栄光学園中学校

1月校の結果を引きずらず過去問に取り組み第一志望を突破
「2歳上の姉も中学受験をしていて、祖父母のすすめもあって勉強を始めました」という大地くん。小3の2月から塾に通い始め、小4の10月頃にはすでに第一志望を栄光学園に定めていました。自宅に近く、通学に便利なのが一番の理由でしたが、校庭が広いこともポイントになりました。
入塾後、成績にはほとんど波がなく、上位で安定。常に第一志望を狙えるポジションをキープし続けることができました。ところが、1月受験でまさかの不合格。本人以上に、母の直美さんのほうが大きなショックを受けたようです。
「私はずっとハラハラのし通しでした。 不合格だったときは、本当にどうしようかと思いました」(直美さん)
「ダメだった後、3日間くらいは焦ったけれど、問題が悪かったんだと気にしませんでした」(大地くん)
引きずらずに気持ちを切り替え、直前期は過去問に集中。苦手な理科も参考書などを活用して補強しました。試験本番では緊張せず、ミスもなかったとのこと。それでも、自信満々とはいかなかったようですが、見事に合 格を勝ち取りました。
「試験の後は五分五分くらいの感じだったから、合格発表を見たときはすごくうれしかったです。受験してよかったなと思います」(大地くん)
「姉と合わせて5年間塾に通いましたが、2人から『受験してよかった』と いう言葉を聞けたことが、何よりうれしいですね」(直美さん)






質問
説明会や文化祭の開催日時などの情報は、主にインターネットから入手していました。それ以外の情報に関しては、受験情報誌などを活用していました。

質問
できなかった問題をそのままにしておくのはよくないので、「復習を必ずしようね」とよく声をかけていました。否定的な言葉はできるだけ言わないようにしました。

質問
我が家では子ども部屋とリビングがつながっているので、常に扉を開け放しておきました。家事などをしながら、息子が勉強している様子をうかがうようにしました。

質問
目標に向かって一生懸命努力したことで、精神的に成長したのを感じています。日常のちょっとした瞬間に、任せられるようになったなと思うことがあります。

併願校

西大和学園は塾の先生のすすめもあって受験。駒場東邦は父の母校であることから選んだ。栄光学園は自宅に近く、通学に便利だったこともあって第一志望校に。浅野は文化祭の印象がよかったことから受験を決めた。





質問



小5の終わりまでは自宅学習はあまりしていません。小6の夏休みの後から、塾のない日は2時間半、ある日は1時間くらい勉強しました。


算数で図形がよく出ていたので、塾からもらったプリントの図形問題を集中して解きました。受験の本番では立体図形の問題が出ました。


図書館で借りた本を読んだり、祖父母と囲碁を打っていました。今、囲碁は初段です。祖母よりは強いけれど、まだ祖父にはかないません。


最後まで支えてもらったことです。西大和学園に落ちたときも「大丈夫だよ」と励ましてくれたので、ホッとすることができました。

聖光学院中学校

自主性を尊重して見守ることが子どものやる気を引き出すことに
本格的に受験勉強を始めたのは小5の終わり頃だったという太郎くん。「全国統一小学生テストの結果が最悪だったから、『もっとがんばらなきゃいけないんだ!』と気づいて、小5の冬期講習から塾に通い始めました」と言います。やる気になると集中力を発揮するタイプの太郎くんは、入塾後すぐに成績が上昇。小6の夏前には、最上位クラスにランクアップしました。
「自分は勉強ができるんだって少し油断してしまったけど、最上位クラスに入ったら頭のいい人ばかりでびっくり。僕が苦手な算数も、みんなすごくよくできるから、自分も早く克服しなきゃと思いました」(太郎くん)
母の美香子さんは、そんな太郎くんのことを「やる気さえ起きれば、自分からすすんで勉強できるタイプ」だと言います。「自主性を尊重して、勉強は塾と本人に任せきりにしていました。 志望校選択も本人が行きたいかどうかということが最優先事項でしたから。私が心がけていたのは、静かな環境づくりや早寝早起きの生活習慣を維持することです」(美香子さん)
美香子さんが信じたとおり、太郎くんは「繰り返し問題を解いて、解き方を身につける」という方法で算数への苦手意識をクリア。無事に第一志望の合格を勝ち取りました。
「入塾当初は『夢のまた夢』だった第一志望に合格できたのは、やっぱり本人ががんばったから。子どもを信じて見守り続けることはとても大切なことだと思います」(美香子さん)






質問
文化祭や説明会に足を運ぶほか、受験をするママ友や、インターネットのブログも参考にしました。経験者の体験談は、安心感を得るために役立つと思います。

質問
「志望校に行きたい気持ちを思い出して」と、よく言っていた気がします。テストの成績が悪くてもマイナス表現は使わず、「復習すれば大丈夫!」と声をかけました。

質問
4歳の弟がうるさくしないように、DVDや本を渡して静かに過ごさせました。太郎は毎朝6時起きなので、夜更かししないように早く寝かせることにも注意してました。

質問
もともと自立している部分はありましたが、この1年でさらに大人っぽくなったと思います。自分で考え、判断し、行動に移せる点は褒めてあげたい長所ですね。

併願校

塾からは1月受験もすすめられたが、太郎くんはあまり緊張しないタイプのため「お試し」受験は必要ないと判断。「合格したら必ず行く」と思える学校だけを厳選して受験した。第一志望に合格したため、結果的に出願のみとなった浅野を合わせてわずか3校。すべて不合格のリスクも検討しつつ、「行きたい学校」にこだわった。





質問



小6の春までは1時間、夏期講習のときは1時間30分くらい。1月以降の追い込みの時期は平日4時間、土曜に10時間くらい勉強しました。


やさしい問題を正確に速く解けるようになるために、毎朝6時に起きて算数の計算と一行問題、国語の漢字や熟語を繰り返しやりました。


読書をしたり、音楽を聴いたり、4歳の弟と遊ぶこと。弟はやんちゃでうるさいときもあるけど、かわいいなと思うことも多いんですよね。


僕にとって父は偉大な存在なので、受験について来てもらっただけで安心できました。お弁当を毎日つくってくれた母にも感謝しています。

慶応義塾普通部

中学受験を通じて試験とは採点者に自分の考えを伝える作業と気づく
高校、大学と慶應義塾で学んだ父・康之さんに憧れて、慶應義塾普通部を第一志望とした優太くん。中等部ではなく普通部を選んだのは、小5の頃から男子校にいいイメージを持つようになったことや、都心と逆に位置し、通学ラッシュがないことなどからでした。
「成績は4教科でバラツキが目立ちましたね。社会が得意で理科はボロボロ。 算数は地道に力をつけて、最後にはコンスタントに7~8割得点できる力がつきました」(母・順子さん)
国語は、「ラスト3か月ほどで急激によくなった」と語る康之さん。
「国語の記述問題では、問題文の文章にとらわれすぎて、うまく答えられない傾向がありました。でもあるときから、問題文を気にせず自分の言葉で答えていい問題があることに気づき、どれがそういう問題なのか判別できるようになってきたんです」(優太くん)
慶應義塾普通部の過去問にも苦戦したと言います。父・康之さんがパソコンで採点表を作成し、得点が7割以下の教科は何度もやり直す。この繰り返しだったそう。
「特に、自分の考え方の筋道を計算式で示していかなければならない、算数の記述問題が難しかったです。ただ、 だんだん〝試験って、ただ機械的に答えを出すのではなく、採点する先生に自分の考えを伝えるものなんだな"と考えられるようになりました。国語の記述の話も同様で、受験を通してそういうことがわかったのは大きいと思います」(優太くん)






質問
塾の保護者向けの情報で十分でした。慶應義塾中等部の2次対策として、昨年合格した方のお話を聞いたこともあります。説明会には小6になっても足を運んでいました。

質問
変に意識しないことを意識していました。「滑る」といった言葉が口に出ても、「あっ、言っちゃった」などと笑ってすませる雰囲気ができていたと思います。

質問
これもあえて気を遣わず、子どもが過去問をやっているときに、親がリビングでテレビを見ていることも。ただ、過去問の点数表などは父がパソコンで自作しました。

質問
偏差値がガクッと落ちることが何度かあり、そのときのショックは大きかったはず。そんなときでも「絶対に慶應に入る」と、あきらめず勉強を続けられたことです。

併願校

2/1からの連戦に備えて1月に1校を受験。2/3まですべて合格だったので、4、5日は試験を欠席した。





質問



小4、小5のうちは、宿題だけは欠かさずやっていた程度。小6の夏以降は、宿題以外に1日2時間ぐらい勉強し、入試直前までそのぐらいでした。


とにかく算数が全体的に難しく、記述問題も多かったので、過去問でできなかった問題を集めて繰り返し解くなど、重点的に対策しました。


夕食時やその後にテレビを見るのが息抜きに。小5の3学期までスイミングスクールに通っていて、普通部では水泳部に入ろうと思っています。


お母さんは、風邪をひかないように、野菜をおいしく食べられるお弁当を毎日つくってくれました。お父さんお手製の過去問の採点表も励みに。

海城中学校

母に励まされ激戦必至の2回目試験で全力を出し切る
小3のとき、四谷大塚の夏期講習に参加したことが、怜也くんが中学受験を志すきっかけになりました。悦子さんの「6年間で一生の友だちに出会ってほしい」という思いもあり、2月に入塾。第一志望を海城中学校に決めたのは文化祭の印象が大きかったようです。
「ピタゴラスイッチを体験して、おもしろいなって。みんなで協力してつくりたいと思いました」(怜也くん)
小6の初めまで成績が伸び悩んだ時期もありましたが、不得意な国語は夏休みの集中学習で克服。いよいよ、秋の学校別対策コースが始まりました。
「志望校に向けてがんばらなければと思いましたが、テストで順位がなかなか伸びませんでした」(怜也くん)
ネックになったのは社会。記述の多い独特の出題に悩まされました。そこで、塾の先生に相談。本番直前まで、過去問の添削をしてもらいました。
「ほぼ毎日塾に通い、最後の1週間で追いついた感じですね」(悦子さん)
ところが、1回目の受験は不合格。口もきけないほどショックを受けた怜也くんが立ち直れた理由は、ほかでもない、悦子さんの「決して道は閉ざされたわけではない」という言葉でした。励ましを受けて怜也くんは一層の激戦が予想される2回目の試験に臨み、見事に結果を出すことができました。
「お母さんに1日はあと少しのところだったのかもしれないし、3日もがんばろうねと言われました。巣鴨も受かっていたので最後の入試だと思って、全力を出し切りました」(怜也くん)






質問
塾の説明会や先生からの情報など。あとは私立中学校の合同相談会に出かけてパンフレットを入手し、興味を持った学校をピックアップしてから学校訪問しました。

質問
受験雑誌にあるような、かけてはいけない言葉をひと通り言っちゃったかも(笑)。ただ、「努力はいつか必ず実を結ぶよ」ということは伝えていました。

質問
自分の部屋で過去問を解いているときには、時間を決めて取り組んでいるので、一切声をかけないように気をつけました。妹にも邪魔をしないよう注意していました。

質問
中学受験を決めた頃、医師である私の父が他界した影響もあってか、将来は医師という目標ができました。先を見据えた努力ができるようになったように思います。

併願校

1月校は栄東と開智で迷った末、より校風が合っていそうな栄東を選択。第一志望の海城は第2回試験で合格。巣鴨は、塾の先生にすすめられて受験を決めた。





質問



本格的に取り組み始めた小6の夏から、塾のある日は1時間、塾のない日は3時間勉強。毎日、11時には寝るようにしていました。


海城は社会の問題が特徴的なので、そこを重点的に勉強しました。算数については、苦手な単元を塾のテキストで復習しました。


小6の10月まで水泳を続けていたので、息抜きになりました。勉強の合間に、大好きなレゴで遊ぶのもおもしろくて、癒されていました。


体調管理に気をつけてくれたことです。それと、海城の1回目の試験で不合格だったときに、励ましてもらったことはとても大きかったです。

桜蔭中学校

苦手分野克服の鍵になったのは子どもが信頼する塾の先生の支え
お稽古ごとのひとつとして小学校に入る直前から塾に通っていた百合さん。受験を意識するようになった小4からは、塾のクラスやテストのコースも変わらず、 安定した成績をキープしていました。一見、悩みはないように見えるものの、 母の幸子さんは、百合さんの勉強に対する姿勢を不安に思っていたと言います。
「好きな勉強は熱心にやるけれど、嫌いな単元にはなかなか手をつけません。 家庭学習の時間もとても短かったので、『必死に勉強している人に抜かれるかも』と気をもみました」(幸子さん)
一般的に、女の子はコツコツ勉強する勤勉タイプが多いものの、百合さんは自分でやると決めた勉強しかやらないマイペースな天才型。「大好きな算数は誰にも負けたくないと思っていたけど、苦手な国語の勉強は、あまりやる気になりませんでした」(百合さん)
「好きだから学ぶ」というスタイルから「入試答案づくり」へのシフトがなかなかできなかった百合さん。不安でいっぱいの幸子さんを勇気づけたのは、 百合さんも信頼する塾の先生でした。
「桜蔭の合格に向けて合わせていきますから大丈夫!」という言葉どおり、 百合さんは1月になると国語の記述や苦手な単元にも取り組むようになったと言います。
「完全燃焼したけど、燃え尽きたわけ じゃないから、次に進める」と力強く語る百合さんの目は、すでに中学以降に向けられているようです。






質問
学校説明会や合同説明会、塾主催の学校説明会に加えて受験情報誌も利用しました。ママ友とは、塾の待ち時間などにお互いの悩みや不安を相談し合っていましたね。

質問
自主性を大事にしたかったことと、「今もがんばってるのに……」と、子どものモチベーションが下がらないよう、「がんばって」でなく「合格するよ」と声をかけていました。

質問
塾での学習が中心でしたので、特に気を遣うことはありませんでした。その代わり、モチベーションが下がっているときは、すぐに塾の先生に連絡するよう努めていました。

質問
自分で決めたことをしっかりやって結果を出せる自主性や判断力などが身につきました。志望校への気持ちがブレない決断力、勉強に対する集中力もあると思います。

併願校

医者という将来の夢を胸に、第一志望は桜蔭。成績が高いレベルで安定していたこともあり、1月校の受験は考えず。1日と2日、ともに合格することができたため、3日の筑波大学附属は出願していたものの、試験を受けなかった。不合格時には、4日以降に、豊島岡女子学園(3回)や渋渋(3回)を受験予定だったそう。





質問



平日の塾がある日は予習だけ1時間、ない日は2~3時間くらい。1月中旬以降の追い込みの時期は、学校の時間以外はずっと勉強していました。


国語の記述が苦手だったので、ひたすら書きまくりました。塾の国語の先生が好きだったから、教科を嫌いにならずにがんばれたと思います。


好きな勉強をしていることが趣味みたいなもの。塾も大好きで、先生や友達とおしゃべりしているだけで楽しい気持ちになることができました。


つくりたてのお弁当を届けてくれたので、いつも温かくておいしいご飯が食べられました。毎回、塾に迎えに来てくれたことにも感謝しています。

サイトマップ
人気記事ランキング
01 特集
そのひと言が子どもを変える! 学力を伸ばすほめ方・励まし方
02 スペシャルウィーク
9歳までに身につけたい国語力
03 子育てに効く脳科学のお話
頭をよくする方法はある?

サイト内検索
 

RSS登録
これまでの特集記事



気になる記事ピックアップ
これまでに公開された記事の中から気になる記事をランダムでピックアップし、表示しています。