当日~受験後
――いよいよ迎えた試験当日。子どもはどんな様子でしたか?また、母として日常生活で気をつけたことはありましたか?
鍋田 よく眠れたようで、スッキリした感じでした。当日の朝は6時起きだったのですが、一週間ほど前から少しずつその時間に合わせて起きるようにしていたので、スッと起きることができたようです。これは当日のために準備をしていたことのひとつですね。
髙島 うちも当日はかなり早起きしました。起きる時間、家を出る時間など前もって決めていましたが、塾の先生から、当初の予定より電車の時間を2本早めた方がいいと助言をいただいたので、計画よりも早く起きて支度をして家を出ました。そうしたら、会場にかなり早く着いてしまって(笑)。逆に大丈夫かなと思いましたが、同じように早く来ている方がたくさんいました。きっとその方々も、そんな助言があったのかもしれないですね(笑)。
塚田 うちも特に変わった様子はなかったですね。ただ、食事にはリクエストがあって、魚を食べたいと言うのでそれを出しました。6年生の秋頃から、組分けテストや合不合判定テストなど大きなテストのときは、朝は魚を食べたいって言い出して。あと、記憶力がよくなるからと言って、お味噌汁にどっさりとネギを入れて飲んでいました(笑)。一度やってみてテストの結果がよかったとかで、験を担ぎたかったのでしょう。入試時期は、その朝食が3日間続きました。

――当日、会場に着いて、子どもを送り出すとき何か言葉をかけてあげましたか?
鍋田 本当に落ち着いていて緊張もないようでしたし、舞い上がっている感じもしなかったので、恐らく本人のベストな状態なんだろうと思いました。ですので、ただ「行ってらっしゃい!」と声をかけました。子どももそれに元気に笑顔で「行ってきます!」と応えてくれたので安心して送り出しました。
髙島 私は、当日だったか前日だったか定かではないのですが、「ここまでがんばってきて、合格するかどうかは、もはや縁だと思う」というようなことを言った覚えがあります。送り出すときに気をつけたのは、「がんばってね」など、負担になるようなことは言わないようにしようということですね。
塚田 私は息子に「楽しんでね!」と言って送り出しました。
髙島 すごい。なかなか言えることではないですよね。あらかじめ考えていたのですか?
塚田 考えて言ったわけではなくて、自然に出た言葉でした。本人も「じゃあ、行ってくるね!」と、楽しんでくるよ~という感じだったので、つい出てしまったのかもしれないです。そのくらい、気負いなく出かけて行きました。

――試験が終わってからの子どもはどんな様子でしたか?
髙島 娘は試験が終わるとニコニコして戻ってきて、「算数の大問が解けたんだよ!」と報告してくれました。その顔を見て、やり切ったんだなと実感しました。なので、もしも結果が出ず、この学校に入れなかったとしても、やり切ったという満足感を得られたのだからいいと思えましたね。第一志望の受験でそう思えたことは、彼女にとってはすごく幸運なことだったと思います。
鍋田 うちは、2月1日の午前中に受けた学校が第一志望で、その結果は翌日にならないとわかりませんでしたし、その後すぐに別の学校の受験があって、1日はバタバタしていました。でも、1日の夜に、その日の午後に受けた学校の合格がわかり、本人も私もひと息つくことができました。次の日はリラックスして試験に臨むことができたようです。
塚田 私は、本人が自分から言い出すまで試験のことは聞かないようにしようと思っていたのですが、1日の試験後、戻るなりすごく楽しそうに話をしていて、それが印象的でした。麻布は個性的な問題が出ることで有名で、そのときは「ドラえもんの問題が出たよ」とか「問題がカラーになっていたよ」とか、次々に話してくれました(笑)。とは言え、結果は3日までわからず、2日、3日と試験は続きますし、この間に友だちの1日の結果が続々と入ってきて。そんなとき「いいなぁ」とボソっとつぶやいたんです……。1月受験の合格はあったものの、2月受験の合格を持たずに3日を迎えたので、3日目は本人にとっても一番きつかったと思います。

――受験を無事終えた今、直前期で印象に残っていることは何ですか?
鍋田 12月という直前期に第一志望を変えたい!という話が出てきて、正直どうしようと思いましたが、あれを境に子どもがいい方向へ変わっていったので、今ようやく、よかったと言えますね。実際、第二志望以下を組み替えたりしたので大変ではあったのですが……(笑)。
髙島 確かに私も、12月は志望校を組み直したりして、受験の計画をするのがすごく嫌になってしまった時期でしたね(笑)。子どものテスト結果を慎重に考慮しつつ、志望校を決めなければいけない時期だったので、第一、第二、第三志望はどうすればいいだろうと、子どもというより私がひどく揺れましたね。なので、私にとっては一番辛い時期だったかもしれません。
塚田 私は、どちらかと言えば楽しかったです。下に娘がいるので、この時期は娘を夫に任せることが多くて、必然的に私と息子のふたりで行動することが増えたんですね。息子も私に素直に甘えられるし、私としては、意外にも楽しく過ごせた時期ですね。

――いろいろと体験談をお聞かせいただきありがとうございました!


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