体力と技術を向上させ自信をつけさせる

 放課後のグラウンドでクラブ活動を始めるサッカークラブの部員たち。準備運動の後、ボールを使ってパスの練習、チーム対抗形式のドリブル合戦、ポジションごとの動きの確認、試合形式の実戦練習も。どの練習にもきびきびとした動きと真剣な表情が見受けられます。

 走るのが好きだったことから入部を決めたという部長の阪本麻衣さんは、部員間の絆に吉祥女子サッカークラブ特有の魅力を感じています。

  「学年を超えたつながりを感じられるのは、うちのクラブのいいところ。卒業後もお互いを高めながらつき合える人たちと出会えました。特に、勉強もクラブ活動も両立させている憧れの先輩たちに接すると、私もがんばらなければ、という気持ちに自然となります」 気になる部活調査隊

グラウンドの外では、顧問の先生方の指導のもと、映像で試合を振り返りながら改善点の分析を行ったり、部員たちだけでミーティングを重ね、チームの結束を固めることも。

「サッカーは常に自分で考えながら行動しなければならないスポーツ。部員たちの自主性を生かすクラブ活動を心がけています」と話すのは、顧問の楢原宏一先生。クラブ活動によって身についた〝考える習慣〞は、部員の生活に良い影響をもたらしているよう。

「クラブ活動を行う分、勉強する時間が限られているので、短時間で集中し、メリハリをつけるようになりました。また、後輩ができて責任感が生まれ、周囲のことまで考えた行動を意識できるようになりました」(阪本さん)

   中高の6年間、部員たちはサッカーを通じて心身ともに成長していきます。顧問に就任して以来、数多くの生徒の成長を目にし続けてきた楢原先生は、クラブ活動の意義を確信しています。

「体力面の練習は、ときには大学生レべルに匹敵することも。筋力や持久力で男子に引けを取らない部員もいます。体力面、技術面が成長すると、表情も変わりますね。それは自信を手に入れたからです。努力して得た自信は将来に向けても役立ちます。OG達は社会人になって、より吉祥サッカークラブの意義を強く感じるようになります」

オープンキャンパスでは、小学生を対象としたサッカー教室を部員が開催。年下の子どもたちと接する体験を通じて、教えることの難しさや、触れ合いの楽しさを実感する。

全員が持っているわけではないが、女子には気になる日焼け対策として、多くの部員が日焼け止めを持参。真夏には塩分補給用の飴を必須アイテムに加える部員もいるそう。

「都内には“8強”と呼ばれる、経験者の多い強豪校があります。その強豪校を相手に、試合で勝利する。それが、チームとしての一番の目標です」(阪本さん)

取材・文/堀雅俊 写真/東京フォト工芸(松谷祐増)

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