連日続く中学入試。2日目、3日目とたまる疲れをお母さんの元気で吹き飛ばして!

最後まで我が子を信じ、笑顔で励まし続ける

第1志望校の結果が出ていない段階や、残念ながら不合格となってしまった場合、ほとんどの受験生は第2志望校以降の学校を立て続けに受験することになります。望ましくない結果を受け入れなければならないこともありますから、お母さんはとにかく気持ちを前向きに持つよう心がけてください。

心構えをしていても、不合格が続くと、ネガティブな気持ちになってしまうお母さんは多くいます。大事なのは、希望を持ち続けることです。

ある受験生が、第1志望校に繰り上げ合格になった例があります。その子は当初の合格発表で不合格を知っても、気持ちはあきらめていませんでした。「もしかしたら連絡があるかもしれない」と、ずっと電話の方を見つめて気にしていたそうです。すると、本当にその子の言ったとおりに連絡があり、繰り上げ合格となったのです。

一方で、中学入試では気持ちを切り替えることも大切です。第2志望校以降の受験では、それまでの試験の出来や不合格結果を引きずることなく、連日の試験に挑まねばならないからです。子どもは本来、目の前のことに気持ちがいくもの。ですから、大人よりも気持ちの切り替えが早くできると言えます。望ましくない結果に接して、お母さんだけがいつまでも沈んでいたのでは、子どもはがんばれなくなります。

さらに言えば、受験の結果に動揺して、子どもの前で落ち込んで涙を流してしまうことはもってのほかです。

どうしても気持ちの整理がつかないときは、塾に来て、泣いてもよいと思います。お母さんにがんばってもらうためにサポートすることも、塾の役割のひとつなのです。

もしも第1志望校に合格できなくても、それで子どもの人生は終わったわけではありません。誰もが通るわけではない中学受験という貴重な体験を通じて、わが子が成長するのだと、お母さんは強く意識してください。

大好きなお母さんが笑顔でいることが、子どもにとって一番の心の支え。入試という真剣勝負を経験するたびに、お子さんの実力は確実に上がっていきます。合格を勝ち取るまで前向きに、がんばっている我が子を信じて励まし続けましょう。

お試し受験をどう受けるべきか?

第1志望校の前に、練習として受けるお試し受験は、必ず「真剣勝負」として子どもに捉えさせましょう。真剣に受ければ受けるほど、入試中も学力はグングン上がります。「お試しだから」と子どもの気を抜かせるのではなく、「あなたが緊張しているのは、一生懸命がんばってきたからこそ」と、今までの努力を認め、程よい緊張感を持たせることが、お母さんの役目なのです。

また、お試し校に落ちてしまったという場合、急遽違うお試し校に願書を出したり、「別に行きたい学校じゃなかったでしょう」と、子どもを励ますお母さんが多くいます。しかし、まずは「何があるかわからないのが受験」と、子どもに失敗したことを受け入れさせましょう。落ち込む子どもにとって、その言葉は辛辣かもしれませんが、中学受験を、大きな成長と捉えるよう、お母さん自身が強く理解しておいてください。

まだまだある、あんな話こんな話をご紹介します!

後に受けた面接の疲れや、算数の試験がかなり難しかったこともあり、迎えの車の中で、娘は口をききませんでした。「難しかったのは、きっとみんな同じだから大丈夫よ」と励ましましたが、「明日の第2志望校も受けない!」と大泣き。困り果ててしまいましたが、塾の信頼できる先生に電話で話してもらい、少し落ち着きました。(桜蔭)

初の入試日の朝、計算問題を3問やってから家を出発しようとしていたのに、いきなり「お腹が痛い」と言い出した娘。模試にはない緊張感で、気分が悪くなったようで、移動中にエチケット袋に少々戻してしまいました。時間にかなり余裕を持って出たので、試験会場に入る前に、一緒にベンチに座って落ち着かせました。(晃華学園)

故もなく予定通り学校につき、何となく待ち時間が過ぎて、子どもが試験会場に誘導されて行きました。全く何の根拠もありませんが、子どもも親も、「この学校に来るんだなあ」という、不思議な感覚であったことを覚えています。(駒場東邦)

のよい友だちが試験会場にやって来たときに、緊張がほぐれた様子でした。同じ学校を受ける子との交流はなかなか難しいですが、逆に「一緒にがんばろう」という雰囲気になれば、とても心強いと感じました。(桐朋女子)

験当日、一家揃ってまさかの寝坊。しかし、リカバーできる程度の寝坊だったので、みんなで笑って誤魔化しました。そのおかげで、落ち込むこともなく、元気に試験を受けられたようです。(開成)

命校の第1回入試に不合格。子どもはひどく落ち込み、大泣きしていましたが、「失敗を、第2回入試に活かそう!」と励ましました。第2回入試は、最上位校の滑り止めとして受ける子が多いということはわかっていましたが、受験当日にクラストップの友だちを見つけたうちの子は、すっかり自信をなくし、校庭の隅に行ってしまいました。何とか気分を盛り上げようと、「彼は余裕で合格できるかもしれない。でも、合格点さえ超えれば、誰でも合格できるのだから」と声をかけました。(桐光学園)

サイトマップ
人気記事ランキング
01 特集
そのひと言が子どもを変える! 学力を伸ばすほめ方・励まし方
02 スペシャルウィーク
9歳までに身につけたい国語力
03 子育てに効く脳科学のお話
頭をよくする方法はある?

サイト内検索
 

RSS登録
これまでの特集記事



気になる記事ピックアップ
これまでに公開された記事の中から気になる記事をランダムでピックアップし、表示しています。