附属の小学校から進学する内部進学者と、中学校から入学する生徒はスムーズに仲良くなれますか?

保護者からは「入学の方法が異なる生徒同士が仲良くできるのか心配」という声がよく聞かれますが、心配は不要でしょう。多くの中学校では遠足や文化祭などのような交流を深めるための行事を多く設けています。そうした行事を通して、生徒同士は打ち解けられます。内部進学者も新しい友達をつくろうと積極的にアプローチするので、友達の輪は問題なく広がるはずです。

当校の場合は1クラスが約40名であり、その内の10名前後は附属小学校から進学した内部進学者です。入学当初こそ、当校の学校生活にすでに慣れている内部進学者とそれ以外の生徒の違いが見受けられます。しかし、1か月もしない間にどの生徒が内部進学者かわからないほど、全生徒が学校生活に馴染んでいます。

というのも、ほかの中学校と同じく当校でも生徒たちが交流を持つ機会を多く用意しているからです。全生徒が研修施設で4泊5日の協同生活を送る「学寮研修」もそのひとつ。この研修では、小学校から同じ研修を受けてきた内部進学者がほかの生徒に施設のことを教えながら、自然とリーダーシップを発揮します。研修を終える頃には、協同生活がきっかけとなり友達の輪が広がっていきます。このほかにも修学旅行に位置付けられる10泊12日のアメリカ・ボストン研修をはじめ、当校ではすべての生徒が中高6年間で30日以上の協同生活を経験し、信頼関係を築く上で大きな役割を果たします。

生徒間の交流を深める取り組みは、多くの中学校の学校説明会でも紹介されるはずなので、チェックしておきましょう。さらに、当校では「学寮研修」での生活ぶりを保護者が参観できる現地見学会を実施していますが、同じような機会があれば、積極的に参加してほしいと思います。集団の中でほかの生徒と仲良くしている子どもの姿を見ることが学校生活への安心や理解につながり、ほかの保護者と交流を持つきっかけにもなると思います。

昭和女子大学附属昭和中学校
同校には幼稚園から大学院までの学校施設が整備されており、中学校入学時に外部の小学校から入学する生徒は全体の約4分の3。
柴田芳明
昭和女子大学附属昭和中学校・昭和高等学校教諭。私立中学校などの非常勤講師を経て、1983年より数学の教員として同校に勤務。08年、入試部部長に就任。
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