全国統一小学生テスト:マークシート方式のテストについて
マークシート形式のテストについて
全国統一小学生テストは、マークシート形式で行われます。小学生の大規模なテストとしては初めての試みであり、父母の皆様におかれましては、「正しくマークシートをぬれるだろうか」、「解答欄を間違えないだろうか」と心配をされる方もいらっしゃると思います。昨年11月に実施いたしました統一テストの実施中及び実施後に調査を行いましたが、大きな問題もなく、無事開催できました。大きな問題もなく開催することができた背景には、統一テスト前に実施する「マークシート練習」にて、お子様方に十分な説明を行い、やり方をよく理解してテストに臨んでくれたことが挙げられます。
マークシート形式の特長とは?
マークシート形式の大きな特長の一つに、採点者の主観や能力に影響されない「客観性」が担保され「公平」に採点できることが挙げられます。学力を伸ばすには、どこをどのように間違えたかを把握して、適切な学習をしていくことが近道です。全国統一小学生テストのマークシート形式は、単にいくつかある選択肢の中から選ぶだけの選択式とは異なり、不正解の選択肢にはこれまで四谷大塚が培ってきた「間違えやすいパターン」が隠されたものとなっておりますので、お子様が間違えた理由までつかむことができます。つまり「選んだ選択肢によって、お子様がどこを理解していて、どこに躓いているのかがわかる」のです。
全国統一小学生テストの選択肢
ただし、択一問題ですので、適当に解答をしても「あたってしまう」場合が出てきます。選択肢がヒントになって、わかってしまう可能性もあります。しかしこれらの点を問題作成者は十分に理解した上で、作問に工夫をこらしております。一問一問に「この問題でどんな力を測れるのか」という作問意図を明確に設定し、過去のテストから誤答例を調査してから作成をしておりますので、お子様の学力を正しく把握することができるテストとなっております。
記述式との差異とは
同じようにマークシート形式で実施される大学入試センター試験は、全国で50万人が一斉に受ける、日本最大の試験です。多くの国公立大学では、マークシート形式のセンター試験を一次試験とし、その後各大学ごとで行われる二次試験(ほとんどが記述・論述方式)で合否を決めています。その結果を分析するとセンター試験で高得点の受験生は二次試験でも高い得点をあげる傾向があります。記述式、マークシート形式といった解答形式により、学力の測定に差異が生じることはないことがわかっています。
 中学受験直前期であれば、受験をする中学校の過去問を解いたり、志望校対策の模試を受験しながらお子様の力を試すことはとても有効です。しかし5年生、4年生、3年生のお子様であれば、日本全国単位、都道府県単位でお子様の現在の学力をとらえることも重要なテーマであると考えます。全国統一小学生テストが、お子様の将来に向けての飛躍のきっかけとなれば幸いです。