国語の記述問題と社会の暗記が不安材料

           

母・美由貴さん(以下、母)

4年生の春に塾に入ってから、ガラッと環境が変わったよね。

亘くん(以下、亘)

うん。特に社会が大変だった。

  母

私は国語の記述が心配だったけど。

  亘

いや、絶対に社会!とにかく、暗記が苦手だから。

  母

でも、国語や算数は試験の配点が高いことも多いから、その2教科ができないとって私は思ってた。それに、6年生の秋になって学校別の対策コースが始まったでしょう。そこで開成中学校は記述ができないとダメってわかったから、さらに不安で。

  亘

最初の方の問題以外は、ほぼ記述だからね。

  母

過去問を解いたら、回答が完璧になるまで、塾の先生に何度も見てもらったよね。

  亘

うん。間違えたところはただ模範解答を写すんじゃなくて、自分の言葉で説明できるようになるまで、何度も直した。

  母

何度もやって、自信がついた?

  亘

いや、僕はもともと国語はあんまり心配していなかったから……(笑)。暗記の方ががんばってた気がする。

  母

暗記は直前でも大丈夫って塾の先生が言っていたから、後に回していたこともあるよね。だから直前期は、一緒にいろいろと対策したね。私が口頭で問題を出して亘が答えたり、家の中の目に付くところに国の名前とか重要語とかを貼っておいたり。

  亘

暇なときは目が行くから、あれは結構覚えられたな。

  母

あとは、教科書には載っていないような、一般常識を問うような問題はどうやって対策すればいいのか悩んだね。浅草寺はどこにあるのか、とか。大人だったら当然、浅草でしょ!と思うんだけど。さらにその浅草は何区にあるのか、とかになるともっとわからない。だから、過去問で東京23区や電車の駅名に関する問題があると、関連した情報も調べたり、覚えなきゃいけないこともたくさんあって……。

  亘

僕は興味のあるものじゃないと、なかなか覚えられないから。歴史は好きだからよく覚えられたけど、地理は苦労したな。

考え方の違いでケンカもしょっちゅう

                 

  母

よくケンカもしたよね。

  亘

勉強のやり方とか、お母さんと考え方が違ったりすると、言い合いになる。でもだいたい、お母さんが勝つことになってるんだけど(笑)。

  母

でも、口論では私が勝っても、結局、自分のやり方でやっていたことも多かったよね。

  亘

横からお母さんが憤慨する声が聞こえてくると、仕方ないなとそのやり方でやっておく(笑)。でも内心、なんでこんな方法でやるんだろうと思ってたり。

  母

結局は解決してないから、同じことでしょっちゅうケンカになってね。

  亘

でも、言いたいことは言い合って、溜め込まなかったのは良かったんじゃないかな。

  母

それはそうね。ストレスを溜めないのは良かったんじゃないかな。

  亘

それでも、1月頃は精神的にも肉体的にも疲れてたかも。一日中、勉強していたから。

  母

私から見ても、量はこなしているみたいだったけど、まだまだやることがあるんじゃないかって心配だった。勉強した割に点数が伸びないし、過去問の点数を見ても、まだまだ安心はできない感じだったし。

  亘

それに、開成の対策コースで出される問題はやっぱり難しかった。社会みたいにもともと苦手だとわかっている教科はともかく、得意教科で点数が悪い時はやっぱり不安になったな。

  母

塾から帰ってきたときの顔を見ると、その日は良くできたのか、できなかったのかが、何となくわかった。

  亘

落ち込んでるときは、何も言わなくても雰囲気で物語っていたかも(笑)。でも、僕はへこんでもすぐに忘れるから。まだ入試本番じゃないし、次があるよねって。

  母

そんな風にのほほんとしてるから、ときどきプレッシャーかけたんだけど。入試の倍率が3倍だったkら、「3人に1人くらいしか合格できないんだよ」とか、言ったの覚えてる?

  亘

そういわれても、僕はあんまり気にしなかった(笑)。100人に1人とかなら焦るかもしれないけど、3人に1人なら大丈夫かなって。だから入試本番もあんまり緊張しなかった。

  母

試験が終わって出てきた瞬間に「受かった!」って言ってたよね(笑)。

  亘

いつも以上によく解けたからね。自己暗示じゃないけど、自信を持つのは大事。僕の場合は、6年生の時に受けた全国統一小学生テストで14位になったことが大きな自信になった。それを胸に刻んで、受験もがんばれたな。

  母

なかなか成績が伸びなくて、モチベーションが下がってしまったらどうしようと思っていたこともあったけど、最後までがんばったね。

  亘

大変なこともあったけど、受験をやめたいとは思わなかった。将来の夢をかなえるために、まず中学受験を乗り越えなきゃって言う気持ちがあったからかな。

  母

目標を持ち続けられたのが良かったね。これから受験する人たちに言えることがあるとすると、「目標を見失わずにがんばってください」ということかな。

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