浦和明の星女子中学校

1月校の結果で言葉を失うも 気持ちを切り替え本命で勝負
母の恵美子さんが浦和明の星女子の卒業生という水谷家。優里さんも文化祭に行って、すぐに気に入ったそうです。
「まず行きたい中学ができて、小5の春に塾に入りました」(優里さん)
優里さんは、幼少からバイオリンやスイミングなど、いくつも習い事を続けてきましたが、受験だからとそれをやめることはしませんでした。
「受験一色にはしたくありませんでした。現在の生活の中で精一杯がんばっ て、それでだめならしょうがないと思っていました」(恵美子さん)
小5のうちは恵美子さんが横について、コツコツ家庭学習。小6では自主性を育むために少し距離を置きつつ、スケジュール管理などを行ったそう。
小6になっての悩みの種は、苦手科目である算数。その突破口は、先生への質問から生まれました。
「あまり質問するタイプではなかった けれど、小6で思い切って質問に行くようになり、わからない部分を徹底的に聞くようにしたら、算数の成績が上がってきたんです」(優里さん)
しかし自信をつけようと臨んだ栄東(A)で、まさかの不合格……。母子ともに目の前が真っ暗になったそう。
「翌日も試験があったのですが、キャンセルして勉強にあてるべきか、とても迷いました。でも"ダメもと"と開き直って臨んだら合格できて、それで弾みがつきました」(優里さん)
勢いそのままに浦和明の星の試験に臨み、見事合格。晴れて親子二代で通うことになりました。






質問
第一志望が自分の母校で、ほかにあまり受験しなかったこともあり、情報収集はほとんどしませんでした。わからないことは、塾の先生に相談に行きました。

質問
受験を特別なことにせず、なるべく普段通りに接しようと思っていたので、普段通りの会話をしていました。ただ、成績がよかったときは大いに一緒に喜びましたね。

質問
娘が近くで勉強しているときはテレビを点けないようにする、といった常識的なレベルでは気を遣いました。それ以外はあくまで普段通り過ごしていましたね。

質問
私はあえて勉強しろとは言いませんでしたが、小6になって自然に自主性が出てきて、最後には自分でスケジュールを工夫しながら勉強するまでになったところです。

併願校

狙いは浦和明の星女子のみ。私立他校への進学は考えておらず、もし落ちてしまったら、地元の公立に行けばいいと考えていた。埼玉の学校は試験時期が早く、選択肢が限られることもあり、併願は栄東を2回。試験に慣れ、自信をつけるための受験で、しっかり合格を取ってはずみをつけて本命に臨む作戦だった。





質問



休みの日も塾に行き、塾で集中して勉強していたため、自宅学習は短め。塾がある日は1時間以内、ない日でも2時間くらいでした。


過去問はしっかりやりましたが、そのほかに特別なことはしませんでした。理科で選択問題が多い傾向があるので、先生に対策を質問に行きました。


休み時間の友だちとのおしゃべりや、読書が勉強の合間の息抜きになりました。また、習い事のバイオリンも、弾くと気分転換ができました。


お弁当を毎日つくってくれて、送迎もしてくれたことは、ありがたかったです。テストがよかった時に褒めてくれたのがとても励みになりました。

早稲田実業学校中等部

基本に戻って苦手な数学を克服 最後のがんばりが結果に結びつく
小3で「私も難しい勉強をやってみたい」と言い出し、自ら中学受験を望んだという涼さん。
「近所のお姉さんが受験して、小学校と違う勉強に興味を持った」のがきっかけでした。2月に四谷大塚に入塾。小4の秋には、自宅からのアクセスを考え、第一志望として早稲田実業がほぼ固まっていました。
「第一志望と言うより"憧れの学校"でしたが、文化祭に行くと、とても気に入ってくれました」(真紀子さん)
「みんな明るくて活発な感じで、すごく楽しかったからです」(涼さん)
目標は定まったものの成績の波は大きく、苦手な算数には苦労したようです。小6の10月の模試では、算数の偏差値がそれまでで一番悪い結果に。あわてて塾の先生に相談しました。
「次の模試はどうなるんだろう、受験の本番でも算数ができないかもと不安になっちゃいました」(涼さん)
先生のアドバイスもあり、まずは基本を徹底。間違えた問題のポイントを書き出し、小5の内容までさかのぼって復習しました。そうした努力が功を奏し、偏差値は着実にアップ。無事、合格という結果に結びつきました。
「小6の子どもには伸びしろがあるとよく言われますが、焦っている時期はそんなものあるのかなと思っていました。でも、こうして振り返ると11月、12月も確かにそうでしたし、直前の2週間も、ひたすら問題解く中で伸びているのを実感しました。やはり最後まであきらめずに取り組んだのがよかったと思います」(真紀子さん)




質問
受験雑誌や学校のHPを参考にしていました。同じ学校・同じ塾のお母さんとは「あの学校は駅からバス停が遠いよ」などと情報交換することもありました。

質問
"できていること"をちゃんと伝えるように。逆に「できていないじゃない!」は禁句。塾の先生から「お母さんは女優になって」と言われていました(笑)。

質問
じっくり考えるタイプの子なので、私の役割はタイムキーパー。時間内に終わらない場合、続けさせるか、教科を変えるのかなど、時間管理に気を遣いました。

質問
ようやく時間の余裕ができて、料理などのお手伝いもしてくれるようになりました。そんな姿を見ると、こういうところも成長していたんだな、と気づかされます。

併願校

塾の先生に相談しながら、西武学園文理で確実に合格を得てから次に臨む、という方針で受験校を決定。浦和明の星女子は、進学校でありながらゆったりとした校風で、子どもの性格に合っているのではと考えて第二志望とした。浦和明の星女子に合格をしたことから、2/2以降は受験せず。





質問



塾のある日は1時間、ない日は3時間、休日は8時間くらい。小6の12月以降の休日は、10時間くらい勉強していました。


時間配分に気をつけながら、過去問を解きました。得意科目の国語は9月から、算数は10月後半から始めて、4年間分くらいやりました。


先生から借りた本を読むこと。好きなのは物語だけれど、随筆や説明文も読みました。ときどき、妹と鬼ごっこをして遊んだりもしました。


塾の送り迎えをしてくれたり、お弁当をつくってくれたり、体調管理もしてくれました。受験が終わった後、「ありがとう!」って伝えました。

小石川中等教育学校

好きな科目は時間を忘れて集中 マイペースな学習で着実に成績アップ
小1から、塾の通信教育を受けていたという仁識乃さん。通塾に切り替えたのは、小6になる直前の春期講習からでした。母・智子さんは「少し遅かったもしれませんが、娘にとってはとてもいいタイミングだった」と振り返ります。
「塾での授業は、先生がギャグを言ったりして、すごくおもしろかった」(仁識乃さん)
学校の授業にない新鮮さを感じ、大好きなお弁当を持って通うのが楽しかったそう。小さな波はありましたが、成績は順調に伸びたそうです。もともと都立校を希望していたので、小6の9月からは、塾の「公立中高一貫校コース」を選択。特徴のある都立の問題に慣れると同時に、得意の作文も塾の先生に添削してもらって、より 信をつけていきました。
第一志望を小石川に決めたのは、小6の12月。
「部活動の種類が多いことと、文化祭での生物部の展示に感動したことが決め手。将来は獣医になりたいんです」(仁識乃さん)
家庭学習では「気分によって学習態度が違うのが私流」と笑います。好きな科目ばかりやって、苦手な科目は最低限しかやらなかったり、スイッチが入るまでボーッとしていたりと、直前までマイペースだったとか。
「やり始めたら時間を忘れて集中するタイプなので、スタートが遅い分、寝るのも遅くなるのが一番気になりました。睡眠時間の確保に、特に気をつけましたね」(智子さん)






質問
塾で配布される資料が、男女校、共学校のカテゴリー別になっていて一番読みやすく、参考になりました。娘の友だちやそのお母さんからの情報も役に立ちました。

質問
何も言わないと夜遅くまでダラダラしてしまうので、とにかく早く寝てほしいと思っていました。「早くしなさい」「早く寝なさい」は、意識してよく言っていました。

質問
特別扱いせず、できるだけ普段どおりの生活を心がけました。もともとペットの世話は娘の役目でしたが、受験直前期以外は、責任を持ってやるように言いました。

質問
よく手伝いをさせていたので、物事の段取りを考える力がついたのか、「勉強しなさい」と言わなくても、自分で計画して勉強できるようになったのではと思います。

併願校

共学であることと、通いやすいかどうかが条件。地元の公立中学への進学も抵抗がなかったため、あえて安全校はつくらず、第一志望の小石川と偏差値の近い私立校で実力を試した。





質問



特に時間は決めませんでしたが、やり始めたら2時間は集中。好きな国語や理科ばかりやって、苦手科目はあまり時間をかけませんでした。


私立と大きく違う作文は、9月に入ってから対策。過去問や塾のコース別対策の宿題で、書いたら先生に添削してもらって慣れていきました。


一番が読書で、二番はテレビ! 東野圭吾の作品や青い鳥文庫が好きでよく読みました。テレビは音楽番組やお笑い番組で、日頃のストレスを発散。


塾のお弁当をつくってくれたこと。私の好きなものばかりを入れてもらいました。あと、小5まで勉強を教えてくれた父にも感謝しています。

渋谷教育学園幕張中学校

入試本番の朝に後悔はしたくない 「これだけやった」という自信が糧に
帰国子女の有理さんは、小3のときにフランスから帰国。勉強に追いつくべく、小4で入塾。成績は順調に伸びていましたが、小5の夏休み前に体調を崩し、3か月塾を休んだことで成績がダウン。クラスも落ちてしまいました。
「600位も順位が下がり、本当にショックでした」(有理さん)
夏休みにしっかり勉強をして成績は元の水準に回復。その後は安定して推移していきました。受験を決めたのは小5の終わりです。その段階で受験校の目星はついたと母の明美さん。
「家から近い学校に絞ったので、限られていました。渋幕は、広い図書館があって制服がかわいかったのがよかったようです」(明美さん)
塾の先生のすすめもあって、小6で桜蔭コースに。あえてハイレベルな環境に身を置きました。
「難しくて、週テストの偏差値で30代が出たりもして……。本人も一時やる気をなくしましたが、友だちに恵まれ、塾が楽しかったからこそ通い続けられ、がんばれましたね」(明美さん)
苦手な算数と理科は、とにかく数をこなしました。母がファイリングした過去問や問題集を、「1日○問」と自分で決めて挑戦。
「理科は過去問に加え、入試対策のテキストを3回繰り返して解きました。受験前には、あれだけやったんだからと開き直れました」(有理さん)
結果は、桜蔭も含めすべて合格。胸を張って第一志望校の門をくぐれる、最高の受験となりました。






質問
メインは学校説明会です。学校のHPもじっくり読み、インターネットで評判を調べたりもしました。塾の資料や、先生への相談も参考になりましたね。

質問
あくまで自主的にやっていると思ってもらうため「○○しなさい」とは言わず、「これとこれ、どっちがいい?」とやらせたい問題の選択肢を与えるようにしました。

質問
無理をして勉強していると思ってほしくなかったので、様子をうかがい、娘が「しんどいな」と思う前に声をかけて休憩させてあげることを意識していました。

質問
以前は自分に自信がなく、精神的に弱い部分があったのですが、中学受験でいい結果を残せたことで自信がついたようです。精神的にもタフになったと感じています。

併願校

本命の渋幕の前に、試験に慣れつつ合格を取れるようにと、3連続での受験を選択。体力が続くか不安はあったが、集中力を切らすことなく乗り切った。合格を決めてからの、2/1の桜蔭は力試し。そこでも合格し、大きな自信をつけることができた。





質問



塾がある日は疲れていたので30分くらいさっとやって終わりです。塾がない日は、2~3時間。事前にやる分量を決めて勉強していました。


算数は過去問に苦手な単元がよく出ていたので、その対策を徹底。社会は記述が難しかったので、先生に何度も添削と解説をお願いしました。


テレビとゲームです。テレビは1時間、ゲームは30分と決まっていました。テレビは、お母さんが私の好きな番組を録画しておいてくれました。


母は私を信じ、塾を休みたいと言っても反対せず、成績が悪くても怒りませんでした。おかげでプレッシャーを感じず受験勉強できました。

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