Vol.57

全国学力調査から見えた、
生活習慣と学力の関係

携帯電話やゲームの
やり過ぎには注意


これまで全国最下位になることが多かった沖縄県ですが、今回は小学6年生の全教科で大きく成績を伸ばしました。特に算数Aでは、昨年の最下位から6位に急上昇。その理由の一つは、例年全国トップクラスの成績を収めている秋田県の指導法を取り入れたことです。「子どもの好奇心と〝なぜ〞を追求する」「子ども同士がよく話し合って意見交換する」といった秋田県の教育モットーを踏まえて、授業の目標や流れをわかりやすく記す板書方法、子どものやる気を引き出すほめ方などを実行したことが功を奏しました。

また、今回のテスト結果と生活習慣との関連を見ると、「新聞を読んでいる」「朝食を毎日食べる」「毎日、同じぐらいの時刻に寝る」などとアンケートで回答した生徒ほど、平均正答率が高い傾向が見られます。

そして注目すべきは、学力と携帯電話・スマートフォンとの関係性。携帯電話やスマートフォンで通話・メール・インターネットをする時間が長い子ほど、得点率が低い傾向が明らかになりました。たとえば、中学3年生の数学Aの平均正答率は、携帯電話やスマートフォンの使用時間が30分未満の生徒は72.7%に対して、4時間以上使う生徒は55.7%。小学6年生の算数Aでは、30分未満使用の児童の正答率79.8%に対して4時間以上使用では66.6%と、大きく差が開きました。

もちろん、情報機器の使用はデメリットばかりではありません。アプリケーションを使って効率的に漢字や英単語などの学習をしたり、映像授業を受けたり、電子書籍で読書をしたりと、使い方によっては、学習にも大いに役立ちます。使用方法や時間を決めるなど、親子で話し合って適切な使い方をしましょう。

取材・文/武田純子 イラスト/柏原昇店



全国学力・学習状況調査

全国の小学6年生と中学3年生を対象に、文部科学省が2007年から年1回実施している学習調査試験。今年は算数・数学と国語について、基礎知識をみる「A問題」と、応用力をみる「B問題」を実施。合わせて、生活習慣・学習環境に関するアンケート調査も行った。

国立科学博物館の至宝ヨシモトコレクション

国立科学博物館には、大型哺乳類の剥製およそ400点からなる「ヨシモトコレクション」が常設展示されている。世界各地から収集した膨大なコレクションを築いた実業家、ワトソンT.ヨシモト氏にスポットを当てて、ヨシモト氏の残した標本・映像・写真を紹介。国立科学博物館によるコレクションの調査研究成果を合わせて展示し、その魅力を探る。

「ヨシモトコレクションの世界」
開催期間:~ 2015年1月18日(日)
入館料:一般・大学生620円、高校生以下・65歳以上無料
 国立科学博物館 日本館1階中 央ホール、企画展示室
東京都台東区上野公 園7-20 /
問い合わせ先:03-5777-8600(ハ ローダイヤル)
http://www.kahaku.go.jp

デ・キリコの独創的な絵画世界を紹介

20世紀を代表する画家、ジョルジョ・デ・キリコ。本展は、パリ市立近代美術館に寄贈された未亡人イザベッラの旧蔵品を中心に、デ・キリコの創作の足どりを、約100点の作品でたどる展覧会。謎めいた憂愁が漂う、神秘的で詩的な雰囲気を持つ作品世界に触れることができる。

「ジョルジョ・デ・キリコ─変遷と回帰」
開催期間:10月25日(土)~ 12月26日(金)
入館料:一般1,000円、大学生700円、中・高校生500円、小学生以下無料 パナソニック汐留ミュージアム
東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
問い合わせ先:03-5777-8600(ハローダイヤル)
http://panasonic.co.jp/es/museum/

フィレンツェを代表する作品を堪能

世界的に名高いウフィツィ美術館の収蔵品を通して、15世紀から16世紀にかけてのフィレンツェ美術の流れを展観する展覧会。《パラスとケンタウロス》をはじめとするボッティチェリ作品のほか、16世紀のフィレンツェ美術を牽引した主要な画家たちの約80点に及ぶ作品を展示し、豊かで多様なフィレンツェ・ルネサンスの真髄に迫る。

「ウフィツィ美術館展」
開催期間:~ 12月14日(日)
観覧料:一般1,600円、大学生1,200円、高校生900円、中学生以下無料
観覧料:一般1,600円、学生1,300円、高校生 800円、中学生以下無料 東京都美術館/東 京都台東区上野公園8-36
問い合わせ先: 03-5777-8600(ハローダイヤル)
http://www.uffizi2014.com

足利将軍家が収集した宝の数々を一挙公開!

室町文化の頂点に君臨した、足利義満ら将軍家によって収集されたコレクション「東山御物」。当時の中国的な感性を代表するだけでなく、その後の日本人にとって美意識の規範になった。三井記念美術館で行われる「東山御物の美─足利将軍家の至宝─」では、東山御物の絵画・工芸から、極めて高い評価を受けてきた唐物の至宝を展示する。

「東山御物の美─足利将軍家の至宝─」
開催期間:~ 11月24日(月・祝)
入館料:一般1,300円、高校・大学生800円、 中学生以下無料 三井記念美術館
東京都中央区日本橋室町2-1-1 三井本館7階
問い 合わせ先:03-5777-8600(ハローダイヤル)
http://www.mitsui-museum.jp

東京オリンピックと新幹線、50年の軌跡

今年は、1964年の東京オリンピック・パラリンピック開催と、新幹線の開業から50年目。本展では、終戦から高度経済成長期までの東京の社会・市民生活の変化を、新幹線の開業と東京オリンピック・パラリンピックに焦点を当て紹介。15m×6mの巨大ジオラマも登場。半世紀前の日本を振り返り、現在、そして未来の日本を考えるきっかけになる。

「東京オリンピックと新幹線」
開催期間:~ 11月16日(日)
観覧料:一般1,340円、大学・専門学校生1,070円、小・中・高校生・65歳以上670円 江戸東京博物館1階展示室
東京都墨田区横 網1-4-1
問い合わせ先:03-3626-9974(代表)
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/  

じっくり相談して、志望校を固めよう!

学習院、成城、法政、東京都市大附属など、数多くの私立中学校・高等学校が集まる相談会。入試本番に向けて、志望校を固めるこの時期に、学校説明会では聞けなかったことを聞いたり、説明会参加後に新たに湧いてきた疑問を解消したりするチャンス。各学校の先生と1対1で話すことができるので、じっくり相談してみよう。

「2014私立中高進学相談会in秋葉原UDX」
11月9日(日)12:30 ~ 16:30
秋葉原UDX2階 アキバ・スクエア(秋葉原 駅直結)
東京都千代田区外神田4-14-1
問 い合わせ先:03-3515-3541(大学通信 進学 相談会係)

サイトマップ
人気記事ランキング
01 特集
そのひと言が子どもを変える! 学力を伸ばすほめ方・励まし方
02 スペシャルウィーク
9歳までに身につけたい国語力
03 子育てに効く脳科学のお話
頭をよくする方法はある?

サイト内検索
 

RSS登録
これまでの特集記事



気になる記事ピックアップ
これまでに公開された記事の中から気になる記事をランダムでピックアップし、表示しています。