取材・文/國天俊治、陶木友治、西田知子 
写真/石井和広 イラスト/中村純司

"国語がすべての基本"と言われれば、何となく納得するけど、
そもそも「国語力」って何でしょう?
さらに、それを低学年のうちに身につける重要性って?
低学年の子どもを持つ親必見の特集です。

そもそも国語とは「言葉」を学ぶ学問



"国語の勉強"と聞いて、どんなことを思い浮かべるでしょうか?文章を読んで内容を要約すること、漢字の練習をすること、ことわざの意味を調べること……。確かにそれもすべて国語の勉強と言えます。実際、中学受験においては、難解な文章を読んで登場人物の複雑な心情についてまとめたり、漢字を正しく書いたり、ことわざの意味を答えたりしなければいけません。
しかし、そもそも国語とは「言葉を学ぶ学問」です。言葉を学ぶということは、他者とコミュニケーションを取るために必要なこと。

つまり、国語の勉強の最も基本にあることは「他者とのコミュニケーション」であると言えます。
私たち大人も、子ども時代からだんだんと言葉を覚え、そして他者とコミュニケーションを取れるように育ってきました。それは意識していないことでしたが、実は小さな子どもにとってとても難しい作業でもあったのです。
しかしその記憶がなくなってしまった今、目の前にいる子どもが簡単な文章なのにうまく音読できないこと、常識と思われる言葉を知らないことなどを、大人は歯がゆく感じがちです。だけど焦る必要はありません。子どもは今、「言葉」をものすごいスピードで習得している最中なのですから。
そうして、そんな最中にいる子どもに対して、親がしてあげられることはたくさんあります。それは「たくさん会話をすること」、「読み聞かせをしてあげること」など、決して難しいことではありません。
もし親が特に何もしなくても、子どもは普段の生活の中で、自ら必要最小限の「国語力」は習得していけるでしょう。しかし、ちょっとした働きかけをすることで、子どもの「国語力」は飛躍的に伸びる可能性を秘めています。もちろん、それは小学校高学年の子どもでも同様ですが、より吸収の早い低学年のうちに親が働きかけることで、大きな成果を生むといっても過言ではありません。
「国語力」はすべての教科の基本となります。計算がいかに速くて正確でも、複雑な文章問題を理解できる読解力がなければ、算数が得意にはなれません。理科や社会も然り。問題を読み、それを理解できる力は、どんな教科に限らず必要な力だと言えるでしょう。
そして最も大切なことは、先ほども述べた通り、他者とコミュニケーションを取るために必要不可欠な能力であるということ。学校の勉強や中学受験に限らず、子どもが生きていく過程で「国語力」が必須であることを親が理解し、積極的に子どもの国語力アップに努めたいものです。
本特集では、四谷大塚の低学年担当の先生を中心に、高学年担当の国語や算数の先生にも話を聞きました。ぜひ実践したい子どもの国語力アップの秘訣が満載です。


 ◆国語力は算数に影響をおよぼす!? 算数に必要な国語力
 ◆うちの子はどのレベル? 子どもの国語力をチェック! part.1
 ◆うちの子はどのレベル? 子どもの国語力をチェック! part.2
 ◆学力アップの種はいっぱい! 国語力をアップさせる日常の過ごし方
 ◆国語力はすべての基本 中学受験に必要な国語力

※まだ会員登録のお済みでない方は、全ての記事が読める無料会員登録


サイトマップ
人気記事ランキング
01 特集
そのひと言が子どもを変える! 学力を伸ばすほめ方・励まし方
02 スペシャルウィーク
9歳までに身につけたい国語力
03 子育てに効く脳科学のお話
頭をよくする方法はある?

サイト内検索
 

RSS登録
これまでの特集記事



気になる記事ピックアップ
これまでに公開された記事の中から気になる記事をランダムでピックアップし、表示しています。