サポート 3 毎日の会話で子どものやる気をアップ!

小4だからこそ褒めて伸ばす!

「親に"勉強しなさい"と言われて、勉強を楽しめる子どもはまずいない」

このことを多くの親が頭では理解しているものの、つい強制するような言い方をしてしまうことがあります。塾の先生から「子どもは褒めて伸ばしましょう」と言われても、我が子を目の前にすると「どこを褒めればいいのだろう?」「どんな褒め言葉をかければ、やる気がアップするのかしら?」と悩んでしまう親も多いことでしょう。高杉先生は「日頃の小さな努力に目を向けてほしい」とアドバイスします。「中学受験では子どもを褒めることが大切ですが、特に小4の子どもには重要です。親から見れば些細なことであっても、積極的に褒めてあげてほしいと思います」(高杉先生)

具体的には、ノートのまとめ方や宿題への取り組み方に褒めるヒントがあります。「たとえば、塾のノートを見て、"文字がきれいに書けている""この問題の解き方がわかりやすい"など、具体的に褒めるように意識してみましょう」(高杉先生)

とは言え、「あまり褒めてばかりいると、子どもが調子に乗ってしまうのでは?」「低学年ではないのだから、親が大げさに褒めると、かえって白々しいかも」と思う親もいるかもしれません。しかし、村治先生は「自分が努力した部分を親が認めてくれると、大抵の子どもはやる気がアップする」と話します。

「たとえば、テストの結果に目を通したとき、"この問題の答えは間違えたけど、途中までの解き方は合っている"、"前回のテストで同じような問題が出たときは解答用紙が白紙だったけど、今回は計算式を書けている"など、子どもが努力した部分を見つけてみましょう。また、塾の学習ペースについていくのに苦労している子どもの場合、親が"塾の宿題が全部終わって、すごい!""宿題を提出期限までに出せるようになったね.など、ひと声かけるだけでも、勉強への取り組み方が変わってきます」(村治先生)

子どもが塾の勉強に慣れ始めたら、褒める内容をグレードアップさせることも意識しましょう。「"基本問題だけじゃなくて、応用問題も解けるようになったね""この前のテストで解けなかったところを、しっかり復習している"など、子どもの変化に目を向けてほしいと思います」(高杉先生)

もちろん、子どもの勉強を毎日サポートしていると、褒めてばかりはいられない状況もあるでしょう。たとえば、子どもが塾から出された宿題に手をつけず、ゲームばかりしていると、親はイライラが募ります。「ただ、そんなときも、"勉強をするまでゲームは禁止"など、一方的に決めるのは避けてほしいところ。"ゲームの時間を少し短くしよう"と言った提案から始めてみましょう」(江戸先生)

実際に遊ぶ時間を制限させるためには、子どもに意見を言わせるのがポイントです。

「まず、親が"ゲームは1日30分くらいかな"と少し厳しい条件を提案します。すると、多くの子どもは"えー!1時間は必要だよ"と要求してくるはず。そこで、"じゃあ、間をとって45分にしない?"と言ってみる。このようなやり取りを経て、ゲームの時間を決めると、子どもが約束を守るようになるではないでしょうか。親としては不満が残るかもしれませんが、小4の最初の時期は、子どもに納得してもらいながら進めさせたほうがプラスになると私は思います」(江戸先生)

普段の会話を通じて学習意欲をアップ

子どもが塾に通い始めると、「どんな内容を学習しているのか」「習った内容をしっかり理解しているのか」、親は気になります。「ただ、まずは子どもが自分から話し出すのを待ってほしいと思います。また、子どもとの会話中に"教わった内容はきちんと覚えた?""テストの問題は解けた?"などの質問は、少し控えてほしいところ。親が授業内容を根掘り葉掘り聞きすぎると、親との会話を子どもがつまらなく感じる恐れがあります」(江戸先生)

子どもが塾のことを話そうとしないときも、「無理に質問を重ねないでほしい」と先生たちは口をそろえて言います。「子どもが話したくないときは、ねぎらいの言葉だけをかけて、普段通り、接してください。ただし、子どもから不意に話しかけられても、話題を合わせられるようにしてほしいと思います。子どものテキストを見て、今習っている内容を簡単に把握しておきましょう」(江戸先生)

子どもが授業内容を話しやすくするために、こんなアドバイスも。「もし可能なら、テキストに載っているものを購入して、実際に子どもに見せてみましょう。たとえば、社会で昔の暮らしについて勉強している場合、タライや洗濯板などを買ってきてはどうでしょうか。子どもの興味がアップし、授業で先生に教わった内容を自分から話すようになるかもしれません」(江戸先生)

子どもが塾から帰ってきたときに話を聞くだけでなく、日頃から学習内容を親子で話し合う習慣を作ることも大切です。「たとえば、塾で使うテキストを配られたときに、親子で内容に目を通してみましょう。そこで、"この写真はおもしろいね""お母さんが小学生の頃、この内容は載っていなかったな"などと話すことにより、子どもの学習意欲はきっとアップするはずです」(村治先生)

サイトマップ
人気記事ランキング
01 特集
そのひと言が子どもを変える! 学力を伸ばすほめ方・励まし方
02 スペシャルウィーク
9歳までに身につけたい国語力
03 子育てに効く脳科学のお話
頭をよくする方法はある?

サイト内検索
 

RSS登録
これまでの特集記事



気になる記事ピックアップ
これまでに公開された記事の中から気になる記事をランダムでピックアップし、表示しています。