Vol.47

海外留学促進運動で
若者の留学率アップなるか?

留学者数を倍増!文科省の計画とは


グローバル社会の到来と言われる昨今ですが、日本人の海外留学者は年々減少傾向にあります。2004年の約8万3千人をピークに、2010年には約5万8千人まで減少しました。海外留学者の割合は学生全体の1%に過ぎず、この数字はOECD(経済協力開発機構)加盟国平均の半分という低水準。日本の学生の内向き傾向が懸念されています。この状況を憂慮して、文部科学省は、2013年10月から若者の海外留学を後押しする「トビタテ!留学JAPAN」キャンペーンをスタートしました。東京オリンピックが行われる2020年までに、現在の6万人から12万人へと留学者数を倍増させようという計画です。

「トビタテ!留学JAPAN」発足の記者会見では、歌手の倉木麻衣さんが「海外でしか体験できないことを感じることが大事」とアドバイス。ミスユニバース2007の森理世さんは「最初は不安でも、カルチャーショックは世界を見るためのすばらしいショック」と留学志願者にエールを送りました。

今後は高校生や大学生対象イベントの開催、留学体験談などの情報提供、留学情報検索サイトの公開などを計画しています。また、文部科学省はキャンペーン発足に先立って、民間企業と連携する「給付型奨学金制度」を2014年に創設する方針を明らかにしました。この制度では、文部科学省と企業が、留学希望者を留学計画の審査や面接で選抜。学生は、出資企業による事前研修を受けて海外に留学します。帰国後は、出資企業の長期インターンシップや企業説明会に参加可能。企業は優秀な学生を発掘でき、学生も選抜を通じて目標を定められ、かつ留学成果を就職に生かせるという双方のメリットが期待できます。

2020年は、現在の小学生も留学を考え始める頃。世界各国に飛び立つ若者が増えることを期待したいですね。

取材・文/武田純子 イラスト/柏原昇店



各大学の海外留学対策

学生の留学離れが進む中、広島大は2010年より短期留学プログラム制度を導入。東京大や慶應義塾大は、海外の大学で夏に開催されるサマープログラムに参加しやすいようにと4学期制の導入を決定したほか、一橋大も新入生の海外留学必修化を打ち出した。

日本の「モノづくり」に焦点を当てる企画展

日本が世界に誇る産業・文化を支える「技」に光を当て、オンリーワン技術、世界に自慢したい優れた製品・技術などを広く紹介する。1300年前から続く伊勢神宮の式年遷宮、極小部品、宇宙開発に至るまで、日本の宝である伝統、文化、技術を200点以上展示。職人によるモノづくり体験イベントも実施。

企画展「THE 世界一展 ~極める日本! モノづくり~」
開催期間:~ 2014年5月6日(火・祝)
観覧料:大人1,000円、18歳以下300円、高校生700円、未就学児無料
日本科学未来館/東京都江東区青海2-3-6
問い合わせ先:03-3570-9151(代表)
http://www.miraikan.jst.go.jp/

浮世絵の傑作が国内外から大集合!

「国際浮世絵学会」の創立50周年を記念して、写楽や歌麿、北斎、広重など、教科書で見たことがある浮世絵の名品を一堂に集めた展覧会。ロンドンの大英博物館、ベルリン国立アジア美術館など海外美術館と国内のコレクション計約50か所から、選び抜かれた作品約340点を展示。浮世絵の誕生期から昭和までの多種多様なジャンルが理解できる。

「大浮世絵展」
開催期間:2014年1月2日(木)~ 3月2日(日)
観覧料:一般1,300円、大学・専門学校生1,040円、小・中・高校生・65歳以上650円 
江戸東京博物館/東京都墨田区横網1-4-1
問い合わせ先:03-3626-9974(代表)
http://ukiyo-e2014.com/

日本絵画の魅力を約40点の名品でたどる

全米屈指の規模と質を誇るクリーブランド美術館の日本美術コレクション約40点を紹介。日本の絵画で人や自然の姿がどのように描かれてきたかを、平安から明治時代までの名品と、雪村周継、渡辺始興など人気絵師の作品から概観し、日本美術の流れとその魅力に迫る。

「クリーブランド美術館展─名画でたどる日本の美」
開催期間:2014年1月15日(水)~ 2月23日(日)
観覧料:一般1,000円、大学生800円、高校生600円。同時開催の「人間国宝展」との2展共通観覧料:一般1,600円 
東京国立博物館/東京都台東区上野公園13-9
問い合わせ先:03-5777-8600(ハローダイヤル) 
http://www.tnm.jp/

「食料」をテーマに絵を描いてみよう

「地球を守るために、ポスターにメッセージを込めて世界に発信していこう」と、小学生および中学生の子どもたちに絵を描くことを呼びかけるコンテスト。今年のテーマは「食品ロス~食べ物を大切にして、地球を守ろう! 食料を捨てることは地球の恵みをムダにすること」。限られた資源を効果的に使って食料を生産し、みんなが協力し合って、大切な食料が地球上の人々に行き渡るようにするにはどうしたらよいかを考えてみよう。

「国連子供環境ポスター原画コンテスト」
応募締切:2014年3月15日(土)
※当日消印有効
問い合わせ先:03-5442-3161(地球環境平和財団・事務局) 
http://fgpe.net//

地球環境保護についてみんなで考えよう!

環境保護のためにできることを、作文・絵・自由研究のいずれかで提案する「こども環境大賞」。作文・絵画部門のテーマは「わたしが取り組んでいるエコ活動」「大切にしたいわたしたちの自然」「20年後のわたしたちの暮らし」の3つ。自由研究部門は「いきものや自然を観察し、地球環境を守るアイデアを考えよう」「地球環境保護に役立つ新製品や、社会のしくみを考えよう」の2つ。大賞・優秀賞入賞者は生物の宝庫「西表島」に親子で招待。

「第6回こども環境大賞」
応募締切:2014年1月31日(金)
問い合わせ先:03-6403-5695(「こども環境大賞」事務局)
http://www.mangroveworld.com/kodomo/

ポプラポケット文庫の感想文を大募集

ポプラポケット文庫の中から、自分にとっての大切な一冊を選んで感想文を書こう。作品を読んで感動したこと、勇気づけられたことなど、未来に伝えていきたい内容を原稿用紙800字以内にまとめて応募しよう。大賞には「この人を見よ! 歴史をつくった人びと伝」20巻セット、優秀賞にはポプラポケット文庫50巻セットをプレゼント。入賞者は4月下旬にポプラ社ホームページにて発表する。

「第9回 ポプラポケット文庫 読んでほしいこの一冊コンクール」
応募締切:2014年2月28日(金)
※当日消印有効
問い合わせ先:03-3357-29
http://www.poplar.co.jp  

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