登場した方々に、心に響いた親からの言葉を聞きました。叱られたとき、勉強をしていたとき、日常の中でかけてもらった言葉が印象に残り、その後の人生に大きな影響を与えているようです。

何か悪さをすると、よく親父が拳を差し出してこう言いました。ぶつかっていくと、拳をひねられて痛いんですよ。でも、体感して伝わってくるものがありました。とても大きな存在の父でした。

──壽賀一仁さんのお父さんからの言葉
自分からぶつかってこい。
子どもの頃、よく両親から言われ、嘘はつかないように生きてきました。そのせいか中学時代の友人たちからは「正義感が強い」とも。そう言われたことが、今の政治活動にも生きていると思います。

──柴山昌彦さんのお父さんからの言葉
嘘をつくな!
本は全部読まなくていいというのが親父の方針。だから、ブルーバックスなど難しくてパラパラとしか見ないものでも買ってくれました。かじってみなければ、何を好きになるかもわからない。多くの本に触れ、知識の幅を広げられたと実感しています。

──松本大さんのお父さんからの言葉
本はパラパラと見るだけでいい。
とにかく子ども時代に繰り返し言われた言葉。実際に学者になると、母に言われた通り、本当に好きな研究が自由にできて、イメージしていた仕事だと思います。今は研究費の予算を確保するために書類を書いたりする仕事も多いですが(笑)。

──濡木理さんのお母さんからの言葉
学者はいいわよ。
好きな研究ができるから
長男ですから医者になる期待はされていたでしょうが、親にうまくのせられたのか(笑)、強制された気はしません。父にはこうなるためにも勉強が大事だと教えられました。実際にその通りでしたし、当時がんばってよかったと今も思います。

──勝海東一郎さんのお父さんからの言葉
最後に自分が何をやりたいと描けるようになりなさい。
その教えを守って、学校の先生や塾の先生には、わかるまで聞いてました。司法試験の勉強をしているときも、わからないことがあると、講師に聞きに行って、不明点を残さないように勉強しました。大人になっても役立っていますね。

──土屋智恵子さんのお母さんからの言葉
わからないことがあったら、先生にわかるまで聞きなさい。


『パズル・物理入門』

都筑卓司【著】

本格的な物理の問題をパズル仕立てでやさしく解説した、講談社・ブルーバックスシリーズのベストセラー。「難しい問題はわからなくても、中には子どもの方が簡単に解けるものもあります。クイズのように楽しんでいましたね」(松本さん)

『ドリトル先生 月へゆく』

ヒュー・ロフティング【著】

ドリトル先生は動物と話ができる医者。シリーズ全12冊と番外編がある。「非常にファンタジックで興味をそそられる童話集です。僕はシリーズすべて読みました。中でも天体が大好きだったので、この一冊は印象に残っています。月旅行にあこがれました」(柴山さん)

『シートン動物記』

アーネスト・トンプソン・シートン【著】

野生動物の知恵や深い愛情をいきいきと描いた動物文学の傑作。「小学生の頃のわが家はいろんな動物を飼っていて、動物園のようでした。だから、身近にいる動物に興味がわいたのでしょう、姉が持っていたものでしたが、くり返し楽しく読みました」(勝海さん)

『学習まんが 少年少女日本の歴史』

「小学校4年生くらいのときに読んでいた本です。この本を読んでいたおかげで、歴史の流れや年号がすごく頭に入っていたので、中学受験のとき、役立ちました。自分の子どもにも買ってあげたいと思っています。ヘレン・ケラーや野口英世などの伝記もよく読んでいましたよ」(土屋さん)

『銀河鉄道の夜』

宮沢賢治【著】

「宮沢賢治は農学者で、著作には何となく学者っぽい雰囲気があって全般的に好きでした。この本を読んだのは小学校3年くらい。日本の中に外国の設定がしてあり、読んでいると目の前に情景が広がるところが気に入っていました。今でも読むと好きだなって思いますね」(濡木さん)

『動物会議』

エーリヒ・ケストナー【著】

第二次世界大戦後に、子どもたちのために世界の紛争をなくそうという願いがこめられた名著。「人間の無能ぶりに腹をたてた動物たちが世界会議を開くという話で、平和や子どもの権利がテーマ。大好きだったこの本が、今の自分につながっています」(壽賀さん)

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