「影から見守る」サポートがうれしかった!

太田 佳桜さん

●女子学院中学校 1年
【兄弟・姉妹】姉(高1)
【受験を始めた時期】新小5の2月
【受験に挑戦した理由】私立中学に通う姉の話に魅力を感じたから
【得意教科】理科
【苦手教科】社会
【自分の性格をひと言で言うと?】負けず嫌い

適度な距離感が心地よかった

私には、私立の中高一貫校に通う3歳年上の姉がいます。小4の頃に姉の学校の運動会に行ったのですが、そこで見た催し物がすごくおもしろくて。それがきっかけで、「私も私立中学校に行きたい!」と思い、受験を始めました。

私は小5から塾に通い始めたので、最初の頃は、授業の内容についていくのに少し苦労しました。理科や社会の授業では、私がまだ習ってない内容がテストに出されることもあったんです。当然、私はいい点が取れません。でも、ほかのみんなは普通に正解していて、「知らないのは私だけ!?」って、驚くこともありました。でも、塾の先生の話はいつもおもしろかったので、授業が大変だと感じることは、それほどなかったです。

小6になると、授業のスピードにも慣れました。でも、今度は算数のテストでつまずくことがあって……。

毎週行われるテストで、連続して得点がダウンしたときは、ちょっと辛かったです。でも、母は特に励ましの言葉はかけず、いつも通り接してくれました。それが、とてもうれしかったです。私は落ち込んでいるときに、ほかの人にいろいろ言われるのが、あまり好きじゃないんです。母は、私のそういう性格を理解した上で、"影から見守る"サポートを意識してくれたんだと思います。

母は、塾の校舎まで迎えに来てくれる日もありましたが、基本的には最寄りの駅で私を待っていました。そして、駅から家までの道のりで、塾で聞いたおもしろい話などを母に話すのが楽しみでした。

母は、私が自分から話し出すときはしっかり耳を傾けてくれる一方で、私が塾のことを話そうとしないときは、無理に聞き出そうとはしませんでした。その気遣いにも感謝しています。

塾の授業は、基本的には楽しかったけど、それでも少し落ち込んでしまうようなことはありました。たとえば、授業で出された問題を自分だけが正解できなかった日の帰り道に、「塾の授業は楽しかった?」って聞かれても、どう答えればよいのか迷ってしまいます。だから、私の反応を見ながら、適度な距離感を保ってくれた母のサポートには、すごく助けられました。

 母のサポート ベスト3!

(1)お弁当がおいしかった!
母は毎日、手作りのお弁当を持たせてくれました。それが私の楽しみで、いつも完食していました。特に、私が好きなハンバーグがお弁当に入っているとうれしくて、やる気がアップしました。
(2)駅まで迎えに来てくれる
私は、最寄り駅から電車に乗って、塾の校舎に通っていました。塾から帰ると、母はいつも駅で待ってくれていたんです。そして、家までの帰り道で、塾の授業内容などを話すのが楽しかったです。
(3)テストの点数について叱らない
テストの点数がダウンしても、そのことについて母から叱られたことは、一度もないと思います。私は落ち込んでいるときに放っておいてほしいタイプだったから、すごくありがたかったです。

夜、自分の部屋で勉強しているときに、母から「もう○時だから寝なさい」とか、「お風呂に入りなさい」って言われるのが、ちょっと嫌でした。特に自分が集中しているときに声をかけられると、「もう少しで答えが出そうなのに」って思いました。

母が作ってくれた単語帳で苦手分野を克服!

市川 達也くん

●慶應義塾中等部 1年
【兄弟・姉妹】姉(大学4 年)
【受験を始めた時期】新小4の2月
【受験に挑戦した理由】入学したい中学校があったから
【得意教科】国語、社会
【苦手教科】算数、理科
【自分の性格をひと言で言うと?】負けず嫌い

母のひと言で国語への自信が深まる

中学受験は、小学校低学年の頃から考えていました。姉の通っていた私立中学校の学園祭に行ったとき、生徒がみんなとても楽しそうにしていて、「私立はいいな」と思ったからです。

受験期間中、一番大変だったのは、小5の後半から苦手意識が強くなった算数を、どう克服するかでした。テストを見直すと、計算ミスが多かったので、計算の問題集を買って解いたりするなど、自分なりに工夫しました。でも、なかなか成績が上がらなくて……。そのせいで、受験に対して自信を失いかけていたんです。

でも、小6の夏に、試しに慶應の過去問を解いてみたんです。そうしたら、母のひと言で国語への自信が深まる国語が90点以上も取れて!

すごくうれしくて母に報告したら、「国語の成績がいいから、算数もカバーできるよ」と言ってくれました。もともと国語は得意だったのですが、この言葉で大きな自信になり、「この調子で算数もが んばろう」と思えるようになりました。

その後の模試でも、国語の点数で、ほかの教科をカバーできました。ただ、得意な国語の中でも、僕はことわざだけは苦手で。テキストを読んでいるだけでは、なかなか覚えられませんでした。

そのことを母との会話中に話していたとき、「だったら、単語帳を作ってあげようか」と言ってくれたんです。そして、塾のテキストを見ながら、重要なことわざを単語帳にまとめてくれました。それは小さくて持ち運びやすかったので、ちょっとした時間に読むうちに自然と覚えられました。さらに理科や社会の単語帳も作ってくれて、これもすごく役に立ちました。

あと、母に感謝しているのが、塾のお弁当がおいしかったこと。僕は丼物が好きで、その中でも親子丼が大好物。だから、母が塾のお弁当に親子丼を作ってくれたときは、とてもうれしかったです。また、ちくわの中にチーズを入れたものや、変わった形のトマトなど、おいしくて見た目も楽しい食べ物を入れてくれたので、お弁当の時間が待ち遠しかったです。

母はいつも何気なく、受験に役立つものを作ったり、僕に勧めてくれたりしました。そうやって、僕が自信を持てるようにサポートしてくれたんだなと、今振り返って思います。

 母のサポート ベスト3!

(1)単語帳を作ってくれた
僕が悪戦苦闘していた国語のことわざや社会の暗記分野などを、母が単語帳にまとめてくれました。理科については、文字だけでなく、イラストも描いてくれたので、覚えやすかったです。
(2)便利な文房具を買ってくれた
消しやすい消しゴムや、持ちやすくて書きやすい鉛筆など、いろいろな文房具を買ってくれました。僕が「これは使いやすい」と言うと、また同じものを買って来てくれたのも、うれしかったです。
(3)塾のお弁当がおいしかった!
塾のお弁当に僕の大好きな親子丼やうな丼が入っているとうれしくて、その後の授業にも気合いが入りました。入試の前日の夕食でも親子丼を作ってくれたので、テンションが上がりました。

母はとても心配症なので、「宿題はしたの?」「あの問題は解けるようになった?」など、何度も聞いてくることがあって。特に、塾の授業で疲れて帰って来たときなどは、答えるのが少し面倒くさかったこともありました。

野球と塾を両立することができたのは母のおかげ

榎本 雄くん

●聖光学院中学校 1年
【兄弟・姉妹】妹(小4)
【受験を始めた時期】新小4の2月
【受験に挑戦した理由】私立の文化祭で魅力を感じたから
【得意教科】算数
【苦手教科】理科
【自分の性格をひと言で言うと?】明るい

的確なアドバイスで心が落ち着く

僕は小6の夏休み前まで、野球チームに入っていました。そのため、練習や試合などで忙しく、いつも時間に追われていました。

でも、母が野球と塾のスケジュールをきちんと把握していたので、「次は何をしたらいいんだろう?」と困ることはなかったです。

休日の朝、野球の練習に行く前には、母が「練習が終わって、家で昼食を食べた後は、○時までに塾に行くのよ」などと声をかけてくれました。お昼の時間に母が外出しているときは、昼食がテーブルの上に準備してあり、その脇にメモが置いてあるんです。そこに「電子レンジで温めて食べてね。食べ終わったら、〇時から塾です」などと書かれていました。そのおかげで、自分のスケジュールをしっかり把握することができました。

ただ、それでも野球の試合や大会があるときは、塾を休まなくてはいけない場合がありました。でも、自分が休んだ日の授業で習った内容がテストで出されると、当然ほとんど解けなくて……。

「少しでもほかの人たちに追いつこう!」と思い、自分が受けられなかった塾のテストを家に持ち帰って解いたりしました。夜遅くまで、算数の問題に取り組んだこともあります。でも、なかなか問題が解けず、眠くなってイライラすることもあって。

そんな時、母は「じゃあ、休んでいいよ」と言うのではく、翌日のスケジュールをチェックしながら、「明日の○時から○時なら空いているから、その時間に問題を解けばいいんじゃない?」と、アドバイスしてくれました。

具体的に学習時間を提案してくれたおかげで、「そうか。その時間帯でできるなら、今日は終わりにしてもいいんだ」と安心して、その日の学習を終わらせることができました。僕は、もし母から「休んでもいいよ」って言われたら、本当に怠けてしまったと思います。でも、そうしたら、ほかの人との差がますます広がり、余計に気分が落ち込んだと思います。だから、母のアドバイスにはすごく感謝しています。

母のサポートがあったから、野球と受験を両立しながらも、効率的に勉強ができたのだと思います。

 母のサポート ベスト3!

(1)スケジュールを管理してくれた
野球チームの練習や試合の予定は、母がほかのチームメイトのお母さんたちとメールで連絡を取り、しっかり把握してくれていました。塾とのスケジュール調整もしてくれたので、とても助かりました。
(2)プリントの整理をしてくれた
プリントやテストの整理をして、僕が苦手な分野を分析してくれました。特に食塩水の濃度に関する問題が苦手だったので、母に頼んで似たような問題をテキストの中から探してもらいました。
(3)悩んでいるときに冷静なひと言
学校別対策コースに入ったとき、周りのレベルが高くて「もうダメかも……」と言ったんです。でも、冷静な口調で「やめてどうするの?」と言われたので、考え直すことができました。

塾から帰ると小腹が空くことが多かったので、母がお菓子や飲み物を出してくれると、つい食べてしまって。そのせいで、少し太りました。夜遅くに食べると体重が増えることは母もわかっていたんだから、お菓子を出すのを控えてほしかったです。

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