手紙や日記で習慣づけ楽しく書ける工夫を
「書く力」は学習の基盤。自分の考えを整理してまとめることは、すべての科目に大きく影響してきます。「まず鉛筆を道具として使いこなせるようになることが必要です。それができなければ、限られた時間の中で答案を書くこともできません。また、書くのを面倒くさがるようになると、算数で図や表を描くのにも手が追いつかなくなります。書く習慣をつけることはとても重要です」(中﨑先生)
日常生活の中で、できるだけ自分の手を動かして書く機会を増やすために具体的にできることは何でしょうか。「おじいちゃんやおばあちゃんなどに手紙を書かせるとよいでしょう。クリスマスカードや年賀状など、季節ごとに機会はたくさんあります。また、働いている親はバタバタして子どもとゆっくり話す暇がないことも多いでしょう。そんなときは、親子で交換日記をするのもおすすめです」(中﨑先生)「ホワイトボードを利用するのもいいですよ。たとえば、カタカナの練習をする場合は、台所仕事の合間などに『ヨーグルトとケチャップって書いておいてね』とお手伝いするかのように書かせるんです。たし算などの問題も出題してみてはいかがでしょう。お母さんが出してくれた問題なら、たいていの子どもたちは喜んで『もっとやりたい!』と言い出すはず。逆に、『お母さんが解くから、問題を書いておいて』と頼めば、子どもは一生懸命に考えてくれるでしょう。問題を自分で組み立てるのは、論理的な思考を育てるのにも役立ちます」(土屋先生)
こうした書く練習の際に、最も気をつけたいのは子どもが負担に感じないようにすることです。「最初から完璧を求めないでください。〝てにをは.などが多少違っていてもかまいません。授業のノートをきれいに書かせようとする親も多いですが、メモをとるときは大人でもそんなにきれいに書けませんよね。中には、復習のためにもう一度書かせようとするケースも。そうすると、『どうせ消されるんだから』と、子どもは書くことをやめてしまいます」(土屋先生)「漢字の書き取りも同じことです。練習帳に同じ漢字を何回も書くのは、子どもにとってはつまらないですよね。そこでおすすめしているのは、広告の裏などの紙にクレヨンやマジックペンを使って、大きな字を書かせることです。紙いっぱいにでかでかと字を書くと、視覚的にも印象に残ります。間違えたら、紙を捨てればいいだけのこと。その後で、書き取りの練習をさせればいいでしょう。楽しく学べるような工夫をしてあげてください」(中﨑先生)


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