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四谷大塚 校舎のご案内

町田校舎
校舎からのお知らせ

皆さんこんにちは!


突然ですが、今日少し驚いたことがありました。


5年生のある子が喋っている言葉の中に、「漁夫の利(ぎょふのり:互いが争っている中、全く関係のない第三者が得をするという意)」という故事成語が出てきました。


故事成語・慣用句等、既に習っている人にとっては、「知ってるからそんなに驚かないけどな。」と思う人もいるかもしれません。


また、受験生には是非とも知っておいて欲しい言葉です。


それはそうと私がなぜ驚いたかというと、「普段の会話の中で久しぶりに故事成語を聞いたな」と思ったからです。


実は最近の日本人は、海外の人に比べてあまり会話の中にそういった慣用表現を使うことがない、と言われることがあります。そして、昔習ったはずなのに、意味がよく知られてない・使い方をよく間違えられる、ということわざや慣用句の表現がしばしば見受けられるのです。


これは私の個人的な見解なのですが、実は最近の日本人って「習ったこと・覚えたことをすぐに使ってみよう」とする人がそんなに多くないのではないかな?と思いました。さらに言うと、「完璧に出来るまでは使わない・やらないで、忘れてしまう」という傾向があるのではないかと思います。


前置きが長くなりましたが、今日私が言いたいことはずばり、「身につけたことは、すぐに使ってみましょう!」ということです。 さっきの国語に限った話ではありません。算数にしても、理科・社会にしても、また何かアドバイスを受けたことについてもです。


初めは完璧でなくても構いません。時には失敗しながら、正しく身につけられた、ということもあります。ただ、覚えたことでも日常生活の中で使わないとすっかり忘れてしまう、これはもったいないですよね。


大事なことなのでもう一度。「身につけたことはすぐに使ってみましょう!」


担任助手 山下智也