わかるまで先生に何度も質問。その姿勢が全校合格の快挙へ

6年生になり学校別コースを決めるときに、塾の先生の提案もあって駒場東邦コースに決めた遥くん。「よりレベルの高い学校で、自分の学力を上げたい」と考えたと言います。「もがきながら努力する環境の方が力を発揮できるタイプなので、駒場東邦は合っていると思いました」と、母・美智子さんも同じ考えでした。
とは言え、過去問を解くと、合格の可能性は五分五分といったところ。直前の冬期講習、得意なはずの理科で、基本的な問題が解けなかったときはショックを受けたと言います。
「焦っても仕方ないし、とにかくやるしかないと思って、テキストの穴埋め問題を赤シートで隠して覚えました。お母さんも問題作成に協力してくれたのはありがたかったです」(遥くん)
5年生のとき、勉強のやり方のことで「お母さんのアドバイスにカチンときた」こともあったそう。以後、美智子さんは「自分のやり方を通す息子」を見守りながら、わからないところは徹底して塾の先生に聞いてくる遥くんを信じたと言います。
「1月からは、試験開始3時間前の朝6時に起きるようにしたら、心が落ち着いたのも勝因の一つです」(遥くん)
前日の塾の先生からの電話も大きな励ましになり、緊張なく本番に臨めたことも良かったのか、見事合格を勝ち取ることができたそうです。  

1 受験期に習い事はやっていた?
5年生の終わりまで、週に1回のスイミングと月に1回の野外活動に通っていました。6 年生からは塾一本に絞りました。

2 直前期の自宅での勉強時間は?
塾がある日は帰ってから1時間、塾のない日は約4時間だと思います。学校から帰って1時間と、夕飯後に3時間ほど勉強しました。

3 つらかったときの心の支えは?
読書です。受験や勉強のことを考えないで没頭して読むと、気持ちもスッキリしました。海堂尊や三浦しをんの作品が特に好きです。

4 将来の夢を教えてください!
農業や林業に関わる仕事がしたいです。直接携わるのではなく、日本の産業として農業や林業を発展させることが夢です。

1 家庭での教育方針は?
勉強だけではなく、成人になったときに人として自立している子に育てたい。そのために「自分で考える」ことを大事にしています。

2 学校見学は何校くらい?
親子で文化祭に行ったのが3 校、説明会に行ったのが2 校。そのほか親だけで説明会参加が6 校。文化祭を見て志望校が固まりました。

3 受験を通して子どもの成長を感じる部分は?
自分でやりたいことを見つけられたこと。そして目標に向かって、自分のやり方で、苦労しながらも達成するために努力したところ。

4 中学入学後、子どもに何を学んでほしい?
特に何を学んでほしいというよりは、中高の生活を通していろんな経験をして、そこで好きなことを見つけて熱中してほしいですね。


正月にまさかのインフルエンザ罹患。しかし読書三昧が功を奏して合格

1年生から四谷大塚の通信教育を活用し、5年生の春に入塾した舜くん。
「自由に物事を考えるのが好きなので、栄光がいいなと思っていました。学校見学が楽しかったこともあり、どうしても栄光に行きたい!と思うようになりました」(舜くん)
 成績の乱高下はなかったものの、得意・不得意で結果にムラが。
「舜は、算数の図形問題や歴史の年号は苦手なので、なかなかやりませんでした。『それでは合格できないよ』と何度も話し、12月以降は本人も割り切って『受かりたいから、やる!』と取り組み始めました」(母・文子さん)
 ところが、正月にインフルエンザにかかり、半月も塾を休むことに。
「その間、司馬遼太郎作品や、『トム・ソーヤーの冒険』『老人と海』など、ずっと本を読んでいました。読書は受験で絶対役立つと思って、焦らず楽しむことができました」(舜くん)
「こちらはハラハラでしたけど(笑)。ただ、このときの読書三昧で気分がリラックスし、休み明けの栄光コース模試ではクラス1位に。自信を持って受験に臨めたようです」(文子さん)
結果、受験校はすべて合格。その要因は「苦手な単元にも挑戦し、勉強を楽しむこと。絶対にここに行きたい!と強い気持ちを持つこと」と舜くん。ブレない軸の強さで、第一志望の合格を見事手にすることができました。

1 受験期に習い事はやっていた?
6年生の夏休みまでサッカーとスイミング。どうしても第一志望に行きたかったので、受験期にはこれらの習い事はやめました。

2 直前期の自宅での勉強時間は?
塾のある日は夜に時間がとれないので、朝30 ~ 60 分ほど過去問を中心に勉強。塾がない日は平均すると4時間半くらいです。

3 つらかったときの心の支えは?
いろいろなことを本気で話し合える、塾の先生や友だちが支えでした。毎日30分程度の読書も良い気分転換になりました。

4 将来の夢を教えてください!
4年生の夏に『三国志』を読んだことから、歴史が大好きになりました。いろいろな謎を紐解いて研究する考古学者になりたいです。

1 家庭での教育方針は?
これは!と思ったものに対しては、自分で天井を設けることなく、常に向上心を持って努力し続けて行ってほしいと思います。

2 学校見学は何校くらい?
親子で行った学校見学は栄光、麻布、聖光、浅野の4 校。聖光は現地までは一緒でしたが、見学は友だちと回っていました。

3 受験を通して子どもの成長を感じる部分は?
目標を達成するには、好きなことだけでなく、苦手なこともやらなくてはいけない。そこに気づいてがんばる姿に、成長を感じました。

4 中学入学後、子どもに何を学んでほしい?
好奇心を満たしてくれる先生や友だちとの出会いで、さらに世界が広がると思います。健康に自由に6 年間を楽しんでほしいです。

サイトマップ
人気記事ランキング
01 特集
そのひと言が子どもを変える! 学力を伸ばすほめ方・励まし方
02 スペシャルウィーク
9歳までに身につけたい国語力
03 子育てに効く脳科学のお話
頭をよくする方法はある?

サイト内検索
 

RSS登録
これまでの特集記事



気になる記事ピックアップ
これまでに公開された記事の中から気になる記事をランダムでピックアップし、表示しています。