ほめることを前提にテストに目を向ける

 楠﨑校舎長、福島校舎長ともに「テストは点数が良かったらほめるというものではない」と言います。「間違えたところにもほめるポイントはたくさんあります。しかし、多くの親は子どもが高得点をとらない限り、文句や注意が口から出てきてしまうのではないでしょうか? 子どものテストを見る前には、心の中で〝必ず3つはほめよう”などと決めておくことをおすすめします。そして、〝前回のテストでは時間内に解けなかった問題があったけど、今回は解答欄をすべて埋めたね?〝苦手な記述問題の解き方を少しでも書いているところがえらい”など、子どもが少しでも努力した点を具体的にほめてください」(楠﨑校舎長)
 福島校舎長は、「ノート同様、テストでも〝いい変化?に目を向けてほしい」とアドバイスします。「〝今まで苦手としていた問題ができている”〝以前に比べて漢字のトメ・ハネをしっかり書いている”などと声をかけてみましょう。そのためには、やはり日頃から子どもをよく観察しておくことが欠かせません」(福島校舎長)「国語の場合、漢字のテストで前回は10問中3問が正解だったのに今回は5問できているなど、小さな変化に注目してみましょう。そして、親が〝練習の成果が出ている”などと声をかけると、子どもも〝確かに漢字はがんばればすぐに結果が出る”と考えるようになり、さらなる得点アップを目指すようになるでしょう」(楠﨑校舎長)。

子どもに問いかけ自己分析させよう

 四谷大塚をはじめとした進学塾では最近、テスト結果をインターネットで見られるケースが増えています。「もし親子で一緒にテスト結果を見る場合は、その前に〝今回のテストはどうだった?”と問いかけ、子どもに自己分析をさせてください。そして、テストの出来が良くなかった場合は無理にほめようとはせず、子どもに解けなかった理由を考えさせてみましょう。その原因を子どもが分析することができたら、その点をほめて、次のテストに意識を向かわせます」(福島校舎長)「子どもが自分なりにどういう課題を持って、テストに取り組んだのかという点も聞いてみてください。その課題が達成できていたらもちろんほめますが、課題が達成できなかった場合でも課題を持ってテストに臨んだ姿勢を認めてあげてください。この繰り返しにより、子どもが目的意識を持ってテストや授業に臨む習慣がつきます」(楠﨑校舎長)
 また、模試などの大きなテストでは、テスト結果をまとめたデータを活用してほめる方法がおすすめです。「塾から渡されるデータを見れば、以前と比べて伸びている部分が必ず見つかるはずです。そこを具体的にほめてみましょう。また、子どもが模試の復習や、間違えた問題の解き直しをやっていたら、その姿勢も評価してほしいですね」(福島校舎長)

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