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学校の勉強のみならず、社会に出ても常に問われる「論理力」。 論理的であることは個人の性質であるように捉えられがちですが、「論理力」は訓練次第で誰でも鍛えられる能力です。子どもの「論理力」を鍛えて、一生の武器にしてあげましょう!
取材・文/國天俊治、西田知子、清野礼子 写真/石井和広、貝原弘次 イラスト/岸潤一

東京大学教授

野矢 茂樹先生

東京大学総合文化研究科教授。専攻は哲学。『新版論理トレーニング』、『論理トレーニング101題』(ともに産業図書)は、哲学分野として異例のベストセラー。中学生の国語教科書の監修も行う。

「論理」のエキスパートである東大教授を講師に迎え、6人の小学生に特別授業を開講していただきました。小学生が初めて体験する「論理」の時間。白熱する議論を体感してください!

「A」と「B」は、どちらがより「論理的」だと思いますか?
理由を挙げて答えなさい。


A

科学に特徴的な研究方法とは何だろうか。科学といっても、さまざまな分野がある。物理学や動物学だけでなく、新薬の開発のような研究も科学である。現代では科学は技術と結びついている。ときに人はあたかも科学が万能であるかのように語る。だが、そもそも私たちが科学に対して抱いているイメージは、16世紀から17世紀にかけて西ヨーロッパにおいて出現した学問形態にすぎない。科学はけっして万能でも絶対でもない。科学では解明できないこともあるのだ。たとえば芸術が与える感動を、科学で完全に解明することはできないだろう。

B

冷やし中華はふつう冬になるとメニューから外されてしまう。これに対して、冷やし中華は冬に食べたっておいしいのだから、一年中メニューに入れたほうがいいと言う人もいる。だけど、そう考える人は、食べ物をおいしいかどうかという一面的な観点からしか見ていない。例えば、すいかが一年中あたりまえに食べられるようになったらうれしいだろうか。おいしいかどうかとは別に、食べ物はその季節感で私たちを喜ばせてくれるのだ。その意味で、私は冷やし中華の持っている季節感をだいじにしたい。だから、やはり冷やし中華は夏だけの食べ物であってほしいと思う。
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