子どもが学校にいる時に、地震などが発生した場合、
学校はどう対応してくれるのでしょうか?

多くの中学校では、災害が起きたときに、子どもたちの安全を確保できるよう、さまざまな防災対策に取り組んでいます。当校でも、生徒には入学時に防災ずきんを準備してもらい、常に身近なところに置かせています。また、全生徒が3日間過ごせるだけの、水と食料を準備しており、非常用の毛布や簡易トイレなども用意しています。

防災訓練を定期的に行っている学校も多く、当校でも年2回の訓練を実施しています。その訓練のおかげもあり、今年の3月に発生した大地震のときも、生徒たちは、速やかにグランドへ避難し、上級生が下級生の面倒を見る場面も見られました。

ただ、地震が発生した後は、当校の生徒や教職員も帰宅することが困難な状況となり、その日は、ほぼ全員が講堂に宿泊しました。そこで問題になったのが、各家庭への連絡です。

多くの中学校では、緊急時の連絡網を用意しており、当校でもメールや電話の音声ガイダンスで一斉に連絡を行う「子ども安全連絡網」のシステムを導入しています。そのため、携帯電話が通じない状況でも、学校からのメールにより、多くの保護者は子どもの安否を把握できました。

しかし、生徒が校内の固定電話を利用して、保護者に連絡を取ろうとしたところで、困ったことが起きました。実は、自宅の固定電話の番号を知らない生徒が大勢いたのです。これは、私たちとしても盲点でした。これから、子どもと災害時の対策について話し合う場合は、自宅の固定電話の番号を書いたメモを、子どもに持たせるなどの対策を取ってほしいと思います。

そして、もうひとつ家庭で取り組んでほしいのが、学校から自宅までの帰宅ルートを確認することです。今回の大震災では、多くの交通機関に乱れが生じました。電車やバスで学校に通っている子どもの場合は、少なくとも、2つ以上の帰宅ルートを用意しておいたほうがよいでしょう。

十文字中学校
1922年に創立。「自立した女性」「社会に貢献できる女性」を育てることを建学の精神としている。
田島朋子
十文字中学校・高等学校教諭。集会保安係の責任者を務める。自身も十文字高等学校の卒業生。1994年より体育科教諭として教鞭をとる。
脳科学のお話
頭をよくする方法はある?
こころは「ハート」、つまり心臓と英訳されていることからも類推できるように、頭とはあまりつながりが...>>続きを読む
お悩み相談室
内気な性格の娘は、解き方がわからない問題があっても...
積極的に塾の先生に質問をすると、自分の理解度や苦手分野を先生が把握し、より的確なアドバイスをもらえる...>>続きを読む
サイトマップ
人気記事ランキング
01 特集
そのひと言が子どもを変える! 学力を伸ばすほめ方・励まし方
02 スペシャルウィーク
9歳までに身につけたい国語力
03 子育てに効く脳科学のお話
頭をよくする方法はある?

サイト内検索
 

RSS登録
これまでの特集記事



気になる記事ピックアップ
これまでに公開された記事の中から気になる記事をランダムでピックアップし、表示しています。