サポート 1 スケジュールを作って学習時間を確保

1週間の予定を親子で作ろう

塾の勉強についていくためには、家庭で授業の復習や予習に取り組ませることが欠かせません。まずは、子どもが家で勉強に取り組む時間を、親がしっかり確保することが大切です。

「そのための方法としては、塾の授業と家庭学習の内容をまとめた1週間分のスケジュールを作るのがよいでしょう。そのとき、親だけで作るのではなく、子どもと一緒に話し合いながら作ることが大切です。そうすれば、子どもも納得した内容となり、勉強に対して前向きな気持ちを持てます」(高杉先生)

スケジュール表としては、下の図で紹介しているものがひとつの形式例です。最初に、塾の授業やテストを受ける日を記入します。次に、子どもが各曜日に取り組む家庭学習の内容を書き込みます。

「どの問題集を取り組むのか、どのページの問題を解かせるのかまで明記したほうが、小4の子どもは取り組みやすいと思います。子どもが”時間まで細かく決められたスケジュールのほうが迷わなくていい”と言うのであれば、それぞれの学習時間の目安を記入しておく方法もおすすめです。集中力アップにつながることでしょう」(高杉先生)

ただし、このスケジュール表は「1回作って、すべてを成し遂げられるようになるまでがんばり続ける」というものではありません。

「スケジュールに書かれた勉強内容を一定期間やらせても、子どもが勉強のペースをつかむのに苦労している場合は、何度も作り直してください。小4の最初の時期は、2週間に1回を目安として、適宜見直してほしいと思います」(江戸先生)

また、子どもが家庭学習に取り組む時間帯に関しては、「同じ時間帯に勉強させたほうが、生活リズムを安定させやすい」と村治先生は話します。

「たとえば、学校から帰宅して夕食までの2時間や、夕食と入浴を済ませた後の1時間など、なるべく一定にするのが理想だと私は考えます。また、授業で習った内容を定着させるためには、小4の子どもでも、ある程度の時間、机に向かうことが求められます。ひとつの目安として、塾の授業がない日は、国語と算数で各1時間は勉強に取り組ませることを目標にしてみましょう。さらに、同じ日に理科もしくは社会の勉強にも取り組めるようになると、学力アップに近づくでしょう」(村治先生)

習い事との調整も重要なポイント

勉強のスケジュールを考えるとき、塾だけではなく、ほかの習い事との兼ね合いも、多くの親にとって悩ましい問題となるようです。

「"本格的な受験勉強が始まってからも、塾以外の習い事は続けられますか?"という質問はよく受けます。最終的には各家庭の判断に委ねられると思いますが、子どもが小3の段階で、どの習い事を続けるかどうかを親子でよく話し合ってください。そして、もし塾とほかの習い事を両立させたいのであれば、"家庭で学習する時間の絶対的な不足をどこで補うか"を考えてから、決めてほしいところです」(江戸先生)

村治先生も「塾とほかの習い事を両立させる場合は、塾の授業により集中して取り組む姿勢が欠かせない」と話します。

「子どもと話し合って、”先生が話す内容をノートにしっかり書いて、授業の時間内にできるだけ理解するように努力する””わからない問題があれば、授業が終わった後に先生に質問にして、その場で理解する”などの方法を考えておいたほうがよいでしょう。また、子どもが家に帰ってから勉強に取り組む気力が残っていない場合は、授業が終わった後に塾の自習室などで勉強させたほうが効率的かもしれません」(村治先生)

そのほかにも、土日をうまく活用する方法もあります。

「塾で習った内容は、授業を受けた日にしっかり復習させるのがベストです。しかし、小4の始めの時期や習い事を掛け持ちしている子どもだと、なかなか難しい場合もあるでしょう。そんなときは、授業を受けた日にテキストの内容だけでも見直させてください。そして、土日を『復習の日』と定めて、1週間分の復習や問題演習などをまとめてやらせてみてはどうでしょうか」(村治先生)

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