Vol.38

金銭感覚はいつから育むべき?
現代の子どもの「お金観」

金銭教育に力を入れたい保護者の
割合は約9割

「お金は汚いもの」と考える中高生が8割弱―投資教育に携わる証券アナリストの岡本和久氏が、全国の学校で「お金はきれいなもの? 汚いもの?」と質問した際に、"ネガティブなお金観"を持つ子どもたちが大多数を占めたという記事が、日本経済新聞(電子版2013年2月8日付)に掲載されました。長引く不況で所得が伸び悩み、「お金の貯め方・使い方」が重要視される中、次世代を担う子どもたちがお金について「なんだか怖いもの」「汚いもの」というイメージを持っているのは残念なことです。こうした状況への危機感からか、「子どもの金銭教育 に力を入れていきたい」「すでに力を入れている」と答える保護者の数は87%に達しています(日本経済新聞電子版・2013年1月19日付)。

正しい金銭感覚を身につけさせる第一歩は、「お金を使う意味」を理解させること。たとえば、お年玉を降って湧いたお金のように好き勝手に使わせるのも、親が強制的に貯金させるのも、どちらもよい方法とは言えないのではないでしょうか。お金をタブー視せず、親子で話し合い、労働によってお金が発生することの意味や、貯蓄の仕組みとそのメリットを教えるほか、何をどんな目的で買うのか考えてお小遣い帳に記入させるなど、本人に管理を任せて試行錯誤させることも大切です。

現在、さまざまな団体や企業が子ども向けの金銭教育イベントを実施して います。たとえばNPO法人おかねの楽校は、小学4~6年生を対象に、約1年間月1回程度のファイナンシャル・プランナーが指導するスクールを開催。お金の役割や増やす手段など、お金に関する知恵を、ゲームや仕事体験を通じて学ぶ内容です。

子どもの頃に身についた金銭感覚は、大人になってから大きな影響を与えるといいます。早いうちに適切な「お金の知識」を身につけてほしいですね。

イラスト/柏原昇店 取材・文/武田純子



金融教育

金融広報中央委員会はペイオフ解禁となった2005年を「金融教育元年」と定め、07年 には「金融教育プログラム」を発行して各学校での指導計画例を示した。金融自由化以降、正しい金融の知識を子どもたちに身につけさせるための教育が特に重要視されている。

ラファエロ作品が集結 日本初の大規模展

レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロと並びイタリア・ルネサンス期の3大巨匠とも称される画家、ラファエロの大規模な展覧会がヨーロッパ以外でこのたび初めて開催される。優美で愛らしい聖母子像や肖像画など、西洋で長年美術のお手本とされてきたラファエロ作品の数々を堪能できる。傑作《大公の聖母》も日本初公開。

「ラファエロ | Raffaello」
開催期間:~6月2日(日)
観覧料:一般1,500円、大学生1,200円、高校生800円、中学生以下無料
国立西洋美術館/東京都台東区上野公園7-7 問い合わせ先:03-5777-8600 (ハローダイヤル)
http://raffaello2013.com/

ルーベンスの多彩な絵画芸術活動を紹介

17世紀の画家、ペーテル・パウル・ルーベンスは、『フランダースの犬』の主人公ネロが生涯憧れていた画家としても有名。本展では、ルーベンスの自筆作品を紹介するとともに、アントワープでの工房作品、専門画家たちとの共同制作作品、版画制作なども展示。油彩画のほとんどが日本初公開。

「ルーベンス 栄光のアントワープ工房 と原点のイタリア」
開催期間:~4月21日(日) 観覧料:一般1,500円、大学・高校生1,000円、中・小学生700円
Bunkamura ザ・ミュージアム/東京都渋谷区道玄坂2-24-1
問い合わせ先:03-5777-8600(ハローダイヤル) http://rubens2013.jp/

ニュースを読み解くチカラをつける検定試験

ニュース時事能力検定は、新聞やテレビのニュース報道を読み解くための「時事力」を検定する唯一の試験。小学生から高齢者まで、全国累計13万人以上が受検している。時事問題の理解に欠かせないキーワードや、社会の仕組みと流れについての知識を1級から5級の6段階に分けて測定。テーマは政治、経済、暮らし、社会・環境、国際の5つ。

「第21回 ニュース時事能力検定試験」
実施日:6月16日(日)
受付期間:3月18日(月)~5月17日(金)
問い合わせ先:0120-916936(日本ニュース時事能力検定協会事務局)
※詳細は、下記URL参照のこと
http://www.newskentei.jp/

全国の神社の文化財が集まる大規模展覧会

伊勢神宮の第62回式年遷宮を機に、神社本庁をはじめ、日本全国の神社の全面的な協力を得て、神社の宝物や日本の神々に関する文化財を総合的に紹介する展覧会。神のための調度品としてつくられた「古神宝」など、国宝・重要文化財160点を含む、およそ200点が展示される。全国の神社パワーを結集した、過去最大の神道美術展だ。

「国宝 大神社展」
開催期間:4月9日(火)~6月2日(日)
観覧料:一般1,500円、大学生1,200円、高校生900円、中学生以下無料
東京国立博物館 平成館/東京都台東区上野公園13-9
問い合わせ先:03-5777-8600(ハローダイヤル)
http://daijinja.jp/

デザイン的思考を親子で育もう!

NHK Eテレで放送中の、子どもたちの未来をハッピーにする“デザイン的思考”を育てる教育番組『デザインあ』の展覧会。日々の生活で欠かせない洞察力や創造力、身体能力につながる“デザインマインド”を育むべく、全身で体感できる作品を、21_21 DESIGN SIGHTにて展示。

「デザインあ展」開催期間:~6月2日(日)
入場料:一般1,000円、大学生800円、中高生500円、小学生以下無料
21_21 DESIGN SIGHT/東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン・ガーデン内
問い合わせ先:03-3475-2121
http://www.2121designsight.jp/

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