"直前期に伸びる"はやっぱり本当!
 「直前期に伸びるのは本当だと私は思います!」と、力強く話してくれたのは来山さん。「それまでの積み重ねが直前期の追い込みで噛み合って形になることがある。長女、次女両方の経験から、そう感じます。それまでの努力で子どもは学力的にも精神的にも成長しているし、直前の雰囲気とか緊迫感とかそういったものが融合することによって、最後の最後にグッと伸びるのではないでしょうか」(来山さん)

 「直前期は本人のモチベーションを下げないためにも、第一志望だけは絶対に変えないと決めていました」と清水さんは話します。「息子は早稲田中学校を第一志望にしていたのですが、レベル的にも、問題の相性的にも正直ちょっと難しいかなと思っていました。だからと言って早稲田を受けず、ほかの学校に受かったところで、挑戦したかったという気持ちが残ってしまうのは嫌だったんです。これまで努力した結果が希望に沿うのかどうか、挑戦してほしいという気持ちがありました」(清水さん)

 早くから第一志望が決まっていたものの、夏休みは失敗してしまったという森島さん。直前期の様子はどうだったのでしょうか。「『夏休みは最悪だったから心を入れ替えてやる!』と、かなりがんばっていました。本人がちょっとやる気がないときには、『海陽に入ったらこんなことも、あんなこともできるね』と言って、入学後のいいイメージを持たせてモチベーションを維持していました」(森島さん)

 青木さんは、長女と同じ学校を第一志望にがんばっていた次女の直前期の様子をこう見ていました。「それまで淡々と勉強を進めてきた次女ですが、過去問の相性も良さそうで落ち着いていました。それと、2回受験をする予定だったので、そういう意味でも安心していたようです」(青木さん)

受験勉強を始めた当初から志望校が変わらず、模試で何度もその学校を訪れるなどして、落ち着いて本番の日を迎えられたという五味さん。「試験当日に熱を出したり、精神的に動揺するような出来事の後に試験を受けたり、模試でそういう特殊な状況を経験していたので、直前も大きな動揺なく、落ち着いて受験できましたね」(五味さん)


受験のプロはどう答える?  
直前期は子どもが"自ら学ぶ"時期
 もちろん、伸びしろには個人差がありますが、目に見えてわかるほどグングン伸びていく子もたくさんいます。この時期は、どんなに遅い子でも自覚が芽生え、まさに“自ら求めて勉強する”時期。モチベーションが自然に高まる時期なので、むしろ、子どものやる気を失わせないよう気をつけながら、体調管理や励ましをしてあげるといいでしょう。(福島校舎長)
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