃を鍬に」というプロジェクトがスタート。武器は細断され、アーティストの手によって作品に生まれ変わった。本展ではこれらの作品を展示するとともに、アートに結実した平和構築の営みを紹介する。

「武器をアートに─モザンビークにおける平和構築」
開催期間:~ 11月23日(月・祝)
観覧料:無料
東京藝術大学大学美術館 3階展示室/東京都台東区上野公園12-8 
問い合わせ先:03-5777-8600(ハローダイヤル) 
http://www.geidai.ac.jp/museum/

ヒョウタンの意外な歴史と利用法を学ぼう

ヒョウタンは最古の栽培植物の一つであり、多くの地域で人間が生きていくための生活用具として使われてきた。本展では、ヒョウタンの多様性やその歴史、芸術、多岐にわたる利用法などを、世界各国から収集された湯浅浩史博士のコレクションをもとに紹介する。実際にヒョウタンに触ることができるコーナーもある。

「世界のヒョウタン展 ─人類の原器─」
開催期間:~ 12月6日(日)
入館料:一般・大学生620円、高校生以下無料
国立科学博物館 日本館1F 企画展示室/東京都台東区上野公園7-20
問い合わせ先:03-5777-8600(ハローダイヤル)
http://www.kahaku.go.jp

各学校の先生にじっくり相談しよう

城北、成城、富士見、東京都市大付属など、多くの私立中学校・高等学校が集まる相談会。志望校を固めるこの時期に、学校説明会では聞けなかったことを聞いたり、説明会参加後に新たに湧いてきた疑問を解消したりするチャンス。各学校の先生と1対1で話すことができるので、じっくり相談してみよう!

「2015私立中高進学相談会in秋葉原」
11月8日(日)12:30 ~ 16:30
入場無料・予約不要
秋葉原UDX2F アキバ・スクエア(秋葉原駅直結)
東京都千代田区外神田4-14-1
問い合わせ先:03-3515-3541 (大学通信 進学相談会係)

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