子どもと一緒に楽しむ遊び心が必要
小学1年生から3年生は学力の土台を築く時期ですが、しっかりと遊ぶことも大切。どのような遊びをしているのか、その内容が問われます。
「自分で何かをつくり出すことをさせてあげてほしいですね。折り紙でも工作でもいいでしょう。最近は、暇な時間を自分で埋められない子が多いんです。塾に早めに来た子に折り紙を渡して『好きなものをつくってみて』と言ってもまったく興味を示さない。自分で考えて、適当にやってみるということができないんです。失敗するのを恐れて、一歩を踏み出せない。失敗するからこそ身につくことがたくさんあります。遊びを通して、失敗体験をすることは重要です」(土屋謡子先生)
「手を動かす遊びをもっとしてもらいたいですね。子どもにとっては、身の回りのものすべてが遊び道具。たとえば、ハサミを使うにも最初は力の入れ方もわからないですよね。もしも右利きなら、紙を切るためには実は左手の動かし方が大切だったりします。そういうことは実際に体験しないと見えてこないはずです」(中﨑睦先生)
手を動かすことを遊びに取り入れてもらうため、1年生の塾のホームワークの最終ページには紙工作をつけています。しかし、最近では手をつけないまま提出する子どもがほとんどだそう。「前もって『夏休みにつくってくださいね』と伝えておいても、誰ひとり持ってこないことも。散らかるのが嫌だったり、準備が面倒だったり、汚れるからと、のりも使わせない。今は便利なテープのりなどもありますが、こういうときはのりを四隅に塗る、全体に塗るというのを知るのも経験です。学習面でも、図形や空間のセンスが培われていくんですよ」(土屋先生)
「子どもには遊びが必要ですが、親にも遊び心が必要です。いかに、子どもと一緒に楽しめるか。遊びと勉強を結びつけることは大切ですが、勉強には役に立たない遊びがあることを覚悟して、ぜひつき合ってあげてください。そういうものをどれだけ持っているかが、将来その子の人間としての大きさや魅力になりますから」(中﨑先生)
最後に、子どもとゲームのつき合わせ方についても伺いました。「ゲームをゼロにするのは難しいでしょう。1日○分と時間を決めて遊ばせてください。そして、ルールを決めたら親も一緒になって、何が何でも守り通すことです」(中﨑先生)


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