Vol.43

英語力だけでは不十分!
最近のグローバル教育事情

海外での活躍に消極的な学生が、かなりの数に


「海外に出てグローバルに活躍したい」と希望する学生(高校2年生・大学3年生)は36.2%で、親の希望(55.7%)よりも大幅に下回ることが、今年3月に行われた「グローバル教育に関する意識調査」(学習塾IGS、広告会社アサツーディ・ケイによる共同調査)で明らかになりました。

学生が海外の仕事に就きたくない理由として、「他国の人とのコミュニケーションが不安だから」が45.5%と、言語の問題が最多に。また、語学力以外に必要だと思う力として「コミュニケーション力」「自己主張する力」「ディベート力」が挙がりました。

中でも気がかりなのは、「今からグローバル化のための教育をしても間に合わない」と回答した学生が5割超と、すでに自分は手遅れだと感じている人が過半数を占めたことです。また、「日本の学校のグローバル教育は十分にできている」と回答した学生はわずか11.9%で、小学生の頃からディベート力や自己表現力を養うグローバル教育を望む声も多く寄せられました。

この調査結果を裏付けるように、各国の英語力を数値化した「ビジネス英語指数2013」では、世界平均は4.75ですが、日本は4.29と平均を下回る結果に。アジア各国が平均値を軒並み超える中で、日本は突出して低く、「読解力やリスニング力はあっても、会議や商談に参加するだけのコミュニケーション能力に欠ける」ことがわかりました。 

平成23年度から小学校高学年の英語授業が必修化され、乳幼児期や小学校からの英語教育に力を入れる動きも加速しています。しかし、グローバル化が進む現在、読み書きリスニングなど従来型の英語力だけを鍛えるのではなく、しっかりと自分の意見を持ち、それを周囲に的確に表現できる能力を伸ばすことも重要になってきていると言えるでしょう。

イラスト/柏原昇店 取材・文/武田純子



ビジネス英語指数
(Business English Index)

オンライン英語学習ビジネスを展開する企業、GlobalEnglishにより実施。文法、読解、リスニングやビジネス環境で求められる英語力を数値化して10点満点で評価する。アジアはフィリピン7.95を筆頭に、インド6.32、韓国5.28、中国5.03など。

ミケランジェロ作品が一堂に会する展覧会

“神のごとき”と称され、画家としてだけでなく彫刻家、建築家としてもルネサンスの頂点を極めた巨匠・ミケランジェロ。「ミケランジェロ展─天才の軌跡」では、フィレンツェのカーサ・ブオナローティ美術館の所蔵品から、日本初公開の傑作彫刻《階段の聖母》をはじめ、絵画、素描、書簡など60点を展示。ミケランジェロの89年間の功績を紹介する。

「ミケランジェロ展─天才の軌跡」
開催期間:9月6日(金)~ 11月17日(日)
観覧料:一般1,400円、大学生1,200円、高校生700円、中学生以下無料
国立新美術館/東京都港区六本木7-22-2
問い合わせ先:03-5777-8600(ハローダイヤル)
http://www.tbs.co.jp/michelangelo2013/

自然豊かな美術館でモネの風景画を堪能

国内有数のモネ・コレクションを誇るポーラ美術館と国立西洋美術館の共同企画。モネ作品35点のほか、2つの美術館のコレクションから選んだマネやピカソなど同時代の主要作品を含め、総数約100点を展示してモネの独自性を分析する。モネがキャンバスにつくり上げた、独特の絵画空間を堪能しよう。

「モネ、風景をみる眼―19世紀フランス風景画の革新」
開催期間:~ 11月24日(日)
観覧料:大人1,800円、大学生・高校1,300円、小・中学生700円(土曜は小・中学生無料)
ポーラ美術館/神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
問い合わせ先:0460-84-2111 http://www.tbs.co.jp/monet-ten/

光で遊ぶ、新感覚の体験型ミュージアム

全国18会場で約50万人を動員した現代アート展が、このたび待望の東京初開催。日本を代表するアーティスト11組が集結し、光とデジタルを駆使した作品計19点を展示する。「見て・触って・楽しみながら・学べる」を基本に、子どもから大人まで世代を超えて現代アートを体感できるユニークな企画展。

「光のイリュージョン『魔法の美術館』~ Artin Wonderland ~」
開催期間:9月6日(金)~ 10月6日(日)
入場料(当日):一般・大学生1,200円、小・中・高校生600円、未就学児入場無料
上野の森美術館/東京都台東区上野公園1-2
問い合わせ先:03-3833-4191(上野の森美術館)
http://www.mahou-museum.com

東京大学内の博物館で「宇宙資源」を展示

東京大学(本郷)の総合研究博物館本館では、特別展示「宇宙資源」を開催中。世界最大、最も美しいといわれる門外不出の巨大な鉱物・「輝安鉱(きあんこう)」の標本のほか、今年2月にロシア・チェリャビンスクに落下した隕石や、希少価値の高い金属「レアアース」を高濃度に含む海底の泥など、地球内外の貴重な資源の数々を展示している。

特別展示「宇宙資源」
開催期間:~ 9月29日 休館日:月(9/16、23除く)、8/15-19、9/8、17、24
入館料:無料 
東京大学総合研究博物館本館/東京都文京区本郷7-3-1東京大学本郷キャンパス内
問い合わせ先:03-5777-8600(ハローダイヤル)
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/

夢の実現までのライフプランと作文募集

NPO法人日本FP協会は、子どもに対する金融経済教育の充実のため、全国の小学生を対象として『夢をかなえる』作文全国コンクールを開催している。テーマは「私の将来の夢」で、作文のタイトルは自由。学校や地域の図書館などに置かれている課題図書『夢をかなえる─FPはライフプランのサポーター─』を読んで、作文とライフプランシートをつくり、将来の具体的な夢を考えてみよう。

第7回小学生『夢をかなえる』作文全国コンクール
応募締切:10月31日(木)当日消印有効
問い合わせ先:0120-211-748(日本FP協会FP広報センター)
http://www.jafp.or.jp/about/yume/

「本当にあった話」を書いて作品にしよう

見たこと、聞いたこと、体験したことを調査・分析・咀嚼して、自分の言葉でありのままに伝えるのが「ノンフィクション」。自分だからこそ感じて考えることができたものを、自分にしか書けない表現で作品にしてみよう。作品の主人公やテーマは自由。審査員は佐木隆三さん、リリー・フランキーさんら。

北九州市子どもノンフィクション文学賞
応募締切:9月1日(日)~ 11月30日(土)当日消印有効
応募資格:全国の小・中学生(小学校の部は400字詰め原稿用紙5枚以上20枚以内)
問い合わせ先:093-582-2389(「子どもノンフィクション文学賞」係)
http://www.kodomo-nonfiction.com/  

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