受験勉強を乗り越え、現在私立中学校に通う先輩たちは、どのように自分に合った学校を選んできたのでしょうか。
共学校か男子校か、進学校か附属校か、はたまた伝統校か新設校か……。3組それぞれの「決め手」に迫りました。

共学校×進学校 渋谷教育学園渋谷中学校合格 (他の合格校:洗足学園中学校)

悠さんにQ&A

Q 受験中の一番の思い出は?
  A 勉強は塾が中心で、家ではあまりしなかったのですが、直前の1か月間は自分でもがんばったなと思います。

Q 実際入学してどうでしたか?
   A 本当に自由なことに驚きました。制服もある程度学生っぽくしていればOKだし、お菓子も自己判断なんです。

Q 中学校の満足度を教えて!
   A 120%!何より縛られないのがうれしいです。吹奏楽部の活動が一番楽しい!

Q これからの目標は?
   A 先輩やこれから入ってくる下級生とも仲よくなりたい。たくさん友達をつくって、人脈を広げるのが目標です。

自ら調べ、考えるという意味の「自調自考」。渋渋のその教育理念に触れたことが、悠さんの第一志望を決めるきっかけになったと言う母・朋子さん。

「自主性を大切にしようと育ててきたので、生徒の自立を促すようなプログラムが充実している学校を選びました。たとえば渋渋では、遠足も現地集合・解散で、目的地までの行き方など日程を自分たちで組みます。ほかの学校にはない方針で、いいなと思いました」

自分で考え、実践するのが小島家の 自ら調べ、考えるという意味の「自調自考」。渋渋のその教育理念に触れ教育方針。悠さんが自主性を持って成長してきたことは、受験生活のこんなエピソードからもうかがえます。「ゲームが好きで『やりたいなら朝にしなさい!』と叱ったら、毎朝5時に起きて遊ぶようになったんですよ(笑)。でも、結果的にそのおかげで早起きの習慣が身についてよかったと思います」

学校選びに関しても、悠さん自身の意見を第一に尊重してきました。「私の気に入った学校があったのですが、体験授業を受けた娘が『私の雰囲気じゃない』というので受験しませんでした。これから受験する方は学園祭等の見学だけでなく、普段の様子がわかる体験授業の受講をおすすめします」

さらに、自宅から乗り換えなしで通学できる便利さも条件のひとつだったそう。現在、悠さんは自宅から渋谷まで乗り換えなしで通学しています。「自由な校風がいいと思ったのですが、本当に規則がないことに驚きました。だからこそ、逆に皆、羽目を外さないんですよ。部活は吹奏楽部に入って、フルートを始めました」(悠さん)

男子校×進学校 芝中学校合格 (他の合格校:本郷中学校)

風くんにQ&A

Q 受験中の一番の思い出は?
  A 1月に立教新座中学校を不合格になったとき、四谷大塚の先生から電話で1時間励ましてもらったことです。

Q 実際入学してどうでしたか?
   A 周囲が賢そうに見えてたけど、実際は馴染みやすかった。受験時の学力差は、入学したら関係なくなります。

Q 中学校の満足度を教えて!
   A 80%です。あとの20%は勉強の理解度が自分の納得できるレベルじゃないので。

Q これからの目標は?
   A 中学ではサッカー中心の学校生活を送り、高校で全国大会に出たいです。勉強は高校からがんばります(笑)

「サッカーの強い中学校に行きたい」という思いから、中学受験を志したという中島風くん。当初はサッカー部が全国レベルの強豪として知られる、暁星中学校に憧れていたそうです。

「でも、暁星は苦手な国語の記述問題が多くて断念。慶應普通部もいいと思いましたが、やはり国語がネックで悩みました」(風くん)

 しかし、小6の秋に芝中学校の学園祭を訪れることで転機が訪れます。

「真面目で礼儀正しいけれど、ガリ勉ではない。人間的にバランスが取れていそうな先輩たちの様子に惹かれ、第一志望校に決めました」(風くん)

実は風くんは、3校しか学校見学をしていません。

「本人はサッカーが忙しく、模試の会場になった中学のグラウンドを見てくるくらいでしたね。私は受験校以外に、青山学院、巣鴨、本郷などの学校説明会にも足を運び、様子を伝えました。それがあって、少しは本人も受験校について考えるようになったようです。

また、芝を第一志望とすることは私も大賛成でした。〝大学受験の勉強に入る前に、中高の6年間でしっかり自分探しをし、将来を見据えた学部を探すことが大事”という校長先生の言葉に感銘を受けたからです」(久美子さん)

共学校×附属校 中央大学附属中学校合格

綾乃さんにQ&A

Q 受験中の一番の思い出は?
  A 受験直前に、小学校の社会見学で国会議事堂に行ったこと。印象が強く、受験の時事問題を勉強しました。

Q 実際入学してどうでしたか?
   A 想像以上に勉強が大変です。特に宿題の量がすごくて、夏休みはギリギリ最後の日までかかってしまいました。

Q 中学校の満足度を教えて!
   A 80%。少し雰囲気がゆるめ。これから生徒会が活動を始めるので、もっとまとまるのではと期待してます。

Q これからの目標は?
   A スキーの1級を取ること。中2のうちに目標を達成できるよう、がんばります!

 小4のときに北海道から東京へ引っ越したことが、受験を考える契機になったと言う米本彩乃さん。

「スキー部があること」が、学校選びの一番の条件でした。男女両方いる環境がよいと思い、共学校であることを前提にしたそう。さらに、スキーに打ち込めるよう、将来的に受験で時間をとられない附属校に絞り込みました。

そうして第一志望に決めたのが、2010年開校の中央大学附属中学校だったのです。開校初年度で1期生になる不安があったのでは?と質問してみると……、彩乃さんの場合は、むしろ期待の方がふくらんでいたようです。

「新設校だからこそ行ってみたかった。校舎もきれいだし、先輩がいないのってどんな感じなのかなと思いました」 

親子で出席した説明会の好印象も後押し。彩乃さんは、先生方の話から、理科の授業への興味をかき立てられたとのこと。富美江さんも、学校の雰囲気に直接触れて安心したそうです。

「この学校にこの子が入るとどうなるかと想像してみたのですが、その印象を信じてよかったと思います。行事なども生徒主体で進める学校なので、今では娘も自分の役割を果たそうとがんばっているようです。そんな姿から日々成長を感じています」(富美江さん)

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