2月号 特集

城北中学校に進学。同高校を卒業後に、東京工業大学工学部4類に入学。現在は1年生。

受験勉強を楽しむも第一志望は不合格

現在、東京工業大学に通う宮澤宣嗣さんが中学受験にチャレンジしたきっかけは母親からの薦めでした。

「小3から塾に通いましたが、最初はあまり気乗りしませんでした。ただ、塾で友だちと点数を競争したりするのが楽しく、算数の難問にもゲーム感覚でチャレンジしていました」

中学受験では城北中学校に合格しますが、本人の満足はいまひとつ。

「実は第一志望はほかの学校だったのですが、残念ながら不合格でした。国語に対する苦手意識が最後まで克服できなかったことが原因だと思います」

苦手の国語を克服し第一志望の大学に合格

進学する大学を考え始めたのは、高2の秋頃。

「理系の科目が得意だったので、理系の大学を進学先に考えました。その中でもオープンキャンパスでヘビ型ロボットの紹介などをしていた東工大に魅力を感じ、第一志望に選びました」

大学受験の勉強では、中学受験の反省が生かされます。

「国語は相変わらず苦手教科でしたが、学校の先生に何度も質問して問題の解き方を理解しました。また、受験直前の心構えも変わりました。中学受験の時は、本番直前でも自分の苦手分野を気にしがちでしたが、大学受験ではノートに目を通して『自分はこれだけやったんだ』と自覚することで、やる気を高められました。中学受験で得られる経験は合否の結果に関わらず、その後の人生できっと役に立ちます。直前期は不安が強くなりますが、ぜひそれを乗り越えてほしいと思います」

通っていた小学校には受験する友だちがいなかった。1時間以上かかる塾への通学も負担に。

第一志望に考えていた東工大の合格判定は、高3の春はD判定。危機感が募る。

城北中学校に進学。同高校を卒業後に、東京工業大学工学部4類に入学。現在は1年生。

帰国後の不安を友だちが和らげる

慶應義塾大学に通う遠藤ちひろさんはタイで小学生時代を送り、中学受験が近づく時期に帰国しました。

「帰国当初は日本の学校になじめるか、とても不安でした。そんな時に学校訪問した立教女学院の教頭先生がやさしい方で、『この学校に入りたい』という気持ちになりました」

帰国子女枠での受験だったため、国語、算数に加えて作文が試験科目でした。進学塾に通って作文のトレーニングも積みましたが、帰国してすぐの受験は心身に大きな負担だったようです。

「最初は、受験勉強が嫌でした。ただ、学校でも塾でも周囲の友だちとすぐに打ち解けられ、勉強する場に身を置くことが楽しくなりました」

そして、立教女学院の受験に見事合格します。

両親の励ましの言葉が大きな支えになる

中学受験で培った経験は、その後の大学受験にも生かされていきます。

「勉強計画の立て方やペース配分が役立ちました。何より、努力した分だけの成果を得ることを知りました」

志望校を決めるときは、国際舞台で活躍することを念頭に置いて大学を選択。慶應義塾大学もそのひとつでした。

「慶大は試験科目が英語と小論文だけだったので、それほど困難を感じませんでした。ただ、それでも私はストレスが体調に出やすかったので、ほかの大学の受験直前に突発性難聴に悩まされました。そんな時に親がかけてくれた『失敗したら、もう一度チャレンジすればいいんだから大丈夫』という言葉は今も私の支えになっています」

小6で帰国してすぐに受験することになり、環境の急激な変化から気持ちが不安定な状態に。

立教大学へ内部進学する同級生がほとんど。学校には受験仲間がいなかった。


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