つくることや 書くことを 楽しめるのが強み

「文章を書くのも、絵を描くのも好きなので、いつも工夫してまとめていました。でも、色はあんまりたくさん使い過ぎるとごちゃごちゃするので、色の数は絞って、あくまでも、後で読み返したときにわかりやすいように、心がけていました」
 そう話しながら、木股侑美奈さんは、イラストや図表をふんだんに使ってきれいにまとめた、手づくりの〝本〞を見せてくれました。主に理科と社会に関して、四谷大塚で新しいことを習ったときや、自分の理解が不十分なところがあったときに、映像授業を見ながら、要点をまとめて、オリジナルの参考書としてまとめていたものです。5年生の頃からコツコツつくり、最終的には、その数は、数十冊にも及んだと言います。表紙には「作:木股侑美奈」と書かれていたり、四谷大塚のテキストをまねて、ロゴや、本の値段、バーコードまで描かれているなど、楽しく取り組んでいた様子がうかがえます。
「つくる作業が好きなので、ぜんぜん苦にならず、楽しんで勉強できました! 映像授業をただ見ているよりも、自分でどこが大事なのか考えて、手を動かしてまとめることでしっかり頭に入ります。それに、こうしてまとめておくとあとで見返せるので、復習にもよく活用しました」
 とにかく〝つくるのが好き〞という木股さん。4年生の秋から年生の夏にかけて自由研究としてつくった〝読書日記〞も、国語力のアップに役立ったと言います。
「1年で101 冊の本を読んで、 記録しました。最初の頃は感想を 書いていたのですが、途中からは本の内容を要約して、〝紹介文〞を書くようになりました。主に、四谷大塚で薦めてもらった本や、教材や入試問題などで取り上げられていた本を中心に読みました。もともと本は好きなのですが、これを書くことで、よりやる気が出ましたね。たくさん読むことで、語彙が増え、漢字を読むのも得意になった気がします」

苦手な算数は 納得がいくまで 先生に質問した

そんな木股さんの苦手科目は算数。特に、計算ミスが多いのが悩みだったと言います。
「算数への苦手意識は、4年生のときからありました。なので、その頃から毎朝、学校に行く前に10分くらい計算練習をしました」 
また、わからないところがあったら、先生に積極的に質問し、なるべくその日のうちに解決するようにしていたと言います。
1日の開成にチャレンジしたなら、次は3日の2回目の早稲田を選ぶしかありません。1日の試験よりハードルが上がります。親としては、「恥ずかしがったり、遠慮したりはしない方なので(笑)、質問はどんどんしていました。特に6年生になってからは、授業が終わってから残って質問をすることが多かったですね。いつも、納得のいくまでつき合ってくれた先生たちにはとても感謝しています」
直前期に入ると特に、算数に時間を割くことが多かったと言う木股さん。その分、ほかの教科の学習では、隙間時間をうまく活用するようにしていました。
「母がつくってくれた単語カードは、役に立ちました。理科と社会で、私がよく間違えていた問題や、苦手なところをまとめてくれたんです。電車に乗っているときに見たり、友だちとこれを使って問題を出し合ったりしていましたね。入試本番にも持って行きました」
いつも自分なりに工夫して、楽しみながら勉強に取り組んでいた木股さんは、ストレスが溜まったりすることはあまりなかったと言います。
「〝勉強嫌だな〜〞って思うことはあります。むしろ、毎日ちょっとずつは思っていたかも(笑)。算数をやる前とかは正直、いつも憂鬱でした。でも、先に好きな教科をやってモチベーションを上げたり、集中できないときは、好きな歌を歌ったりして、気持ちを切り替えていました。そうやって、少しずつ発散していたから、すご く気持ちが落ち込んだりすること はなかったです。成績が下がった ときは一瞬へこんでも、すぐに立 ち直っていました」
落ち込まずに、前向きでいるこ とも、受験を乗り越え、合格を手 にする秘訣と言えそうです。
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