ついに、受験日の朝です。子どもができる限り気分よく出発できるよう努めましょう!

会場で動揺しないよう持ち物の確認は入念に

当日の朝に必ずやっておくべきことは、持っていく物の確認です。受験会場で忘れ物をしてしまったのに気づくと、子どもは動揺します。用意を前日に済ませていたとしても、余計な不安を抱かせないために、親子で再確認してください。午後受験もある場合は、受験票が2通必要ですから、混同しないようにファイルに分けて入れるなどの工夫をするとよいでしょう。学校によっては、携帯電話など、持っていってはいけない物を指定しているところもあります。うっかり持ったまま入校してしまわないように、お母さんが配慮してください。

このように、最後の確認をしている間も、お母さんがこわばった表情をしてはいけません。「さあ、行くよ」という、わくわくした雰囲気で、子どもを前向きにさせましょう。

前日同様に、受験日の朝食も普段と変わらないものでかまいません。前日にかけるべきねぎらいの言葉も、時間に余裕があるなら、朝食をとりながらでもよいでしょう。当日つき添わないお父さんからも、朝食のタイミングで、ぜひ言葉をかけてあげてください。

また、子どもが発熱などで体調を崩したら、まずは学校に相談。子どもに「熱を出した自分が悪い」と感じさせないように、落ち着いて冷静な行動を。

移動中の電車で、ほかの受験生を目にすることも。前向きな気持ちで不安をやわらげてあげましょう。

試験直前の声がけで本人に重圧をかけない

受験会場の学校へ向かうと、目的地に近づくほど、ほかの受験生を目にする機会が多くなるものです。子どもが緊張しているようなら、「たくさんいるね。みんなが入りたい学校だから、選んで間違いなかったね」と声をかけてもいいでしょう。場合によっては、「乗換駅で、寄り道せずに帰って来られるかな」などと、入学後のことを想定した話で、気持ちを盛り上げてもいいかもしれません。電車の中吊り広告を見て、お母さんと笑い合ったという受験生もいます。移動中の過ごし方は子どもの性格にもよるので、静かにテキストを見返したがるようであれば、本人のしたいようにさせましょう。

会場への到着は、余裕をもって30分前ぐらいが望ましいです。校門を入ると、すぐに父母と受験生が分けられる学校もありますから、試験後の待ち合わせ場所について、その前に伝えておいてください。伝え忘れると、試験の終了時間に近づいたとき、子どもが不安な気持ちになります。

試験直前の声がけは、本人のプレッシャーが大きくならないように「ここまでがんばってきたんだから、自分の力を出せば大丈夫」と、笑顔で見送ってあげましょう。

不安と緊張を抱えながらも試験を乗りきった我が子に、まずは「おつかれさま」の言葉を。

「どうだった?」は試験直後のNGワード

試験を終えて出てきた子どもには、最初に「おつかれさま」と声をかけてあげてください。そして、緊張と不安の中で試験問題に取り組んでがんばったことに対して、「よくがんばったね」と褒めてあげましょう。

自らの気持ちが先行してしまい、まっ先に「できた?」と聞くお母さんがいますが、試験終了後の行動としては、最もやってはいけないことです。「思ったよりよくできた」と思えば、子どもは自分から口にするでしょう。「あまりできなかった」と感じている場合は、聞かれたくないものです。

まだ結果が出ていない段階なのに、子どもの顔色だけで判断して、マイナスな発言をしたり、我が子の前で落胆したりといった態度は、絶対にしてはいけません。

初めての入試を終えた後は、子どもは大人が考えている以上に疲れています。試験直後は興奮状態にありますから、自らの疲労にも気づいていないはずです。軽く食事をする程度はかまいませんが、なるべく寄り道せずに帰宅して、ゆっくり休ませてあげましょう。試験が終わった後に、不安な気持ちから塾の仲間や先生の顔を見たがる子どももいます。そうした方が気持ちが落ち着く場合が多いので、「塾へ行きたい」と言ったら、ぜひ行かせてあげてください。

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