苦手科目から目をそむけずラストスパートで逆転合格

6年生の 11月まで第一志望の変更を迷っていたという母・真弓さん。娘の英里さんが「合格できる自信は30%」と感じていたように、成績が不安定で、過去問の点数が伸び悩んでいたこともその理由の一つでした。
「一生懸命やっているんだから、〝第一志望に合格させてあげたい?と思ったんです。でも、娘は『志望校を変えずに最後までがんばりたい。不合格でも悔いはない』と言うので、意志を尊重することにしました」(真弓さん)
英里さんはおとなしくて控えめな性格ながら、自分で決めたことは最後までやり抜くがんばり屋さん。苦手科目を克服し、得意分野に磨きをかけ、見事に合格を勝ち取りました。
「苦手な国語は過去問の点数も低かったけど、あえてそれを表にして書くことで、できない自分と向き合って『やらなきゃ!』という気持ちを高めました。得意の算数も計算ミスなどがあったので、確実に点数を取れるように見直しをしっかりするようにしたんです」(英里さん)
最後の数週間でグンと成績が上がった娘を見て、真弓さんは「子どもには伸びしろがある」と実感したそう。強い意志の力で逆境を乗り切った英里さんは、「できなくてもあきらめないで。自分を信じてがんばり続けることが大切です」と、後輩たちにメッセージをくれました。

1 受験期に習い事はやっていた?
受験を始めた4 年生までは英語、そろばん、体操。6 年生の夏までは習字をやっていましたが、秋以降は勉強に集中しました。

2 直前期の自宅での勉強時間は?
塾のある日は授業の復習を1.5時間、ない日は過去問を中心に5 ~ 6時間。塾も学校もお休みの日は8 ~9時間くらい勉強しました。

3 つらかったときの心の支えは?
塾のクラスが下がって落ち込んだけど、友だちが「今からでも間に合うよ!」と励ましてくれたので、がんばれたと思います。

4 将来の夢を教えてください!
幼稚園のとき病院に通っていて、薬剤師に憧れるようになりました。夢をかなえるため、理系に強い学校を志望校にしたんです。

1 家庭での教育方針は?
本人の希望を尊重するということです。受験することも、第一志望も自分で選んだ道だからこそ最後までがんばれたんだと思います。

2 学校見学は何校くらい?
親だけで3 校、親子一緒に10 校、立地を問わず幅広く見に行きました。見学校は、学力や教育方針が合う学校の中から私が選びました。

3 受験を通して子どもの成長を感じる部分は?
さまざまな挫折を一人で乗り切ったことをほめてあげたいと思います。以前は親に頼りきりでしたが、精神的に強くなりましたね。

4 中学入学後、子どもに何を学んでほしい?
今までは勉強ばかりで友だちと遊ぶ時間も少なかったので、中学では部活動やクラスの友だちとさまざまな体験をしてほしいですね。


解答スピードが遅かった算数を塾の先生への質問で乗り越えた

史歩さんと母・真琴さんが、浦和明の星を第一志望として意識するようになったのは、史歩さんが5年生のときに文化祭の見学へ行ったことがきっかけ。
「見学していた私たちへ、きちんと応対する在校生を見て、『娘もこんな風になってくれたら』と感じました。すてきな方でしたね」(真琴さん)
しかし、もともとあまり欲がなく、人と競う意識が乏しかった史歩さん。成績が伸び悩んだ時期もありました。中でも苦しんだのは算数。
「算数は好きなのに、なかなか点数が伸びなかったんです。問題を解くスピードが遅くて、焦ってしまうこともありました」(史歩さん)
苦手な算数克服の突破口は、先生へ質問することだったそう。特に直前期の土日は、塾が始まる朝9時よりも早く着いて、前もって〝予約?をしておいた先生に質問をしていました。
その甲斐あって、本番での算数の手応えはバッチリ。自己採点後、真琴さんがドキドキして祈るような心境でいる中、当の史歩さんは「明日が楽しみ。じゃ、お休み」と、自信をにじませて就寝。問題がやや簡単に感じられたためか、ほかの子もできていたらどうしようと不安にも思ったそうですが、無事合格をつかむことができました。
「自分の限界ギリギリまでがんばってやりきることが、自信につながるんだと思います」(史歩さん)

1 受験期に習い事はやっていた?
5年生までフラメンコ。あと、英検3級取得が目標だったので、6年生の10 月まで英会話。書道は回数を減らして12 月まで続けました。

2 直前期の自宅での勉強時間は?
塾のある日は朝などに1時間くらい、塾のない日は4時間くらいでした。祝祭日にまとめて過去問に取り組んでいました。

3 つらかったときの心の支えは?
好きなドラマを「週2時間」と決めて見ていました。また、塾の友だちとの勉強が、「自分だけが大変ではない」と励みになりました。

4 将来の夢を教えてください!
キャビンアテンダント! 保育園の頃からの夢です。英会話教室に通ったきっかけも、この夢を実現するためなんです。

1 家庭での教育方針は?
自ら考えて行動できるよう、「命令」ではなく「相談」を心がけていました。勉強であれば、本人が進んでやれるよう意識しました。

2 学校見学は何校くらい?
受験しようと考えていた学校はすべて行きました。説明会など、親だけが行ったものもありますが、全部で9 校です。

3 受験を通して子どもの成長を感じる部分は?
受験が近づいてプレッシャーがかかっても動じなかったところ。そして、予定を自分で管理できるようになりましたね。

4 中学入学後、子どもに何を学んでほしい?
勉強だけでなく、バランスのとれた人間になってもらいたいですね。一生の付き合いができる友だちを見つけてほしいです。

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