励ましのメッセージを手紙で伝えてくれた

川崎 翔ノ介くん

●聖光学院中学校 1年
【兄弟・姉妹】なし
【受験を始めた時期】新小4の4月
【受験に挑戦した理由】塾の友だちが受験するため
【得意教科】社会
【苦手教科】国語
【自分の性格をひと言で言うと?】面倒くさがり屋

受験のために転校を決断してくれた

最初はなんとなく、親に勧められて塾に通い始めました。でも、塾の友だちが本気で受験勉強に取り組むようになっていくのを目にして、僕も真剣に受験を考えるようになりました。

ただ、僕が通っていた私立の小学校は、授業が終わる時間が遅くて、宿題もたくさん出されました。だから、塾の勉強が、なかなか進まなかったんです。

そのことを母に伝えて、「本格的に受験勉強したい」と相談したんです。そして、家族で話し合って、公立の小学校に転校することになりました。それが、小5の7月頃だったと思います。

その少し前に受けた塾の組分けテス受験のために転校を決断してくれたトで、僕はクラスが下がってしまっていました。特に算数の偏差値は、62から56まで一気にダウンして……。そのことで、すごく落ち込み、「もっと勉強しなきゃまずい!」と危機感を持ちました。

そんな気持ちを察してくれたのか、母は間違いノートを作ってくれました。毎週行われる塾のテストをコピーして、ノートに貼りつけてくれたんです。これが、弱点克服にとても役立ったと思います。また、「ケアレスミスをしなければ大丈夫。次のテストで、また上のクラスに戻れるよ」と明るく言ってくれたのも、励みになりましたね。

ただ、本気で受験勉強に取り組むようになってから、母とケンカすることが多くなって。勉強が忙しい中で、「時間通りに勉強しない」「集中していない」「話を聞かない」など、いろんなことを注意されると、どうしても反発してしまいました。

そんな僕の態度を見て、母は自分の気持ちの伝え方を変えてくれたんです。

ある日、机に一通の手紙が置いてありました。そこには「面倒くさがらずにがんばろう!」というような言葉が書いてありました。それ以来、母は何か僕に言いたいことがあると、手紙に書いて渡すようになりました。僕も手紙だと母の言葉を素直に受け止められ、ケンカも減りました。

そして、小6の秋からは、学習面については、僕に全部任せてくれました。そんな母の態度から、自分が信頼されていることをヒシヒシと感じて、すごくやる気がアップしたのを今でも覚えています。

 母のサポート ベスト3!

(1)手紙で励ましてくれた
母が注意の言葉を手紙に書いて伝えてくれたので、ケンカが減りました。僕も手紙だと感情的にならずに読めました。また、「次がんばろう!」など、激励の言葉が書いてあったときも、うれしかったです。
(2)間違いノートで成績がアップ!
小5の前半までは、復習を面倒くさがっていたのですが、母が間違いノートを作ってくれたおかげで、解き直しをするようになりました。それにより、解き方がしっかり身につき、成績もアップしました。
(3)家まで車で迎えに来てくれた
家と塾は歩いて15分くらいの距離。でも、帰り道はとても急な上り坂を登らなきゃいけなかったので、母が車で迎えに来てくれて助かりました。塾の勉強や家庭学習にも集中できたと思います。

お弁当のメニューが、お肉ばかりでした(苦笑)。それ自体はうれしかったけど、運動していなかったので太ってしまって。だから、自分から母に「野菜を入れて」とお願いしました(笑)。

不安が高まる時期に母の言葉で救われる

渡邉 玲さん

●横浜共立学園中学校 1年
【兄弟・姉妹】弟(小4)
【受験を始めた時期】新小4の2月
【受験に挑戦した理由】周りの雰囲気に刺激を受けた
【得意教科】国語
【苦手教科】算数
【自分の性格をひと言で言うと?】心配性

根拠のある励ましで直前期の不安が和らぐ

私が通っていた小学校は、中学受験をする人が多かったので、自然と受験を意識するようになり、塾に通い始めました。塾に通い始めてからも、私は学校行事にも積極的に参加して、小5と小6では、学校行事運営委員会の委員長をしていました。

そのことについて母は、「塾も学校も両方楽しめばいい」と言ってくれました。そして、学校行事と塾の授業が重なり忙しくなった時期も、決して「どちらかをやめなさい」とは口にしませんでした。そのことが、とてもうれしかったです。

我が家では、母が主に生活面のサポートをしてくれて、学習面のサポート不安が高まる時期に母の言葉で救われるは父が担当でした。

ただ、塾の組分けテストなど、大きなテストを受けた時は、いつも母がテストの結果を分析してくれました。テストの正答率に対して、私の点数がよくなかった問題をピックアップして、弱点を洗い出してくれたこともあります。このサポートは、苦手教科の成績アップにつながったと思います。

入試本番が近づくにつれて、私の心配性なところが出てきて、だんだん不安が募っていきました。特に、受験の1か月前が、精神的に一番きつかったです。

夜、布団に入ると、点数があまり取れなかった過去問のことを思い出して、なかなか眠れない日もありました。塾の先生からは、「学力的には大丈夫だから」と言われていましたが、どうして「大丈夫」と言えるのかが、正直よくわからなかったです。

そんなときに母が、「過去問は実際これだけの点数が取れて、今も練習を続けている。特別クラスに入れたくらいの成績なんだから大丈夫だよ」と、やさしく声をかけてくれました。

具体的な根拠を挙げながら励ましてくれたことで、私の漠然とした不安が少し和らぎました。そして、受験の1週間前には、何とか開き直ることができました。

母は直前期も、勉強の話題を言いすぎるのでもなければ避けるのでもなく、普段通りに接してくれました。そのおかげで、精神的に楽になれたと思います。今振り返ると、母は受験期間中ずっと、私の心を支えてくれていました。そのことを、とても感謝しています。

 母のサポート ベスト3!

(1)具体的な言葉で励ましてくれた
私が、ただ漠然と心配になって「どうしよう!」と悩んでいる時は必ず「この過去問も、このテストも解けているんだから、大丈夫だよ」などと、具体的な根拠を示して、励ましてくれました。
(2)塾と学校行事のどちらも応援!
学校行事で家に帰るのが遅くなる日もあったけど、「やったらだめ」とは一度も言われなかったです。「どちらもおろそかにしない」という条件で、好きなようにさせてくれたのが、うれしかったです。
(3)受験の直前期も普段通り
入試本番が近づいてきても、母の態度はいつも通り。おかげで、私も受験を過剰に意識しないですみました。入試の前夜に、私が好きなハンバーグを作ってくれたのも、うれしかったです。

テストや授業の後、「どうだった?」「この前間違えた問題を今回は解けた?」などと聞かれるのが、あまりうれしくなかったです。塾が終わってホッとしているときは、勉強の話題は避けて、リラックスさせてほしかったです。

母のサポートで苦手の国語を克服できた!

嶌田 翔太くん

●桐蔭学園中等教育学校1年
小学校ではサッカーをやっていたが、中学ではラグビーに挑戦!大勢の先輩や同級生に囲まれて学校生活を楽しむ毎日。

知識問題の学習をサポートしてくれた

僕は受験期間中、塾に通うのが嫌になることは、ほとんどなかったです。それよりも、楽しい思い出のほうが多いです。
塾の休み時間やお弁当の時間は、それぞれの学校で流行っていることを話したり、運動会でやるダンスを見せ合ったりしました。塾の先生とも、勉強とは直接関係ない話で盛り上がったりしました。

ただ、僕は国語が苦手で、それを克服するのには苦労しました。そんな僕を見て、母が国語の苦手克服に協力してくれたんです。テストの結果から、僕が苦手とする問題の傾向を分析したり、テキストの中から優先的に解いた知識問題の学習をサポートしてくれたほうがよい問題を探してくれました。

僕は国語の中でも、特に記述問題が苦手でした。でも、すぐには克服するのが難しい分野だったので、漢字などの知識問題に力を入れるようにしました。

学習中にわからない語句が出てくると、母は「自分で調べなさい」と言う時もあったけど、すぐに教えてくれる時もあって、それに助けられました。国語はいろいろな勉強法があり、自分に合う方法を見つけるのが大変だけど、母のサポートのおかげで、少しずつ得点が取れるようになりました。

でも、2月1日の入試本番では、自分が予想していた以上に緊張してしまって……。とてもじゃないけど、自分の実力を十分に発揮できたとは言えなかったです。試験の後は「合格できるかな」と、すごく不安になりました。

合格発表を見に行くときも、これまでにないくらい緊張していたと思います。けれど、母が「もう試験は終わったんだし、きっと大丈夫だよ」と言ってくれたので、気持ちが少し軽くなりました。
合格者の受験番号が掲示板に張り出されたとき、最初は怖くて見ることができなかったんです。だから、母のほうが先に結果を見てしまって(笑)。

母から「番号があったよ、やったね!」と言われたときは、本当にうれしくて、思わず涙が出てしまいました。

受験期間中に体調を崩したり、成績が伸び悩んで辛かった時、母はいつも近くで支えてくれました。その一つひとつのサポートが、僕の気持ちを楽にしてくれたと思います。

 母のサポート ベスト3!

(1)国語の対策を考えてくれた
母は文系出身なので、僕が知らない語句があると、書き方や意味を解説してくれました。また、テストの結果から苦手分野を分析して、僕が解くべき問題をテキストの中から見つけてくれたこともあります。
(2)塾の送り迎えはいつも車で
母はいつも車で塾の送り迎えをしてくれました。行きはラジオを聴くことが多かったけど、帰りは塾でのことを話したりしました。母が用意してくれたおにぎりを車内で食べたのも、いい思い出です。
(3)風邪を直すための氷まくら
冬になると「寒くない?」と声をかけて、部屋の温度管理に気を配ってくれました。僕が受験直前に風邪を引いたときも、氷まくらを用意し、こまめに取り替えてくれたのが、うれしかったです。

特にはないけど、強いて言えば、夜遅くまで勉強しているときに「もう遅いから寝たら?」と言われると、「きりが悪いなあ」と思うことがありました。特に、算数の問題が解けそうなときに言われると、ちょっと困りました。

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