机上の学習ばかりが勉強ではありません! 子どもの興味がぐんぐん広がる、お薦めのスポットを紹介します。

太古のロマンに触れ自分の手で化石を発見

恐竜が生きていた頃に思いを馳せ、今に繋がる証を発掘する──。群馬県神流町恐竜センターでは、そんな古生物学者気分を味わえる「化石発掘体験」を行っています。神流町は、日本で初めて恐竜の「足跡化石」が発見された場所。関東では数少ない白亜紀の地層が露出しているため、地質や化石の調査に多くの学者が訪れる地です。

体験場所は、神流町恐竜センターから約3km離れた河原です。同施設の久保田克博氏に、どんな化石が見つかるのかお聞きしました。

「この体験地には約1億2千万年前の白亜紀前期に堆積した瀬林層が露出しています。この場所からはシジミやカキ、巻貝などの貝化石や植物化石が主に見つかりますよ」

体験で発掘した化石は持ち帰れますが、もし学術的に重大な発見があった場合は施設で引き取り、研究に役立てるのだとか。親子で世紀の発見に立ち会う可能性だってゼロではありません。

また、化石のレプリカ作成体験や、迫力満点の恐竜のロボットが出迎えるライブシアターなど、恐竜センター館内も見どころが満載。中でも久保田氏のお薦めを伺いました。

「ティラノサウルスの産状骨格ですね。恐竜の骨の上に乗ることも貴重ですし、骨の形を間近で見て触ってください」

化石発掘体験

神流町恐竜センター

0274-58-2829
群馬県多野郡神流町大字神ヶ原51-2
http://www.dino-nakasato.org
dino-master@town.kanna.gunma.jp

体験申し込み方法

事前予約が必要。HP上で体験日が公表されたあと、電話かメールにて、体験を希望する日及び開始時間、コース、参加者全員の名前、車の台数、郵便番号、住所、年齢、電話番号を知らせること。1時間コースは500円、2時間コースは1,000円。10時~ 12時、13時~ 16時(11月は15時まで)。道具は貸し出してもらえる。月曜休館、ただし夏休み期間中は無休。2011年度は4月上旬から申込受付開始予定。

実物大の恐竜が迫る館内
化石発掘に熱意を燃やす

1ティラノサウルスの「産状骨格」。恐竜が見つかったときの状態を再現した模型。
2体長8.5mの肉食恐竜タルボサウルスの骨格標本。
3大迫力のライブシアター。
4発掘体験の様子。指導員がポイントを解説。

宇宙への夢が広がる本物との出会い

若田光一氏が日本人初の国際宇宙ステーション・コマンダーに就任決定など、今年も宇宙関連ニュースは賑やか。宇宙への夢をさらに膨らませる体験としてお薦めしたいのが、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の施設のひとつ、筑波宇宙センターの見学です。

筑波広報の小島彩美氏は、「本物の宇宙開発を見てほしい」と話します。その言葉通り、見学の中心となる展示館にある展示物は、模型ではない試験モデルや本物が並びます。「きぼう」の開発途上段階のモデルや、人工衛星の熱構造モデルなど、開発で使用された実物を間近で見られるのが魅力です。

「実際見れば意外な発見も多いはず。たとえば、人工衛星を過酷な宇宙環境から守るために機体をくるむサーマルブランケットという断熱材は、マジックテープで機体に止まっています。接着剤だと熱で解けてしまいますし、宇宙には空気抵抗がないのでマジックテープで十分剥がれません。こんなところからも、宇宙開発を身近に感じていただけるのでは」

事前予約制の見学ツアーに申し込めば、特別な体験もできるそうです。

「特に、土日ツアーのロケット音響体験に感動される方が多いです。ロケット打ち上げの際は、射場から半径3km離れた地点までしか近づけませんが、射場からもっとも近いその地点での爆音を体感できます。“うるさい”というレベルを超えて、全身がビリビリ震えるような衝撃を感じてください」

宇宙航空研究開発機構(JAXA)

筑波宇宙センター

029-868-2023(見学案内係)
茨城県つくば市千現2-1-1
http://www.jaxa.jp/visit/tsukuba

ツアー申込方法

一般見学ツアー

ツアーは毎日実施(ただし施設点検日、イベント開催日、年末年始は除く)。ツアーへの参加は電話での事前申込が必要。実施は1日5回(10時、11時、13時、14時、15時)。展示館見学のほか、無重量環境試験棟、宇宙飛行士養成棟の見学またはロケット音響(ロケット音響は土日のみ)を体験。視聴覚室で映像を見た後、案内係が施設を案内する。

「きぼう」運用管制室見学ツアー

平日のみ実施(ただし施設点検日、イベント開催日、年末年始は除く)。電話での予約が必要。実施は1日2回(14時、15時)。国際宇宙ステーションに取り付けられた「きぼう」日本実験棟の運用・管制を24時間体制で行っている管制室の様子を、リアルタイムで見学できる。「きぼう」のミッション等の状況により、休止する可能性もあるため、必ず事前予約を。なお、ほかの見学施設よりも、セキュリティ区分が高いので、身分証の確認が必要。

手を伸ばせば届く宇宙 身近に感じてもっと興味を

1「ロケット広場」にある外径4m、全長約50mのH-IIロケット実機。
2展示館「スペースドーム」は2010年7月にリニューアル。
3無重量環境試験棟。
4最新のH-IIBロケットを含む1/20サイズ模型。
5展示館内国際宇宙ステーション/有人宇宙開発ゾーン。「きぼう」日本実験棟実物大モデルが展示されている。

宇宙飛行士模擬訓練・体験

ツアーとは別に、筑波宇宙センター内で、宇宙飛行士が実際に訓練に使用した施設での模擬訓練体験が可能。「閉鎖環境適応模擬体験」ほか、全4種類。

小2から参加可能で、2週間前までに申込が必要。料金は2,100円(1種類)~。申込、問い合わせはエイ・イー・エス筑波事業所まで。

029-855-2014(平日9時~ 17時)
http://www.aes.co.jp/rikatsu/rikatsu_top.html

「きぼう」の実物大模型を使用した船外活動模擬訓練。

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