取り組み方は5人でさまざま
 6年生の10月、11月から本格的に取り組むことになる過去問。第一志望は5年、併願校は3年を目安に取り組みたいところ。実際は、どういう状況の中で、どのように進めていくものなのでしょうか。「過去問は学校との相性があって、娘の場合、第一志望は相性が良かったのか、合格最低点も安定してクリアできる状態でした。本人としても焦りなく、手応えを感じながら進めることができたようです」(青木さん)

 海陽学園が第一志望だった森島さん。2006年開校ということもあって過去問の量が少なく、レベルもまちまちだったそう。どの問題も7割を取ることを目指して勉強していたそうです。「かと言って、そこばかりでは不安だし、特に算数はいろいろな学校の問題に触れてほしいという気持ちもあったので、第二志望、第三志望の学校の過去問も準備しました。でも、本人は海陽学園以外の学校は気分が乗らないらしく、結局ほとんど手をつけませんでした」(森島さん)

 清水さんは、塾から言われた通り、11月頃から5年分、3年分の過去問に挑戦したそうです。「始めた当初は点数が取れなくても、『まあ、こんなものなのかな』と見ていられましたが、1月になっても第一志望の合格最低点に全く届かず、心配になりました。その点、本人はすごく楽観的で、回数を重ねればそのうち慣れる、本番はできるよって(笑)」(清水さん)

 「通常期はほとんど手がつけられなかった過去問は、本番2週間前から本番通りに、第一志望、第二志望の過去問を解かせました。連続して解かせたことで、各学校の出題傾向がスムーズに理解できて、これはこれで良かったです」(五味さん)

 過去問に取り組むにあたって気をつけたことは、「可能性を感じさせること」と話すのは来山さんです。「答案の中には、全然ダメな間違いとケアレスミスによる間違いがありますよね。私は、ケアレスミスには鉛筆で軽く丸をつけ、『自分の実力がすべて出せていたら◯点だったね』という感じで、可能性があること、伸びしろがあることを感じさせるように気をつけていました」(来山さん)


受験のプロはどう答える?  
過去問は“解くこと”だけが目的ではない
 最低限、第一志望は3 ~ 5年分、第二・第三志望は2 ~ 3年分を解いて、出題の傾向をつかんでほしいですね。時期は10月くらいからが望ましいでしょう。最大のポイントは、ただ過去問を解くのではなく、必ず解き直しをすること。そして、わからないところはテキストに戻って復習をすることです。ただ過去問を解くだけでは、実力がつかないことを理解しておきましょう。(福島校舎長)
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