自分の使いやすいアイテムを活用! 自称〝文房具マニア"

いかにも〝几帳面〞な性格らしく、大畑智哉くんのノートは、きれいに整理されています。入試本番まで繰り返し解いたテキストには、1回解いて間違えた問題は赤ペンでチェック、2回目は青でチェック……、というように色分けされ、苦手なところが一目でわかるようになっています。
「間違えた問題を解き直したノートは、入試本番にも持って行きました。僕の苦手なところ、間違えやすいところがまとまっているので、最後の見直しに役立ちました」
また、大畑くんは、自称〝文房具マニア〞。勉強に使うアイテムには人一倍こだわりがありました。「鉛筆や消しゴムは、自分で使ってみて使い心地の良いものを選び、こだわって使っていました。友だちで同じように文房具好きな人がいて、情報交換することもありましたね(笑)」
文房具以外では、タブレットや小型のホワイトボードが活躍。「ホワイトボードには、その日やるべきことを書き出して、終わったら消していました。やることがすぐにわかるし、忘れないし、消していくのも気持ち良くて。タブレットには、タイマーのアプリを入れていました。時間を計って問題を解くのに使ったり、休憩するときもダラダラ長引いてしまわないように、5分なら5分と決めて、タイマーで計るようにしていました。あとは、漢字が苦手だったので、漢字のアプリも入れて、電車の中など時間のあるときに解くようにしていました」
これらの勉強方法は、お父さんの助言なども参考にしながら、徐々に確立されていきました。
「勉強のスケジュールなどは、基本的には自分で立てていましたが、父が中学受験経験者だったこともあり、ときどきアドバイスをもらいました。また、得意教科だった社会は、いつも一日の最後の楽しみという感じで、寝る前にやっていたのですが、父が問題を出してくれて僕が答える、という形でクイズのように楽しく取り組むことができました」

苦手なところはとことん復習し自信をつけた

 家族のサポートもあり、自分で立てたスケジュールもしっかりこなしていた大畑くん。とは言え、苦手な国語の克服には苦心したと言います。
「5年生から、算数がどんどん難しくなってきて、国語の復習にあまり時間をかけられないようになりました。でも読解問題は毎日やらないと、感覚が鈍ってしまうというか……。それと記述問題も、学年が上がるにつれて、字数が増えてきて、苦手意識を持つようになりました」
また、6年生の秋頃からは、国語をはじめとして全体的に成績が下降気味に。そこで、取り組んだのは〝基本に立ち返る〞ことです。「もう一度、基本的なところを見直しました。国語に関しては、あれこれ手をつけるのではなく毎日、必ず一題は取り組む。その一題をよく読み込むようにすることで、少しずつ、読解が解けるようになっていきました。記述問題は、とにかく四谷大塚で出される宿題をしっかりやって、先生に見てもらい、繰り返し練習しました」
地道な努力を継続することによって、入試直前期には「〝やるだけやった〞という自信が生まれた」と言います。
ところが、1月に受験した学校がまさかの不合格。予想外の結果に、大きなショックを受けました。「マイナスに考えてしまいやすい性格なので、しばらく落ち込んでしまって。でも、四谷大塚の先生たちにも励ましていただき、なんとか乗り越えることができました。〝もう後がない〞という焦りを、海城に絶対に受かるんだ!という気持ちに切り替えました」
そこからの猛烈なラストスパートもあり、見事、志望校合格を果たしました。大畑くんが、落ち込むことがあっても最後までがんばれたのは、志望校への強い思いがあったからだと言います。
「勉強が嫌になったときには、なぜ今、自分が勉強しているのかをよく考えてほしい。自分の行きたい学校のことを思い浮かべながら、がんばってください」

ストレスを溜めず 冷静でいることが 大切と実感

直前期の成績はまだ「上がったり下がったり」と波のある状態でした。それでも、1年生の頃から数え切れないくらいテストを受けてきた早川さんは、成績に一喜一憂することはなかったと言います。また、これまでの積み重ねのおかげで、苦手だった国語の読解問題も最後までしっかり読めるようになり、もともと好きだった算数は「得意」と思えるまでになるなど、手応えを感じるようになったと言います。
どんなときも自分のペースを崩さずにいたことは、受験にもプラスに働いたと言います。直前期も、小学校のサッカー大会の練習をがんばったり、普段通りに過ごしていたことで、ストレスを溜めることもなく、受験や勉強に対して、ネガティブな感情を持つこともほとんどありませんでした。また、1月に受験した学校は不合格でしたが、そこでも動揺せず落ち着いていられたことが、その後の第一志望合格につながったのかも しれません。
「落ち込まない性格なので、ショックは全然なかったです。普段から、テストを受けたときは『今日はよくできたな』『今回はダメだったな』って自分でわかる方なので、そのときも得意の算数ができなかったから、そうだろうなって(笑)。親や先生は心配していたようですが、私はすぐに切り替えて、第一志望に向けて、いつも通りの勉強を始めました」
最後まで自分のペースを貫き、見事に志望校合格をつかんだ早川さん。ストレスを溜めず、自然体でいることが、合格の秘訣だと話します。
「これから受験する皆さんも、自分のペースを大切にしてください。それから、もしも失敗してしまうことがあっても、もうダメだとあきらめずに、落ち着いて受験に臨んでもらいたいと思います。私も、1月の受験で失敗してしまいましたが、だからこそ、自分のできないところをもう一度見直して、第一志望に合格できたのだと感じています」
サイトマップ
人気記事ランキング
01 特集
そのひと言が子どもを変える! 学力を伸ばすほめ方・励まし方
02 スペシャルウィーク
9歳までに身につけたい国語力
03 子育てに効く脳科学のお話
頭をよくする方法はある?

サイト内検索
 

RSS登録
これまでの特集記事



気になる記事ピックアップ
これまでに公開された記事の中から気になる記事をランダムでピックアップし、表示しています。