Vol.67

ただ書き写すだけではダメ!?
学力を伸ばすノートの取り方

目や耳をフルに使って
ノートを取ろう


 「ノートを取る」というと、授業中に先生の板書を黙々と書き写すことを想像する人が多いのではないでしょうか。 しかし、東大生をはじめ、有名大学に合格した学生たちに話を聞くと、ただ板書を書き写すだけではなく、先生の雑談をメモしたり、自分の考えを整理しながらノートを取っている人が多いことがわかります。

 今年5月、コクヨS&Tによって行われた、中高生対象の調査では、「勉強が得意」と答えた中高生のうち52%が、先生が話したことを耳で聞いて書き留める〝聞き書き"を習慣的に行っていることがわかりました。さらに、この1年で聞き書きを行うようになった生徒の約8割が、「それ以前と比べて成績がアップした」と実感しているそうです。機械的に板書をノートに書き写すだけではなく、先生の話に耳をすませ、自分で考えながらノートを取ることで、より理解が深まることがわかる調査結果です。

 また、現在の教育は、自ら考え、発言することに、重きが置かれるようになっています。最近では名だたる名門校をはじめとする全国の小中高校で、 生徒が用紙に書き記した回答や意見を共有できる「デジタルペン」を続々と導入しています。デジタルペンには赤外線カメラなどの読み取り機器が内蔵されていて、生徒が書いた文字や図を記録。先生のパソコンにリアルタイム で転送され、教室のプロジェクターなどに映し出されるというものです。ほかの生徒がどのように悩みながら書き記したのか、といったプロセスも見ることができ、より深い学びを得ることが可能になりました。

 目、耳、脳をフルに使ったノートをすることは、成績アップにつながります。まずは日頃の授業で、先生の言うことを書き留めたり、自分で気がついたことや感想を記してみるところから始めてみてはどうでしょうか。目や耳をフルに使ってノートをすることは、成績アップにつながります。まずは日頃の授業で、先生の言うことを書き留めたり、自分で気づいたことや感想を記してみるところから始めてみてはどうでしょうか。

取材・文/武田純子 イラスト/柏原昇店



デジタルペン

専用の紙などに書いた文字やイラストをデータ化して、パソコンやタブレットなどに取り込めるペン型の入力機器。書いた内容はデジタルデータで保存・編集できる。最近では企業のほか、小学校をはじめとする教育機関でも積極的に取り入れられている。

物を集めて、並べて、この世界を体感しよう

絵本『キュッパのはくぶつかん』の主人公キュッパは、物集めが大好きな丸太の男の子。本展では「物を見つめ、集め、並べてみることから始まる、私たちの住む世界とのコミュニケーション」をテーマに、自然科学系、歴史系などさまざまなカテゴリーのコレクションやアーティスト作品を紹介する。

「キュッパのびじゅつかん─みつめて、あつ めて、しらべて、ならべて」 開催期間:~ 10月4日(日)
観覧料:一般800円、学生400円、高校生以下無料
  東京都美術館 ギャラリー A・B・C/東京都台東区上野公園8-36
問い合わせ先:03-3823-6921(東京都美術館)
http://kubbe.tobikan.jp

まるで図工室 !?動きがテーマの展覧会

身近な材料や道具を使った“動く”作品を展示する「動きのカガク展」は、さまざまな動きの表現力に触れ、観察し、その構造を理解・体験できるユニークな展覧会。会場は、子どもも楽しめるような図工室をイメージした空間になっている。期間中はワークショップなどの体験型企画も開催される。

「動きのカガク展」
開催期間:~ 9月27日(日)
入場料:一般1,100円、大学生800円、高校生
500円、中 学 生 以 下 無 料 21_21 DESIGN
SIGHT /東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッド
タウン・ガーデン内/問い合わせ先:03-3475-2121
http://www.2121designsight.jp

昆虫、植物、魚など生物画の魅力を知ろう

昆虫や植物などの生物をスケッチして生み出される「生物画」の魅力を解説。生物画を支える道具やテクニックを、学芸員やプロが作成した生物画を織り交ぜながら紹介する。9月13日(日)、10月11日(日)には、子ども対象のワークショップ「いきものスケッチ」(当日受付)も開催。

「生き物を描く~サイエンスのための細密描画~」
開催期間:~ 11月3日(火・祝)
観覧料(常設展も含む):20 ~ 64歳720円、20歳未満・学生400円、高校生・65歳以上200円、中学生以下無料 
神奈川県立生命の星・地球博物館/神奈川県小田原市入生田499
問い合わせ先:0465-21-1515
http://nh.kanagawa-museum.jp

ウィーン美術史美術館の風景画を一堂に展示

600年にわたりウィーンに君臨したハプスブルク家のコレクションなど、膨大な数の美術作品が所蔵されるウィーン美術史美術館。本展では、ウィーン美術史美術館が所蔵する絵画作品の中から「風景」に焦点をあて、約70点の作品を展示。ヨーロッパにおける風景表現の歩みを鑑賞しよう。

「ウィーン美術史美術館所蔵 風景画の誕生」
開催期間:9月9日(水)~ 12月7日(月)
入館料:一般1,500円、高校・大学生1,000円、小・中学生700円
 Bunkamura ザ・ミュージアム/東京都渋谷区道玄坂2-24-1
問い合わせ先:03-5777-8600(ハローダイヤル)
http://www.bunkamura.co.jp/museum/ exhibition/15_wien/index.html

千葉県内のすべての私学が集うフェア

渋谷教育学園幕張、東邦大学付属東邦、昭和 学院秀英など、千葉県内のすべての私立中高が集まる合同フェアが9月20日(日)に幕張メッセで開催される。各校紹介のほか、セミナーも実施される。ほぼすべての参加校が相談ブースを設けているので、志望校の雰囲気やカリキュラムなど直接相談してみよう。

「2015千葉県私学フェア」
9月20日(日)10:00 ~ 16:00
入場無料・予約不要
幕張メッセ 国際展示場/千葉県千葉市美浜区中瀬2-1
問い合わせ先:043-241-7382(千葉県私立中学高等学校協会)
https://chibashigaku.jp/

ライフプランを考える 作文コンクール

NPO法人日本FP協会が、子どもに対する金融経済教育の充実を願って開催するコンクール。課題図書『夢をかなえる』(ホームページでも閲覧可能)を読み、作文と「ライフプランシート」を作成・提出しよう。「将来の夢をかなえるためには、なにをしたらいいのだ ろう?」という具体的な夢への道のりが見えてくるはずだ。

「小学生『夢をかなえる』作文コンクール
応募締切:10月31日(土)消印有効
応募資格:全国の小学生
問い合わせ先:0120-211-748(受付時間は平日の10:00 ~ 16:00)
http://www.jafp.or.jp/personal_finance/ yume/index/

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