歴史の学習では、人物名や事件の名称などに難しい漢字が出てきますが、すべて漢字で書けたほうがよいのでしょうか?

歴史の問題では、「漢字で書きなさい」という指定がない場合、平仮名で答えても原則として不正解にはなりません。しかし近年、多くの中学校の入試問題で、漢字指定の問題が増えています。その理由としては、「聖徳太子」を「聖徳大子」のように書き間違えるなど、歴史の基礎学力に、不安を感じさせる子どもが目立つことなどが挙げられます。歴史の流れに大きな転換をもたらした人物の名前や事件の名称は、漢字で答えさせる中学校が多くなっているので、日頃から漢字で書けるように学習させたほうがよいでしょう。

 子どもへのサポートとして注意したいのが、漢字で覚える学習を、後回しにしないことです。歴史の学習は小5から始まりますが、そのときに「最初は言葉の意味だけ覚えて、小6から漢字で書けるようにしよう」などと、声をかけるのは避けましょう。小6になると、取り組むべき学習量が全教科でさらに増えるため、どれだけの時間を割けるか、定かではありません。

さらに、知識を漢字で覚えないと、似たような人物名を、何度も間違えたりしてしまう恐れがあります。ですので、歴史の勉強がスタートしたときから、「漢字で書けるようになるまでが歴史の勉強だよ」と、声をかけるようにしましょう。漢字で答えることにチャレンジした結果、仮に塾のテストや模試で不正解になったとしても、子ども自身が「自分はまだしっかりと覚えていないんだ」と自覚できたほうが、学習意欲もアップするはずです。

また、間違った漢字を書いていないか、チェックすることも大切です。漢字の間違いは多種多様ですが、多くの子どもに見られる書き間違いとしては「○卑弥呼 ×卑弥子」「○日本書紀 ×日本書記」「○応仁の乱 ×応任の乱」「○寺子屋 ×寺小屋」「○歌舞伎×歌舞技」などが挙げられます。学習ノートや解答用紙を見たときに、このような間違いをしていないか、チェックしてみることをオススメします。

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